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輪進合気塾
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2025/12/18のBlog
[ 08:33 ] [ 稽古予定 ]
現在重富道場を中心に稽古を行っています。
体験されたい方はご連絡ください。

重富道場HP
https://aikido-shigetomi.com/

輪進HP 稽古場所に重富道場を追加しました
https://sites.google.com/view/rinshinaiki/place

場所:重富道場、霧島市立武道館
HP稽古場所:https://sites.google.com/view/rinshinaiki/place
稽古日程:週1~2回 随時

募集人数:若干名
稽古内容:
・合気道の型(体術・剣・杖)
・三元(3つの結び△○□)
・技(剛・柔・流)

メール:rinshin2003@gmail.com
電話:050-5580-1057
ホームページ:https://www.rinshin.club/
2023/05/11のBlog
[ 22:28 ] [ 原理 ]
見方を拡張する

△◯□の結びをつくる手順である
張って(△) 小我(エゴ) 二元
抜いて(○)
引っ掛ける(□) 大我(自己) 一元
とは
自分から自我(エゴ・小我)を手放し
自己(大我)へ移っていく過程を示している

□は
何もしないと起こることだが
何も無いのではない
自己(大我)の状態

合気道の稽古では
□の状態だけでは何も起こらないので
故意に分離(△)をつくる必要がある

まず
△(自我)により起こしたいことを提示する

自我により
計画・宣言・しよう
と発言・動きを自身に自覚(△)させたら
それを切り離し(◯)
本来の自己の状態にする(□)

これで二元が一元となり
一体化する 技がかかる(□・創造)

言い換えると

△◯□は
△ 顕在意識にて願望を伝える
◯ 自我を切り離す
□ 潜在意識によって創造する
の過程と理解できる
2023/05/10のBlog
[ 14:09 ] [ 方法 ]
稽古方法として

呼吸法
型稽古
の二通りがある

これらは
呼吸法:呼吸力(合気)を理解し深める
型稽古:形を増やし呼吸力を利用できる身体操作の拡大
の意図があり

呼吸法⇔型稽古
と交互に繰り返すことで
呼吸力を深く広く適用できるようにしてある

ということは
型を呼吸力の易しい順に覚えていくことは
型を覚えた数と呼吸力が比例することになる

よって
この手順で稽古をすすめていると
型を覚えた数に比例して上達していることになり
昇級審査で型の形の可否のみにて
合否をみることは理にかなう
2023/04/27のBlog
[ 16:07 ] [ 方法 ]
型の数は多い必要がある

なぜなら
呼吸法で覚えたことを
日常生活の動きに転用するためには
日常生活での動きのパターンのすべてが必要となるから

覚えきれないくらい多いことも必要
ある程度数をこなした段階で
型や日常生活のあらゆる動きは
覚えた型の動きの組み合わせで表現できる
とわかってくるから

逆にいうと
呼吸法で覚えたことを日常生活で活用するためには
ある程度の型の数が必要である

呼吸法により
合気(呼吸力)の原理を理解習得する

型稽古により
呼吸力の働く動きのパターンを増やしていく

これでようやく
合気道と日常生活がつながってくる
2023/04/21のBlog
[ 12:51 ] [ 方法 ]
合気道の稽古は
大きく分けて
呼吸法と型稽古の2通りがある

これらは一見異なる稽古だが
同じ稽古である

それぞれの特徴は

呼吸法
・形が単純、段取りが少ない
・最初から意識の集中と配置に氣を使える

型稽古
・形の段取りが多い
・形が複雑で意識の集中が難しい
・どのような形と段取りを組んでも意識の集中が安定することを目指す

呼吸法と型稽古の差は
形が多い少ないでしかない
呼吸法で意識集中のコツをつかみ
型へ転用していく

型を覚えて(守)

型稽古の型を呼吸法の型へ変化させていく(破)

すべての型を呼吸法の型へ変化させることができたとき

型を離れる準備ができたことになる(離)

見かけは
二つに分かれている(二元)が
元は一つのものである(一元)

二元を一元にしていくことが
稽古の目的である
2023/04/20のBlog
[ 15:22 ] [ 方法 ]
受けは
剛3よりも剛1の方が難易度が上がる

剛2と3のとき
捕りは
相手との隙間を埋めるのが速く
方向自在なので
捕りの方で隙間を埋めやすい
そのとき
受けはただ止めるだけで稽古は成立する
(本当は受けも剛2と3で制止する方がよい)

剛1にて受けは
より意識的に
隙間を常に最小化する必要がある

◆隙間を常に最小化する

これは実戦を考えたときに
一番先に習得しないといけない

合気をかける前提条件は
隙間を埋めること
これは捕りでも受けのどちらでもよい

実戦的な武道武術ではこの技術を習得しやすいが
合気道は静から始まるので
この技術の習得が難しい

剛1は
捕り 丹田固定 平行移動 △◯□知覚
受け 隙間を埋める(方向と距離)
の稽古となる

剛1は
捕りだけでなく
受けの技術向上も兼ねている
とても重要な稽古となっている

受けと捕りの技術レベルが
1から4へと進むにつれ
反比例することが面白い
2023/03/31のBlog
[ 12:29 ] [ 雑感 ]
合氣道は
武道武術の欠けたパーツの1つにすぎない

よって
合氣道の型だけでは
武道武術の全てを網羅することは
難しいかもしれない

現在
合氣道の型に剛術、柔術、流術の理合を埋め込み
型と意図を紡いでいく作業を進めている。

最終的には、合氣道のみで
剛柔流の技を網羅できるように型を整備したい。
そのためには居合型も
整理し稽古へ組み込む必要があるかもしれない。

どの程度の型で
どの程度の技術を
習得できるように整備できるのか模索している
2023/03/21のBlog
[ 14:10 ] [ 方法 ]
剛を4段階に分けている

この4段階に分ける利点は
下丹田の使い方を
段階を踏んで習得できること

この4段階に分ける利点はもう一つある

剛から柔と流へ気づくきっかけとなる

剛の段階と柔と流で関係するのは
剛3 → 柔1 中心線を追加
剛4 → 流1 接触が面から点へ

通常
剛と柔と流は次元が異なるため
剛と直接関わることのない別の技となる

そのため
剛ができたとしても
柔と流に気づく事ができるとは限らない

剛を4段階に分けておくと
剛3と4が
柔と流とつながる

身についた剛が
剛1と剛2では
柔と流に気づくことは難しい

剛3と剛4が必要となる

身体の触覚を媒体に
剛から柔と流へ拡がっていく

2023/03/14のBlog
[ 10:17 ] [ 方法 ]
剛の稽古は
明確になり整理できてきている

下記順で習得すると
効率よく剛が向上していくよう

剛1(下丹田固定):剛体維持、平行移動で□、△◯□の知覚、型の形
剛2(下丹田移動):丹田の移動で◯□、△の最小化
剛3(下丹田回転):丹田の回転で□、螺旋、型習得
剛4(下丹田自在):意識と身体の分離、□の向き自在

剛1の習得した段階は、

・剛体によりある程度の自然体レベル
・△◯□により相手の技を知覚し分析できる
・型を一通りできる

となり
合気研究のスタート地点(黒帯)としている

柔と流はまだ整理中
2023/02/25のBlog
[ 10:40 ] [ 方法 ]
剛柔流の区別は
意識の配置
のみ

意識の差は

剛 臍下丹田
柔 目線
流 周囲

剛柔流の意識配置は
丹田の位置と相関ある

剛 下丹田 
柔 中丹田 
流 上丹田 

丹田の意識とつながると
他のものとの関連性も見えてくる
2023/02/22のBlog
[ 11:22 ] [ 段階 ]
剛柔流の区別は

稽古の段階で変化し
最後は意識の配置
のみとなる

初めは身体操作に差がある
剛 身体の平行移動
柔 腕上下 下半身半身切り替え 目線の固定
流 等速運動

稽古が進むと
身体操作の差は消えて
意識の差の違いのみになる

意識の差は
剛 臍下丹田
柔 目線
流 周囲
2023/01/20のBlog
[ 09:14 ] [ 原理 ]
思考とひらめきは
自身ではない

思考とひらめきは
常に自身の外からやってくる

その媒体は電磁波?である

それを外から受信すると
それが思考とひらめきとなって現実となる

常に
その思考とひらめきに従い
行動している

真に生きているとき
思考とひらめきを伴わずに
次の行動を決定することはできない

逆も然り

よって
その思考とひらめきが行動の根幹であるため
その関係を知り調整することは
とても重要

自身では
その思考とひらめき自体を
自由自在に無から創造できない

思考とひらめきは
勝手に外からやってきては現れ
勝手に通り過ぎている

自身はその中のいくつかを選び
行動する

それを繰り返していることが日常である

自身のできることは下記2点のみである
・思考とひらめきの質を変調すること
・現れた思考とひらめきの取捨選択すること

「思考とひらめきの質を変調すること」について

思考とひらめきの質は
自身の波長で選択することができる

自身の波長(1/振動数)は自身で決めることができる
できるだけ波長を短く
振動数を高くしておき
自身の意識を上げておくこと

意識の振動数を上げておくで
より高度な思考とひらめきが
振動数の高い方からやってくる

その振動数の選択は合気道と結びつく

意識の振動数は
剛>柔>流
の順に高くなっていく

合気道により意識の振動数を調整する方法を習得することは
日常生活でとても有用となる

なぜなら
思考とひらめきが行動を決定しているため
「生きること」そのものであるから

合気道の利点として
型稽古が静的な稽古から入るので
その意識の状態をじっくりと
確認しながら形成していくことができる

自身の振動数を上げて安定化させ
状況に応じて選択できること

これが合気道の真の課題である
これは合気道だけの話ではなく他の事も同じ
合気道はそれが分かりやすいだけのこと

自身の意識の振動数が
自身の現実の状態に依存しないようにすることを
不動心 平常心
と定義する

それが合気道の稽古で身につくこと
表面上は武道の稽古を行っているが
目的は全く別にある

マザー・テレサからの引用

思考に気をつけなさい それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい それはいつか運命になるから

に通じる
2023/01/12のBlog
[ 10:54 ] [ 方法 ]
型は制限を設けている
これは実戦には適さない場合が多い
古武道の型はその例が多く見られ
すぐにこれは実戦に使えないと省かないことにしている
自身の技量がその型に達していない場合があるため

よって
自身の理解により取捨選択するのは考えず
型をまず覚えておくこと

型は
即実戦に使うことよりも
習得すべき目的があり制限をかけている場合がある
型の習得が上達と同期している

例えば

型)剣の前後振り
制限)肘を伸ばしたまま、手首を返さない
効果)下半身の半身動作にて剣の上げ下ろしできるように
無い場合)剣をただ振っていると半身動作に意識がいかないため手振りから脱せない

型)前屈
制限)腕、胸、腰、大腿骨、足首を剛体
効果)前屈の範囲が拡がり柔軟性上がる、身体意識の拡張
無い場合)前屈することに気がとられ、身体の各部の動作をうまく行えず、柔軟性が上がらない

制限をかけてくることで見えてくるものが変わる
型は形の制限であり
優れた型にはそのような仕掛けがある

制限がないことが自由で良いと考えるが
制限を設けることで逆に拡がることもある
型稽古とはそういうことを狙っているのではないのか

その優れた型は古流がほとんどで
近代の型は実践的味付けが強く感じる

古武道の型は
現代の身体操作と大きく異なる
現代の常識で解釈すると
その型を行う意味、目的・意図・課題を見失っていることが多々ある

私の合気道での目的は
・型を整備し習得すべき順序をつけること
・剛柔流それぞれの稽古方法の整備・確立
となりつつある
2023/01/11のBlog
[ 12:50 ] [ 方法 ]
なにか稽古を新たに始めるとき
まず型を習得することが重要

型を覚えていくことで
その動作を有意識から無意識にて
できるようになっていく

この利点は
その型の動きの中で
容易に自然体の差ができてくる
(特に初心と中級との差にて)

よって
初心から中級に上げていくとき
まず型を覚え
ある程度無意識下にてできるようにすることを
最も優先する

慣れることは
・身体動作の無意識化
・自然体の絶対値の向上
につながる

合気道だけの話でなく
他の習い事も同様
2023/01/05のBlog
[ 06:47 ] [ 方法 ]
氣構えをどう考えるか?

「氣構え」を
「意識することによる認知機能」とする

この場合の氣構えを
剛柔流の理屈から逆算すると

氣構えとは対象に対し
周囲に氣を配り(流)
目を向け(柔)
安全な距離をとる(剛)
ことと説明できる

稽古でこの氣構えを習得していく

習得し易い順番は、
剛 距離
柔 目線
流 場
となる

実際に利用する順番は逆になり
流 場
柔 目線
剛 距離
となる

初めに
それぞれの意識ができるように稽古する

例えば
剛の場合
接触圧のある相手の方向を向き
接触圧が抜けないように距離を保つ

次に
その意識できる範囲に相手が入ったとき
その間をどのように変えていくかを習得する

例えば
剛の場合
張って(△)
抜いて(○)
引っ掛ける(□)
にて間の結びを変化させる

稽古を積むと
この氣構えが身についてくる

それぞれの氣構えは
常に意識し鍛錬することが重要

剛を行うと距離の氣構えができてくる
柔を行うと目線の氣構えができてくる
流を行うと場の氣構えができてくる
2022/12/19のBlog
[ 09:10 ]
新ブログの外見を更新しました
https://rinshinaiki.blogspot.com/

HPブログリンク
https://www.rinshin.club/blog
[ 08:11 ]
現在重富道場を中心に稽古を行っています。
稽古に参加されたい方はご連絡ください。

重富道場HP
https://aikido-shigetomi.com/


輪進HP 稽古場所に重富道場を追加しました
https://sites.google.com/view/rinshinaiki/place
2022/12/16のBlog
わかりやすい自然体の作り方は、

剛の場合、 
圧を身体内で対抗させることにより
足してゼロをつくる
静止のゼロ

ゼロを目指して力を抜くより
対抗力を利用してゼロをつくる方が自然体になりやすい

例として
・伸ばすと縮める
・ねじり方向 右と左
・上げると下げる

これは
一霊四魂三元八力のうちの
八力で説明する対照力?

柔、流へ拡張できる
2022/12/10のBlog
[ 08:52 ] [ 雑感 ]
稽古の過程で気づくこと

稽古を始めたばかりのときは
身体をどう使えば
技がかかるのかを探す

しかし
実際に稽古を進めていくと
身体を使わないことで
技がかかることに気づいてくる

つぎに
身体を使わないために
どう身体を使うかを探すことになる

さらに
身体を使わないで
何を使うのか考えるようになる

これは合気道に限った話ではなく
全ての事に通じる
2022/11/30のBlog
[ 11:06 ] [ 段階 ]
稽古する上で
まず最初に身につけるべきことは
間を詰める(△)
こと

間を詰めるとは
相手との隙間を埋めておくこと

稽古の通過すべき段階として
隙がない状態を認知し
隙を埋めるようになる必要がある

隙のない状態は△である
隙がない状態で初めて気がつく
△のままで技を施すことには限界があることに

△のままでは
体力や力学的動作のみでしか相手を崩すことができない

その間の詰まった状態になって初めて
相手との隙間を変化させる必要性を自覚する

手段としては
△○□の変化が必要となる

隙は剛柔流で異なる

剛 空間(距離)
柔 空間(歪)
流 時間

逆に
隙間がすでにある(○)場合は呼吸力・合気(□)を使う必要はない
そのまま隙をつけばいい
もしくは
必要な場合のみ△をつくり隙間を埋める工程(○□)を1つ増やす

武道・武術の手始めが
合気道である場合
特に気をつける必要がある

型稽古から入るため
受けが隙を認知させない限り
捕りは隙間を認知習得しない

自由組み手なしで型稽古から入る場合
まず最初に
武道・武術において隙を埋める重要性を
受けが示す必要がある
2022/11/24のBlog
[ 11:19 ] [ 段階 ]
形に氣をつけて稽古を行う

剛柔流それぞれの段階で、

剛は、
形を適当に作ることができるが、形を正確にする必要はない

柔は、
形を剣の理合に沿う必要あり、形を厳密に整えていく必要あり

流は、
形と関係ないので形に依存しておらず自由である

型の形に対して稽古の指針が異なる

剛 型の形に近づけていく
柔 型の形にする
流 型の形にした上で、崩していく
2022/11/08のBlog
[ 12:35 ] [ 方法 ]
武道、武術において、
構えと体捌きは身体操作の基盤となる

構えと体捌きを習得するのは、
剛と柔が向いている

流は形を持たないため向いていない
形に依存していないのは流のみであり、
剛と柔は形に依存する

よって、
流ばかりだと、
武術武道の基本的な構えと体捌きを身に着けられない。

そういう意味では、
剛と柔をある程度先に進めた上で、
流に取り組んだ方がよいかもしれない。
2022/11/07のBlog
[ 21:46 ] [ 技 ]
剛1番目による突きの動画になります。
ご参考にされてください。

この突きは、
△○□の稽古で最初に稽古する
剛1番目(貼って抜いて引っ掛ける)の方法にて□を作っています。

参考動画(新ブログにて)
https://rinshinaiki.blogspot.com/2022/11/blog-post_7.html

突きの動画を上げて頂いてる方がいらっしゃいました。
(アイキングさん、どうもありがとうございます。)

HPの動画ページ
https://www.rinshin.club/movies
2022/11/01のBlog
[ 12:46 ] [ 方法 ]
受けの条件として
1:捕りの形を型に制限させておくこと
2:実戦のやり取りに近づけること
3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること
4:常に受けをより良い自然体に導くこと
が必須となる

現在把握している受けの条件1~4について、
簡潔ながら考えがまとまってきた。

これからわかることは、
型稽古において、受けのもつ技術の重要性である
受けの技術を抜きに型稽古を行っても稽古は成立しない

古流の稽古では一対一で稽古を行う理由になる。
受けは教え伝え習得させる立場である。

受けは、
捕りの自然体の実力をみて、
どの型を稽古すべきかよく吟味して型を選択する
型の中で自身の自然体を調整しつつ、
受けの自然体を鍛えていく


受けが、
型のやりとりの中で自身の自然体を上下させる
そのとき、その型の中で良しとする捕りの自然体を予め設定しておく
型を通過するたびに捕りの通過する自然体の絶対値を上げていく。

すべての型において、
受けの用意できうる自然体と互角、もしくは超えた場合、
「皆伝」となる。

型は触媒であるので、
型を覚えることは目的ではない。

型を通して、
捕りが自然体を習得し、受け以上になるとその役割を終える。
2022/10/31のBlog
[ 20:26 ] [ 方法 ]
受けの条件として
1:捕りの形を型に制限させておくこと
2:実戦のやり取りに近づけること
3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること
4:常に受けをより良い自然体に導くこと
が必須となる

4について、
4:常に受けをより良い自然体に導くこと

受けは、
捕りが2-3度安定して一定の自然体を保持し、
型を終始こなすことができることを確認したとき、
受け自身の自然体を少し上げ、
捕りの自然体がより良い自然体で型を行えるか確認する。

そうすることで捕りの自然体が徐々に向上していく。

例えば、
捕りの意識が胸にあり、受けの意識が肩にあるとする。
このとき、自然体は下記のとおり、捕り優位になる。
捕り(意識:胸)>受け(意識:肩)

受けが型の最中、
自然体が安定して下がらないこと確認したとする。

次の課題として、
受けは意識を胸に置き、
捕りの意識を胸以下になるように要求する。

この繰り返しにより捕りの自然体を向上させていく。

これを行うには、
受けが自然体の絶対値をある程度自在に上下できることが必要となる。

2022/10/27のBlog
[ 14:01 ] [ 方法 ]
受けの条件として
1:捕りの形を型に制限させておくこと
2:実戦のやり取りに近づけること
3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること
4:常に受けをより良い自然体に導くこと
が必須となる

3について、
3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること

受けは捕りの自然体よりほんの少しだけ自然体を下げ、
捕りが□になるように抵抗する。

受けは、
捕りが型の途中で力み・軸ズレなどで自然体が下がったときには
自ずと止まるように仕掛けておく。

そうすることで、
捕りは、
・自身の自然体がどの程度あるのか
・型の場面毎に保持できているのか
かを理解していく。

この仕掛があると型によって、
自然体を保持しておくことが難しい場面があることに気づく
それは自身の自然体を保持できていない場面となる

このように型と受けの自然体によって、
捕りの自然体の抜けが炙り出されていく

例えば、
捕りの丹田が胸にある場合は、受けは肩に意識をおき、
相手の自然体を越えないようにしておく。
この場合、捕りの意識が胸から肩に移った瞬間に技は自ずと停止する。

そうすることで
捕りは、
その自然体以上に自然体を崩せない状態で型を行うことを課題とできる。


2022/10/26のBlog
[ 09:48 ] [ 方法 ]
受けの条件として
1:捕りの形を型に制限させておくこと
2:実戦のやり取りに近づけること
3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること
4:常に受けをより良い自然体に導くこと
が必須となる

2について、
2:実戦のやり取りに近づけること

受けは型稽古の役割として、
技を受け、負ける側となり、常に崩されている立場になる。

そのとき、
崩されつつも、常に捕りとの隙が最小になるように調整しつつ抵抗しておく。

抵抗の仕方にルールが必要

倒されないように抵抗するのでなく、
即倒せるように、隙をすぐにつけるように抵抗する必要がある。

受けは実戦を常に想定すること。

倒されないように抵抗すると、捕りとの隙間が大きくなり、
実戦であれば即変化すべき状況となる。
それを無理やり型に沿って稽古する意味はない。


その受けの隙が適度かどうか感覚を掴むには、推手の型を行うとわかりやすい。

推手では、
無駄に力が入ったり、腰が引けたり、軸がずれたりすると、
すぐに崩されてしまうので、隙を最小にすることが身につく
2022/10/24のBlog
[ 21:37 ] [ 方法 ]
受けの条件として
1:捕りの形を型に制限させておくこと
2:実戦のやり取りに近づけること
3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること
4:常に受けをより良い自然体に導くこと
が必須となる

1について、
1:捕りの形を型に制限させておくこと

受けは捕りが目的とする型以外の自由度を持たせないように受ける必要がある。

例えば、
小手返しの途中で受けの抵抗する方向ズレや力みにより隙が大きくなると、
捕りは、小手返しでなく他の技に変化した方が効率が良い場合がでてくる。

そうなると、実際は小手返しから別の技に移行した方が良い。

通常、
型稽古では捕りは型を別の形へ変化させてはいけないため、
小手返しより良い選択肢がある状態なのにその型をこなす必要がでてくる。
こうなると、効率のよい稽古ではなくなってしまう。

受けの方は、
そうならないよう常に注意を払う必要があり、
捕りとの隙(△、○)を見つつ、捕りが小手返しをするしかないように受けをとる必要がある。

そのため受けは、
常に相手の正中線に対して圧をかけて、隙が最小となるようにしておく。

受けがこの意識を持つことにより、
互いの隙(△と○)大きさにも気がつくようになってくる。
2022/10/23のBlog
[ 23:51 ] [ 方法 ]
型稽古では、
技をかける側:捕り
技を受ける側:受け
の役割に分かれて稽古を行う

型稽古を効率よく有効に稽古してく
受けの条件として

1:捕りの形を型に制限させておくこと
2:実戦のやり取りに近づけること
3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること
4:常に受けをより良い自然体に導くこと

が必須となる
2022/10/21のBlog
技をかけるとき、
かける対象がどの間で動いているか(興味(△)があるのか)
それに合わせて間を使い分ける必要がある。

剛には剛
柔には柔
流には流
を適用させる必要がある。

剛柔流は周波数(波長)のある帯域を示しており、
かける対象の△をみて、その帯域を選んだ上で技をかける必要がある。
その帯域が合わないとそもそも○□が起こらない(共鳴しない)

もしくは、
帯域をあわせるように相手を変化させる行動(△)が必要となる。

人はその帯域を数値で認知できないが、意識の構造として認知できる。

よって
剛 臍下丹田
柔 目線
流 場
となる。
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