自然体と意識

自然体の定義は
体の動きに氣をとられず
意識の集中をもって身体を操作する状態

稽古の中で利用する自然体には三種ある
・剛体 面 臍下丹田 
・柔体 線 中丹田 
・流体 点 上丹田 

それぞれの自然体により
身体の動きとして現れる結果はバラバラであり
身体操作から入ると
面 線 点 となり
それぞれ異なる動作であり
互いの動作は矛盾している

身体操作としては共通点がみられないが
意識操作の点からみると
臍下丹田 中丹田 上丹田 となり
これらは意識の集中する場所が異なるだけである

このことより
剛柔流のそれぞれ4段階目を設け
4段階目は
身体操作から意識操作を
意識操作から身体操作になること
と規定している