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2011/03/01のBlog
ありもと@孟子です。。 みなさんこんばんは。。。

2月26日8時 孟子不動谷にいました。
本日10時に、わんぱくクラブの面々が孟子にやって
きます。

ホーホケキョ!!
ウグイスの初音です。
2002年 3月20日
2003年 3月 1日
2004年 2月15日
2005年 2月20日
2006年 2月 4日
2007年 2月10日
2008年 2月 8日
2009年 2月10日
2010年 1月18日
2011年 2月26日
年明けからの低温は、ウグイスの生殖活動にもすく
なからず影響があったようです。
昨年孟子観測史上初めて、1月に初音が聞けたウグ
イスが、今年は2月末まで「沈黙」していました。
ウグイスの生殖ホルモン分泌を司るものが、若干は
「積算気温」の要素もあるという 証左なのかもしれ
ません。

丸嶋水田に探餌に降りていたキジバトが♀のハイタカ
の襲撃を受けて、すんでのところで逃げおおせました。
♀のハイタカはバツが悪そうに、コナラの横枝に止まっ
ています。

延命地蔵のそばの谷道を、ヤマドリの♀が歩いています。
今朝は鳥によく出あう朝です。

ニホンアカガエルの卵塊を調べます。
北原池 2
黒江池 9
きみひろ池 94
森さん水路 13
クランク水路 10
合計127個の卵塊を確認しました。
ここ数日暖かい日が続いていたので、もう少し個数が増え
ているかと期待しましたが、若干「立ち上がり」が悪いです。
これも遅れたウグイスの初音同様、積算気温の影響なの
かもしれません。

ノスリの成鳥が枝を掴んで飛んでいます。
これは大変興味深い行動です。
今年孟子ではこの♂成鳥1羽しか確認できず、♀の存在
は未確認なので、この枝運びも単なる「誇示行動」にすぎ
ない可能性もあるのですが、特筆すべき行動なのでしっか
り写真を撮ります。

ノスリは和歌山県では繁殖記録はありませんが、大阪府、
三重県などで近年繁殖記録が増えています。
孟子では2006年9月3日に、巣立ち雛のような若い幼鳥
を確認したことがあり、あまり遠くない場所で営巣している
のかもしれないという疑念を、ずっと持っていたのです。

今シーズンも1羽しか確認していないので「糠よろこび」にな
る可能性も大きいのですが、しばらく行動を見守りたいと思
います。

10時
わんぱくクラブの面々11名が到着しました。
お手伝いをお願いしていた山鷲君も到着し、孟子でのわんぱ
くクラブが開始しました。

まず森さんの水田の水溜りに産卵して、干上がりかけたニホ
ンアカガエルの卵を、水路に移動してもらいます。
「わぁードロドロで気持ち悪い!」
口ぐちに叫び声をあげながらも、めいめい卵塊を掌にのせて、
水路に向けて運んでいます。

この年齢の子どもたちにとって、「触る」ことは何よりの「勉強」
です。
この年齢のうちにカエルの卵を触っておくことは、彼らにとって
必ず何者にも替え難い貴重な体験になるはずです。

その後もクランク水路、きみひろ池、黒江池・・・とニホンアカガ
エルの卵塊をとにかく「触らせ」ました。

また、黒江池のそばの橋をめくって見つけたカスミサンショウウ
オの産卵待機中の成体も、バケツに入れさせ、触らせ、観察
させました。

この時期に卵をいじりまくられるのは、卵塊調査をしているあり
もとにとっては「迷惑」でしかないのですが、彼らのためには、お
もいっきり触らせることが一番の勉強なのだと信じ、触ってもら
います。

未来遺産調査を託している向陽中学の子どもたちと違って、小
学生ばかりの彼らに、小難しい理論をまくしたてても何の効果
もありません。
この年頃の子どもには、まず、思いっきり触らせることこそ一番
重要なのです。

自分の経験から言っても、この年齢の頃に触りまくって覚えた感
触は、上の学年になって教科書で習う生物の知識の上に、みず
みずしい「色付け」をしてくれます。
逆に言うと、この年齢の頃に、この経験をさせないと、生物の教
科書が「白黒」に写り、大学入試を終えると忘却するだけの、単
なる「受験対策のみの知識」に終わってしまうと思います。

生物多様性という言葉を、一般民衆の中にも植え付けようという
「里山イニシアチブ」の理念は、中学生以上の子どもたちにとって
、生物の知識が、「センター試験対策のみの知識」であっては、
「絵に描いた餅」に終わります。

そういう意味でも、彼らには思いっきり「触って」もらいたいのです。

取り組みとしては些細な取り組みかもしれませんが、これこそが
「里山イニシアチブ」を定着させる最も効果的な取り組みであると
信じつつ、行ってみました。

2月28日
朝から暖かい雨が降っています。

犬飼池に、久々にオシドリが下りています。
ありもとの気配に驚いて、谷の奥に飛んでしまいます。

雨ガッパを着て、ニホンアカガエルの調査を行います。
北原池 2
黒江池 14
きみひろ池 102(内21個孵化)
クランク水路 10(内 4個孵化)
森さん水路 20(内 4個孵化)

卵が孵化をはじめました。
孵化している卵も含めて、26日より21個増加しています。
これからどんどん卵の個数は増えることでしょう。

本格的な春はもうすぐそこです。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
<鳥類>
オシドリ、ハイタカ、ノスリ、フクロウ、ヤマドリ、コゲラ、アカゲラ
キジバト、アオバト、ビンズイ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ
ルリビタキ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ
ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、クロジ
ミヤマホオジロ、カワラヒワマヒワ、ウソ、シメ、スズメ、カケス
ハシボソガラス、ハシブトガラス
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
2011/02/12のBlog
ありもと@孟子です。。 みなさんこんばんは。。。

この日孟子不動谷は、朝から銀世界でした。
これだけ孟子に雪が積もったのを見たのは、初めてのことの
ような気がします。

落葉広葉樹(クヌギ、コナラ、ヤマザクラ)優占の山腹部は、
「霧氷」を思わせるように枝という枝に雪が積もり、水墨画
の世界になっていました。

真っ白な「エビフライ」をいっぱいにつけたノグルミの枝にツ
グミが止まっています。
犬飼池には、久々にミサゴが狩りに来ています。
降りやまぬ雪の中、上空にやっこだこのように、ノスリの成
鳥が浮かんでいます。

今日は県立向陽中学校理科クラブによる、未来遺産調査の
日です。
この大雪で、残念ながらフクロウの巣箱にカメラを設置する
ことはできませんが、ニホンアカガエルとカスミサンショウウ
オの調査を行います。

それと、彼らに「雪」というものをしっかり心に刻んでほしいと
思っています。
この雪の中で、産卵を開始するカエルとサンショウウオがい
るということを、しっかり心に刻んでほしいのです。
最近めっきり少なくなった雪・・・
しかし昔は、和歌山でも、このくらいの雪は「ごく普通」であっ
たにちがいありません。

そんな時代、どこの田んぼでも、水路に溜まった湧水の中に
、雪の中彼らがあたり前のように、産卵していたに違いありま
せん。
4つの明瞭な季節を持ち、さまざまな気温の多様性を持つ温
帯モンスーン気候下の日本列島にあって、その気温の多様性
の中に遺伝子を置きつつ営々と繰り返されてきた彼らのいとな
みを観察するには、この雪は最適の天気と思います。

10時
前川先生に引率されて来た中学生諸君は、さっそく、雪合戦を
はじめました。
それぞれに雪を丸めて掴み、お互いにぶつけあいます。
ひとしきり雪合戦をしたあとは、雪だるま作りです。
これも「調査」の一環です。
雪と戯れる風習は、決して北国の子どもたちのみの「特権」で
は無かったはずです。

西高東低の冬型の気圧配置がビッシリの盛冬には、確かに日本
海側でしか降らない雪も、年が明け、節分が過ぎ、完璧冬型の気
圧配置が壊れるころ、「三寒四温」の「三寒」のタイミングで、太平
洋側にも雪が降るのです。

その太平洋側に雪が降る季節、南の子どもたちは雪合戦に興じ、
ニホンアカガエルとカスミサンショウウオは産卵を開始したのです。

この「あたり前の季節」の中の「里山文化」の意味を、彼らが理解
するのには、この雪が、どうしても「必要不可欠」とも言えるのです。

ひとしきり雪合戦と雪だるま作りに興じた彼らを集め、調査開始で
す。

シャーベット状になったとんぼ池の水の中に、ニホンアカガエルの
卵が並んでいます。
彼らの未来遺産調査は、昨年4月に開始されました。
その時にはとんぼ池には、500頭を超えるニホンアカガエルのオ
タマがいました。
彼らの「カエルの里山物語」は、「ここから」はじまっているのです。
確かに昨年末、県立自然博物館での彼らの発表は見事でしたが、
やはり「ここから」はじまる「カエル物語」ではダメなのです。

本当の「里山のカエル物語」は、雪降る「ここから」はじまることを
知らないといけないのです。
雪の中、カウンターを片手に、かじかむ手で、カウンターを押す・・・
これを体験して初めて本当の「里山のカエル物語」が完結するの
です。

昨日下見に来て本当に良かったと思いました。
彼らに、この寒中、産卵待機するカスミサンショウウオの成体の
姿まで見てもらうことができたのですから!!

「こんな雪降ってるのに・・・コイツ変温動物なんでしょ?」
口ぐちにそう尋ねてきます。

これは話に聞かされだけでは決して理解できないのです。
実際この雪の中で、しっかりと呼吸しながら、倒木の下で「その時」
を待つ、カスミサンショウウオの姿を見て初めて、彼らも「里山の
カエル物語」の「真の証言者」になれるのです。

「カエルの卵を1つ掬って、卵の数を数えてみよか」

そう提案します。
これにも「訳」があります。
卵の数を、カウントする。
そして3月再度卵が出揃った頃のトンボ池の中のニホンアカガエル
の卵塊の個数をカウントす。
この2つの値の積を求め、とんぼ池に産卵された卵が全部孵化した
ら何頭のオタマになるかを概算します。

それと昨年4月以降カウントした、とんぼ池のニホンアカガエルのオ
タマの数を比較します。

「すべての動物の命は、つながり合っている」
こういうコメントは、よく耳にするコメントです。
環境大好きで勉強熱心な彼らなら、一度は聞いたことがある筈です。

しかし「言葉」「概念」で理解しても意味がないのです。
それを「本質」で理解すべきなのです。

彼らは今回、タマゴの個数を数えることで、上のコメントを「本質」で
理解するにちがいないと思います。

卵の時代に「寒の戻り」に合い、卵が凍って死滅する。
卵の時代にカラスに卵を食べられる。
孵化したオタマを食べに、カワセミがやってくる。

カエルになる前に、膨大な数の卵がこのように死を迎えるのは、決し
て「残酷物語」でも「命の浪費」でもないのです。
「死」というプロセスの中で、無くなったように見えるのは、それを食べ
た生き物の中で、真っ赤な炎をたてて燃え続け、命が引き継がれるの
です。

つまりこれが「つながりあっている」という意味そのものなのです。

この寒い雪の中、楽しい雪合戦と一緒に、彼らは里山を理解するうえ
で大切な2つのことがらを「学んだ」のでした。

午後からは「お城の動物園サポーター」の川島さん&松本さん、わか
やまNPOセンターの岩田理事長夫妻&高橋さんが加わります。

午前中の調査で勉強したことを、みなさんに中学生の口から、インタ
プリテーションしてもらいます。

「最も効果的な読書法は、その内容を、誰かに説明するというつもり
で、本を読むことである。」
NHK「週刊子どもニュース」でおなじみの、池上彬アナウンサーの言
葉です。

学んだことをすぐに他人に伝えるプロセスを用意する・・・
このことで彼らの理解がより深まると確信しても今回の試みでした。

たどたどしいものの、彼らは本当に一生懸命に、案内をしています。
そして午前中の調査で学んだことがらを、すべてまちがえることなく
川島さんたちに伝えています。

ありもとは、本当にうれしく思いました。
無理をしてこの雪の日に、調査を行って本当に良かったと思いました。

未来遺産プロジェクト最終年度が間もなく幕を開けます。

昨年にもまして彼らが逞しく成長することを、今回の調査で確信した
ありもと@孟子でした。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
<鳥類>
ミサゴ、ノスリ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、シロハラ、
ツグミ、トラツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ
メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、ウソ、シメ
イカル、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
2011/02/10のBlog
ありもと@孟子です。。 みなさんこんばんは。。。

また1カ月ご無沙汰してしまいました。
月曜日もバタバタと所用が入り、なかなかゆっくり孟子に行くこ
とができませんでした。

明日、今年第一回目の向陽中学の未来遺産調査なので、今日
は公園を抜け出して10時、孟子不動谷に行きました。

わんぱく公園でも今年はツグミが多いですが、孟子でも多いです。
犬飼池の池畔のハゼノキに、30羽以上の群れが来ています。
シロハラも混じって、ハゼノキの果実を奪い合うように食べていま
す。
ありもとが少年の頃は、毎年ツグミはこんな感じでしたが、近年
ツグミの渡来数も減少し、この時期にハゼノキにこれほどのツグ
ミが「鈴なり」になることは、めったにありません。

入口の水田ではモズの♂♀が竹杭に上に並んで止まっています。
これは「春の気配」です。
モズは冬の間は♂♀関係なく単独でテリトリを張る小鳥ですが、こ
の頃になると、♀は自分のテリトリを解消して、♂のテリトリに「お嫁
入り」するのです。
♂♀で並んで止まっているモズを見ると、「春だなぁ」という感慨に
襲われてしまいます。

翼を絞って、矢となって、森さんのお墓のそばの竹林にノスリが突っ
込んで行きました。
何か獲物がいたのでしょう。普段はボーッとしている感じのノスリも
ハンティングの際にはやはり猛禽の精悍さが漂います。
しばらく観察してると、竹林の中から飛びだして来ました。
残念ながら狩りは失敗だったらしく、足には何も掴んでいません。

ゆっくり、ゆっくりとソアリングしながら、こちらに向かってきます。
葡萄色の眼から、成鳥とわかります。
今冬孟子では、この成鳥1羽しか確認できませんでした。

久々の水路道を歩きます。
シロハラの個体数も多いです。
「ピシピシピシッ」と鋭い叫び声をあげながら、林に中に逃げていき
ます。

ヒィ フゥ・・・
上空を口笛を吹きながら、ウソが飛び過ぎます。

ハゼノキの実に、さまざまな小鳥が来ています。
メジロ、ルリビタキ、ツグミ、シロハラ、イカル、エナガ、シジュウカラ
コゲラ・・・
この時期のハゼノキは森の小鳥たちの「レストラン」です。

きみひろ池に着きました。
今日の「おめあて」をさがします。
昨日向陽中学の子どもたちに調査をおねがいする「春の使者」です。
8日の夜に降った、暖かい雨は、きっと「彼ら」を動かしたに違いあり
ません。
今年の冬は、年明けと同時に凍りつき、厳しい冬型の天候が続きま
したので、8日の暖かい雨は、「彼ら」にとって、「いとなみ」の「引き金」
になったに違いないのです。

はたして、きみひろ池の中には、懐かしい卵塊が、沈んでいました。

ニホンアカガエルの卵塊です。

きみひろ池38個、北原池2個、黒江池4個・・・
全部で44個の卵塊を確認しました。

あの暖かい雨に突き動かされた個体が、44番であったのは「見事」です。
というのは、明日からまた、孟子周辺は、一気に冷え込む予報なのです。

図鑑によると、ニホンアカガエルは、ヤマアカガエルとちがい、産卵のピ
ークが1局集中になりがちであると書かれています。
ですから今朝の天気予報を見て、ちょっと心配だったのです。
8日の暖かい雨に突き動かされて、数100の卵が産卵されてしまってはい
ないか?そうすると、明日からの冷え込みでもし池が凍ったら、今年の卵
が全滅するかもしれない・・・

しかし里山の住人は、やはり「賢者」でした。
44番の産卵で、思いとどまったのです。

織田池のそばの倒木をどけると、下に大きなカスミサンショウウオがいま
した。
田辺市では12月から産卵を開始しているこの里山のサンショウウオも、
孟子では2月中旬以降に産卵するのが普通です。
昨年は2月17日・・・
今年もほぼ昨年並みに産卵になるのでしょうか??
今シーズン「初対面」のカスミサンショウウオを記念撮影しました。

なんとか明日の調査は、良いデータが取れそうです。

帰りは、参道を歩きます。

延命地蔵のそばのウメがチラホラ咲いています。
このウメは、孟子では最も早く開花する樹で、その他のウメの蕾は、まだ
まだ堅かったです。

オオイヌノフグリ、カンサイタンポポ、ホトケノザなどが咲いていますが、ま
だ花数はごく少ないです。
今年の冬が、寒い証拠です。

しかしこれが本来の冬なのかもしれません。

氷河期に生き残りと言われる、カスミサンショウウオやニホンアカガエル
にとっては、こういう冬こを「望むところ」なのかもしれません。

さぁ明日!!
今年最初の「歓声」が、不動谷に押し寄せます。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
<鳥類>
ヒヨドリ、ルリビタキ、シロハラ、ツグミ、コゲラ、アカゲラ、カワラヒワ
イカル、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カケス、ウソ、メジロ、ヤマガラ
シジュウカラ、ビンズイ、アオジ、クロジ、ホオジロ、モズ、スズメ
ベニマシコ、カイツブリ、カシラダカ、ノスリ、マヒワ、キジバト
ジョウビタキ、キセキレイ
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
<両生類>
カスミサンショウウオ 成体1 産卵待機
ニホンアカガエル クランク 1
 きみひろ池 38
 黒江池 4
 北原池 2
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
<花>
オオイヌノフグリ、カンサイタンポポ、ウメ、ハコベ、ホトケノザ
タネツケバナ、スズメノカタビラ
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
2011/01/03のBlog
ありもと@孟子です。。 みなさんこんばんは。。。

本日は孟子不動那賀寺護摩焚きの日です。
遠路はるばる関東から、那賀寺の住職さんが来られて護摩
焚きを行う日です。
現在建造中の釣鐘堂は若干進捗が遅れ、4月28日に初披
露となりましたが、例年多数の初詣客でにぎわいます。

8時、孟子不動谷到着です。
この時間から入口の駐車場には4台の乗用車が止まってい
ます。流石「護摩焚きの日」、朝早くから盛況です。

入口の水田には雪でも降ったように深い霜が下りています。

年明けにかぶせていた網が取られた森さん宅の庭のピラカ
ンサスに、イソヒヨドリ♂とツグミが来ています。

水路道を歩きます。
歩いていると、対岸に走る参道を行く人々の声が響いてきま
す。
新年の挨拶を交わし合う参詣客の声に交じって、マヒワの群
れの飛び交う声がしてきます。
ギュィーン ギュィーン・・・
今年はマヒワが平地に結構残っています。
元日にはわんぱく公園でも見かけましたし、鳥仲間の情報に
よると煙樹ケ浜でも和歌山市丘公園でも越冬しているようです。
山地性の小鳥なので、孟子では例年は旅鳥なのですが、今年
は越冬しています。

これが「ぶどう櫨」か?と思うほどに大きな果実をつけるハゼ
の樹に、♀のジョウビタキが来ています。
ジョウビタキの♀をじゅっくり観察するのは、今冬初めてです。
わんぱく公園にもジョウビタキは来ていますが、すべて♂です。
♂の方が美しいのでそれはそれで有り難いのですが、シック
な装いの♀も決して嫌いではないので、出会えないと寂しいな
と思っていたので、とても嬉しいです。
「喉につっかえるなよ!」
そう声をかけたくなるほどの大きな果実を、サクッ、サクッとの
みこんでいます。

今朝は実恵子さんが2日から風邪ひきで寝込んでいるというこ
とで、理事長と二人で参詣者に挨拶をします。
やってくると谷中に声が響き渡るほどに賑やかな実恵子さんが
来ないのはとても寂しいですが、体調を崩しているのですから
仕方がありません。

しばらく参詣者にご挨拶をしたあと、ありもとは移植ゴテとポリ
袋を持って、「七草摘み」に向かいます。

1月8日(土)13時より、わんぱく公園で七草粥の試食会を行う
ので、それに炊き込み用の七草を採取するのです。
「すずな(カブラ)」「すずしろ(大根)」は、例年通り和歌山県立自
然博物館から頂くとして、残りの5種の草を孟子で集めます。

丸嶋水田に、ようやく多数の仏の座(コオニタビラコ)が生え出し
ました。
稲作を始めた当初は、湿気が多すぎるのか、タネツケバナばか
りだったのですが、今年は型の良い仏の座がどっさり生えてい
ます。
このキク科の植物は、典型的な水田雑草で、水田の中にしか自
生していません。「稲作」という作業のサイクルに、その生活様式
を完璧に順応させて進化してきた草本なのでしょう。
この水田雑草の典型種が、しっかり根付いて来たということは、
丸嶋水田も漸く「一人前の」水田になってきたということができる
のかもしれません。
何の変哲もない雑草ですが、この1種の雑草を見るだけでも、稲
作文化について触れることができます。

延命地蔵そばのクリ畑にははこべら(ハコベ)がどっさり出ていま
す。このナデシコ科の草本は、畑地を指標する草本です。
葉の縁が波打っている一回り大きなウシハコベも混成しています
が、やはり粥に炊きこむのはハコベ(ミドリハコベ)です。

水田のあぜの、踏固められて乾いた地面は、ナズナのハビタット
です。最近冬が暖かいので、すでに花柄を伸ばし、開花した株も
結構見られます。
昔日、このナズナこそが「七草粥」の主役であり、正月七草の日
(1月7日)に「なずな粥」を炊く風習が残っている地方もあるほど
です。

クランク状の参道付近の、湿気た休耕田には、セリがどっさり生
えています。
この草本は、日本古来のハーブとして、スーパーマーケットなど
で市販されているのでご存知の方も多いでしょう。

最後に残ったのが御形(ははこぐさ)です。
この草本も水田まわりでは水田周辺でしか基本見られません。
それも溝に綺麗に「泥塗り」をしている部分に多く生えています。
入口の水田を耕す農家の方は、とても熱心に稲作を行っていて、
溝の泥塗もほんとうに念入りに行っているので、御形も多く生えて
います。

この「七草粥」の風習は、本当に稲作文化とマッチした風習です。
まず七草を集めるという作業から、「しっかりとした稲作」が行われ
ていないと、できないのです。
水田環境のパーツが1つでも欠けると、七草の種類も欠けるので
す。

今年鳥取県や鹿児島県で、ハクチョウやツルが鳥インフルエンザ
に発症したと騒がれていますが、七草の風習は大陸から疫病をも
たらす「唐土の鳥」を追い払う神事であることから、「鳥インフルエ
ンザ」というのは、今に始まった疫病でないこともわかります。

このような「稲作文化」とそれに使う草本が水田まわりにきちんと
生えていることを確認しつつ行う「七草摘み」自体も、今では立派
な「水田まわりの生物多様性モニタリング」の一環ということがで
きるのです。

来年度で最終年となる「未来遺産調査」に、来年1月のメニュー
で「七草摘み」を入れようと思いました。

本日をもって、孟子不動谷の「新年」が明けました。

毎年恒例のありもとの「おみくじ」は、「吉」でした。。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
<鳥類>
カイツブリ、アオサギ、コゲラ、アオゲラ、キセキレイ、セグロセキ
レイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ルリビタキ、ジョウビタ
キ、シロハラ、ツグミ、イソヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ
シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、クロジ、カシラダカ、マヒ
ワ、カワラヒワ、ウソ、イカル、シメ、スズメ、カケス、ハシボソガラ
ス、ハシブトガラス
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
2011/01/02のBlog
ありもと@孟子です。。みなさま明けましておめでとうございます。。
本年は海南市わんぱく公園も3年目を迎え、日本ユネスコ未
来遺産プロジェクトも最終年を迎えます。

今後のビオトープ孟子の発展に向け、大きな節目になる年
になることが確実です。
「うさぎ年」に新しいことを始めると、翌年その事業が「龍(たち)」
あがり、その翌年「巳(み)」のると言われます。
新たな事業を興すにはうさぎ年が最も最適であるということで
す。
未来遺産指定を契機に、孟子の里山の自然を継続するため
に不可欠な「生き物と共生する無農薬農法のレベルアップ」
に向け、新たな一歩を進める「うさぎ年」にしたいものです。

本年も、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。
 平成23年 元 旦

このご挨拶は、昨日に行いたかったのですが、昨夜は20時
30分まで、わんぱく公園にいました。
1月4日から開始する和歌浦干潟の写真展示を一人で行っ
ていました。
7時間もかけたにしてはショボい展示ですが、和歌浦干潟の
動物たちの写真展示を行いますので、みなさまもぜひ見にお
いでください。
ちなみにわんぱく公園は、1月4日から開園でございます。

元旦はいつものように孟子不動谷です。

10時に不動谷入口に着いたのですが、もう1家族初詣に来
ています。
ありもとは元旦は地元の庚申さんで初詣を行い、孟子不動
には1月3日に参ることにしているので、今日は孟子の生き
物たちに「新年の挨拶」に訪れました。

平成23年の「初見鳥」は、入口の水田に夥しい群れでいた
ツグミでした。
今年はツグミが多いです。
わんぱく公園にも10月に入るとすぐにやってきました。
孟子でも10月末には渡来し、雑木林の中に入り、コバノガ
マズミの果実などを食べていました。
それが元旦になって、また一気に多数の群れが渡り込んで
きたようです。

いつもの鉄塔に今朝はオオタカの姿はありません。
ちょっと孟子に来るのが遅かったせいなのかもしれません。

ノグルミの実を食べに、カワラヒワの群れが来ています。
とても綺麗なシーンなので、これが今年の「初撮鳥」です。
孟子不動谷には冬も亜種コカワラヒワが少数滞在していま
す。
貴志川の河川敷や、わんぱく公園でも、冬には亜種オオカ
ワラヒワに替わっているのですが、孟子はなぜか亜種コカ
ワラヒワのままです。
生石山で庭に餌台を作っている知り合いの庭にも亜種コカ
ワラヒワの大群がいたので、コカワラヒワは冬に山地ですご
すのが普通なのかもしれません。
そういう意味では、カワラヒワにとって、孟子不動谷は「山」
という認識なのでしょう。

いつも空貫きの逆光で出会うことの多い鳥ですが、今朝は
低い枝に降りているので、その羽衣の色がはっきり見えます。
こうしてまじまじと見ると、本当に美しい小鳥です。
マツカサのような形のノグルミの実の間に、ピンセットのよう
な嘴を差し込み、間まら種子を咥え出し、パリパリと音をたて
ながら割って食べています。

風切羽に走る鮮やかなレモンイエローのあまりの美しさに、
しばし見とれてしまいました。

水路道沿いにはシロハラがそこここにいて、ありもとの気配
に驚いて「ピシピシッ!」と叫び声を上げて飛び立ちます。
尾羽の外縁の羽毛の白色部が、小さいのが♂、大きいのが
♀なのですが、今年は♀の個体数が多いように感じます。

ヒィフゥ・・・
上空をウソが鳴きながら飛んでいます。
ポッペに紅を刺した愛らし小鳥ですが、この声を上空からき
くと、なぜか「物悲しい」気分になります。

今日も水田にセグロセキレイに交じって、ハクセキレイがい
ます。
昨日に撮影したのと同じ、若い♂です。
今年は越冬するのでしょうか?
別の場所ではごく普通の小鳥ですが、孟子で越冬することは
少ないので、とても気になります。

森さんの水田で2羽の♂モズがにらみ合っています。
ここで♂を2羽見るのは珍しいので、しばらく観察してみます。
お互い1mほどの距離を置いて止まり、牽制しあっています。
キチキチキチ!と鋭く鳴いて追いかけっこをしますが、流石に
取っ組み合いのケンカにまではなりませんでした。

今冬初めて森さんのお墓の方にいってみます。
ここは一昨年、ミヤマホオジロの群れが入ったので、時折チェ
ックしているのです。
正月早々「エレガント」な出会いを期待しましたが、カシラダカ
とジョウビタキを見ただけに終わりました。

ジェージェジェー
スギ林の中から、カケスの叫び声が聞こえます。
この鳥も孟子で久々に越冬します。
いつもは秋に通過するだけなのが普通なのですが、今年は珍
しくこの時期になっても居ついています。
ピィーヨォー ピィーヨォー
ノスリの声を上手に真似ています。

カケスの物まねは有名な話で、カケスの物まねを聞くと、そこに
今いるタカの種類がわかります。
たとえば夏鳥のサシバの物まねは、4月を過ぎる頃にならない
と絶対しないようです。
とにかく「今そこにいる」タカの声をみんな真似るのがカケスの
特徴なのです。
孟子では今、一番ノスリがよく目立つということが、カケスの「物
まね」から推察できます。

そういいながら昨日オオタカが止まった鉄塔そ見ると、ノスリが
止まっています。
いつも出てくる成鳥です。
今年はコイツ1羽しかいないのでしょうか?
これ以外の個体を、ありもとは見ていません。

天堤池では、久々にカワセミに出会いました。
翡翠色の線になって池面を飛び、池畔の枝先に静止しました。
チチーチチチ
金属的な声で鳴き、そのまま「ポチャン!」と水に飛び込みまし
た。
残念ながら狩りは失敗・・・体をブルブルッと震わせて体につい
た水を払いました。

今年も孟子の冬の小鳥は例年通りです。
一通りの鳥に「新年の挨拶」を済ませました。

1月3日は、いよいよ「人間の仲間たち」に新年の挨拶をする日
です。
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<鳥類>
カイツブリ、アオサギ、トビ、ノスリ、キジバト、アオバト、カワセミ
コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ
ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、トラツグミ、シロハラ
ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオ
ジロ、カシラダカ、クロジ、アオジ、カワラヒワ、ウソ、スズメ
カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
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