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NPO法人 認知症予防ネット
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ジャンル:理解者・ネットワーク
Blog数:49件
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2013/11/15のBlog
[ 23:01 ] [ 理解者・ネットワーク ]
柴田さんは、長野県松本市から、気仙沼仮設住宅に支援物資を届ける友人森田さんのお手伝いに同行して下さり、スリーA脳活性化ゲームと研修会に付き合って頂きました。その感想文を寄稿して下さいました。感謝! (運営委員 福井恵子)

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気仙沼でのスリーA研修に参加して

長野県松本市在住 柴田史子


仮設住宅で生活されているみなさんからの要望の品をまとめ、ひとりで長野県南小谷から宮城県気仙沼市まで届けようとしていた友人森田さんのお手伝いが少しでもできればと、出発の2、3日前にご一緒することを決めました。

日程は、2013年9月3日~8日まで、行き先は東北、やることは森田さんのアシスト…これで気軽に出かけました。

しかしそこには「3・11」と「スリーA」という大きな2つのフラッシュの洗礼を受けることとなりました。

4日:岩手県大船渡市の「サポートセンター(おたすけ)」でのスリーA方式脳活性化ゲームでは、私自身が初めて体験することなので、まわりを気遣う余裕もなく“これはえらいところに入ったのかも”と内心あせりを感じました。

“おたすけ”ではスリーA脳活性化ゲームが「健康教室」として毎週継続していくそうで良かったです。

5日:気仙沼市唐桑のサポート三人グループさんとの本格的な学習会(スリーA研修)では、少しでもたくさん吸収しようとする人と、ノウハウを惜しみなく伝えようとする先生との熱い濃密な時間が流れていました。

やっとここまで来て少し様子が判りかけてきた気がしました。

6日:キングスガーデン(ケアハウス)では、ようやく参加している方たちの表情を見ながら、動けるようになってきました。施設長さんが素直に声をあげ手を動かしているのを拝見して、ステキな方だなぁと感心しました。

7日:ご近所の方々とのゲームが一番むつかしいと感じました。ごまかしがきかないからなのでしょう。

松本に帰って、スリーA方式リーダー養成講座講義録を読みました。長い年月と深い想いの重なりの上に、あのリハビリゲーム(スリーA脳活性化ゲーム)があるのだとわかりました。森田さんの心をとらえたわけがここにありました。

認知症についての講演会、学習会はたくさん開かれていますが、さて明日からどうするということが具体的に判ることは少ないです。でもスリーAを体験すると、お互いに具体的な目標や希望を持てると感じました。

ありがとうございました。
福井先生方のこれからの一層のご活躍をお祈りしています。


2013/07/30のBlog
[ 22:34 ] [ 理解者・ネットワーク ]
御近所さんに声をかけるのが、何故だかためらい、
近隣に住む友人のお二人に来てもらいました。

近所の方には「お一人住まい」の条件で
お隣さんに、お友達を連れて来てくれて良いよ~と。
もうひと方は留守電にいれましたら、旅行中だったとか、
昨夜、次は必ず参加しますとの電話でした。


近隣の友人二人に感想を書いてもらいました。
参加費用のアドバイスも聞きました。

(NPO認知症予防ネット 運営委員 福井恵子)
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2013年7月29日月曜日

スリーA方式認知症予防教室に参加して (奥野信子)

 
良い機会を与えてくださったことに感謝しております。
脳の老化を防ぐ努力を真剣に取り組まなければと、思う自分自身が今ここにあります。目に見えない脳の衰えと、自分自身がどのように付き合っていくかが課題です。

ゲームの中で、人差し指と中指が出しにくくなってくると指摘なさっていました。2歳児のこどもが歳を聞かれたとき、なかなか初めは出しにくい2本の指です。

育ちゆく過程とそこに戻っていく過程が共通していることを改めて感じました。 両者は共にハッピーであらねばと思います。

スリーAの教室に参加させていただいて、みんなで老いていく課題に共に手を取り合い繋がっていくことの大切さを感じました。 
 

 
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ぐっすり眠れました (大鉢美智子)


こちらこそありがとうございました。
昨晩は安定剤も睡眠剤も飲まずに寝ることができました。 運動嫌いな私は正直、途中で「もうこの辺で休みたいなあ」と思ったのですが、動いたことが良かったのだと思います

近所の方で誘ってあげたいなあと思う方はいらっしゃいますが焦らずゆっくりと声かけして行きたいと思います。

参加費用の件は妥当だと思います。福井さんの労力と月一回ということですからもう少し高くても決して高く無いと思いますが、人間の感情はゼロが三つ付くと高いと感じる人もあるかと。スリーAの相場を知らないので勝手な事を言ってすみません。

知らず知らず夢中になって事故に合われた方も動かないと思ってられていた手が少しでも動いていたのもすごい効果だと思います。

KさんもOさんもどちらかと言うとネガティブなので是非続けられたらと思います。

私にはとても真似ができませんがどうか頑張って下さい。
来月も多分参加出来ると思います。よろしくお願いします。


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2013/07/21のBlog
[ 17:13 ] [ 理解者・ネットワーク ]
気仙沼でスリーA方式の認知症予防ゲームを初体験した看護師さんからメールを戴きブログへ掲載のお許しも頂きました。ありがとうございます!(運営委員 福井恵子)
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2013年7月6日、旧唐桑小学校仮設とケアハウスでのスリーA活動に急遽参加させていただいた、看護師の井口と申します。

 スリーAという活動自体全く知らない状態でいきなり飛び込みましたが、先生の上手な声掛けに、自分自身も含めどんどん参加者の方々が引き込まれていくのを感じました。

 唐桑の仮設では、自宅での生活ができているしっかりとしたお母さんたち、そしてケアハウスでは、日常生活に軽度の介助を要する方々を対象に活動を行いましたが、それぞれに合わせたゲームの運び方や声のかけ方は、さすがだと本当に感心しました。

 雰囲気は変わりますが、方向性や目的は同じ。

 ただ、達成の位置が少し変わります。

 両方の活動に参加してそれを感じることができたのは、とても勉強になりました。

 そして共通して言えることは、みんなに笑顔ではなく、笑いが起こったことです。

 先生のおっしゃった、「他者からもたらされる笑いでなく、自分の中からおこる笑い」というものです。失敗を恥でなく笑いに変えること、そういうpositive thinkingが心を開き、認知症を予防もしくは悪化を防ぐことができるのだと感じました。

 最後に、仮設で出会ったお母さんが、「こんなに笑ったのは久しぶり。家にこもってたら笑わないもの。」という言葉がとても印象的でした。
 
この偶然の出会いにとても感謝しています。どうもありがとうございました。

井口多恵
2013/07/13のBlog
[ 22:54 ] [ 理解者・ネットワーク ]
長野の小谷でペンションをされている友人を、被災地支援にお誘いして、ゲーム体験とお手伝いをしてくださった報告文です。「ファミリーペンション・どれみの森」通信に書かれたものをそのまま掲載のお許しを得ました。

(運営委員 福井恵子)
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東北被災地《NPO法人認知症予防ネット活動支援》(7月3日~6日)


NPO法人認知症予防ネットに所属している京都府の友人Fさんに誘われ、
「スリーA方式脳活性化ゲーム」を被災地に普及する活動のお手伝いに
岩手県大船渡市・宮城県気仙沼市の仮設住宅や地域サポートセンターを
訪問しました。

スリーA方式脳活性化ゲームとは「明るく・頭を使って・あきらめない」をモットーに、
脳を連動させ活性化させるように簡単でありながら深く工夫された、
頭と身体を同時に使うゲームです。

子どもの頃覚えた数の数え方・童謡唱歌に合わせて手指を動かしたり、
じゃんけんたすき取りゲームやシーツ玉入れ等ゲームを通して
脳に刺激を与え身体を動かし、他の人とコミュニケーションを取っていくことで、
いろいろな人とふれあい・言葉を交わす・共通の話題で話す
と言う展開の中で、自然にみんなが声を上げて明るく笑いながら
その渦の中に包まれていくのです。

大船渡市末崎地区老人会主催の会場では、
老人会のメンバーやサポートスタッフ45名、
気仙沼市旧唐桑小学校仮設住宅では、
仮説住宅住人やサポートスタッフ14名の参加がありました。

最初は「こんな子供じみたゲームをさせるなんて」と、ややしらけ気味!?
でもリーダーFさんの優しさあふれる巧みな問いかけ・進め方に次第に
ゲームに夢中になり、最初は間違えて戸惑ったり声が出なかったり
していた参加者達が、大きな声で歌い身体を動かし、
「間違えてもお得で脳は動いてるんだって」と大笑いし、
どの人も真剣そのもの、目を生き生きと輝かせていました。

最後のじゃんけんたすき取りゲームで優勝した方は、
最初「こんなばからしいゲーム」と、ぶつぶつ文句言ったり
なかなかのってくださらない方でしたが、この時はにこにこ笑顔で満足気。

最後には
・「自分で行動してこんなに笑ったのはあの日以来初めて!!」
・「みんなとこんなに笑えて楽しかった」
・「頭と身体を使っていつも冷たい手がこんなに真っ赤になったよ、すごいことだよ」と、おしゃべりしながら家路につく皆さんの顔は笑顔に満ちあふれて、
お手伝いの私にまで握手を求め「ありがとう」と声をかけてくださいました。

Fさんから「スリーA方式脳活性化認知症予防ゲーム」については
お話を伺ってましたが、実際に開催している会場でお手伝したり
ゲームに参加して、お手伝いしていることも忘れてゲームの中に
引き込まれ大笑いしている私がいました。

みんなと一緒に楽しみながら脳を活性化させ、
大きな声で歌い笑い合う事の大切さ ・リーダーやスタッフの優しさのシャワー
(ほめる・不安にさせない・共感・言葉かけ)を注ぐことの大切さを垣間見ました。

初めての体験でしたが、被災地の皆さんが、
震災・津波・原発の被害前の生活に戻れるまで
まだまだ時間がかかる中、心から笑い楽しい一時を過ごしていただく
お手伝いが出来たこと、本当に感謝しています。

又、今回の被災地訪問では
大船渡市・陸前高田市・気仙沼市の被災現場を案内していただいたり、
つらい体験をお話いただいたり、ボランティアの為にご自宅を開放して、
実費程度で宿泊場所を提供してくださっている「ボラ宿若芽」のご主人Kさん、
地域サポートセンター所長で被災者の支援や
地域福祉介護にあったっているKさん、
仮設住宅での生活支援に奔走されている民生・児童委員のOさん、
医療支援やボランティアコーディネート等様々な被災者支援に
あたっているMさん等、自らも被災者でありながら、それぞれ復興に向けて
活動をされている地元の方々との出会いがありました。

《3/11 地震・津波・原発災害を決して忘れてはいけない、
 被災者の生活はあの日から前に進んでいない!!
 まだまだ支援の手が必要です》

このことを改めて感じた被災地訪問でした。
Fさんこんな機会と出会いをいただきありがとうございました。


被災者支援にご協力を 物資募集!!

仮設住宅住民よりの要望です、
不要になったり余っている物があったらご支援下さい。

ヤッケ・ダウンジャケット等冬用防寒具・衣料用洗剤・柔軟剤・フライパン
・寸胴鍋・業務用柄の長いお玉・マグカップやコーヒーカップ・カレー皿
・端切れ布・毛糸・はさみ

ドレミの森まで送っていただければ、9月に被災地にお届けする予定です。
皆様の暖かなお気持ちどうぞよろしくお願いします。

(ドレミの森・森田澄子)
~~~~~~~~~~~~~~

支援品がある方には、個別にドレミの森のメールをお知らせしますので、
宜しくお願いいたします。(運営委員 福井恵子)



私は、老人ホームの傾聴ボランティアに何度も誘われていますがいつもお断りをしています。その理由は、ある不安があったからです。その不安とは、41才のおじさんである私と話しをして果たして楽しんでいただけるのだろうか、つまらない時間を過ごしてしまうだけになるのではないか?私ではお役に立てないと思っていたからです。

しかし、私の不安が解消される出来事が起こりました。


スリーA ?

なんですか?

初めて聞きました。

簡単な手遊び??

数を数える??

老人の方がとても喜ぶ???



そんな事で?

とにかくくれば楽しいから?
誰でもできるから!
とても簡単だよ!

私は、楽しそうに話す福井さんの
誰にもできる。
とても簡単。
この言葉と福井さんの人柄を信じてスリーAに
参加(見学)に行く事にしました。


参加した感想は、

こんなに笑顔になってくれる。
こんなに声を出して笑ってくれる。


とても楽しそうに見える。


あれ、自分も凄く楽しい

こんなに笑顔になれた自分はとても久しぶりだ。

来て良かった。
気分がとてもいい。
ありがとう福井さん。

自分はなにもしてないのに、
福井さんのまねをしただけなのに。


すごいね!

スリーA。

(大分在住 米倉)

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大分県から1週間、被災地のボランティアを経験して、復興を自分の目で確かめたかった素敵な息子と同じ年代の男性が、ケアハウス・仮設住宅でのスリーAゲームを体験してくれました。

その日のうちに感想文を投稿してくれましたが、やっと帰宅しましたので、アップしました。米倉さん、ありがとうございました!

彼ともう一人の大学生も体験してくれましたが、お年寄りの嬉しそうなこと、「置いて行ってくれるの?」とまで言われました。(運営委員 福井恵子)



2013/04/21のBlog
[ 21:42 ] [ 理解者・ネットワーク ]
http://www.voluntary.jp/weblog/RedirectServlet?npoURL=g-kirara#47781

4月17日に長岡京市で開催された第78回市民派議員交流・学習会に参加された、川西市の「認知症予防ケアグループきらら」さんの報告です。


2013/03/20のBlog
[ 00:12 ] [ 理解者・ネットワーク ]
認知症予防ケアグループきららさんの増田末知子講演会アンケート こちら

400人の会場がほぼ満席かと見えるほどの参加者で、皆さんが予防ゲームの実演で大笑いをされました。でも問題はアンケートの中に将来についての問いに応えて

認知症に対する不安 ある 157人 ない 5人


と、多くの方が不安を持っておられるのが判ります。これにどう応えるか、主催者のきららさんに提案したいと思いました。

それは次のようなことです。

最近の傾向としてよく聞くのは、記憶力の低下を必要以上に不安に思う方が専門病院に受診に行かれて、大抵は「異常なし」で、日常生活に戻られる。物忘れが少し増えるのは、通常のことですが、必要以上に恐れる方が多いのです。

過剰に不安に思う人々がこぞって専門病院に受診に行くと医療費高騰につながります。無駄は省きたい…

そこで、例えば、血圧測定器が住民サービスとしていろんな公的機関のロビーなどに置かれてありますが、そのように簡単な認知症測定器が身近の公共的な場所に設置してあればどんなに良いでしょうか。

専門病院に受診に行くべきか、否か、その判断を住民自身ができる、簡単な検査機器を例えば市役所のロビーなどに設置して欲しいと言うのが私の願いです。

 認知症の早期発見は、病院に行かなくても、役所のロビーで自由使用ができる、非侵襲性のタッチパネル方式が1台設置してあれば、簡単に脳の機能低下が点数表示されます。病院の検査が必要なのか、必要無いか、その判断が短時間で可能になります。こういうことにお金を惜しまないでほしいと、つくづくと思います。

理事長 高林実結樹

2013/02/23のBlog
[ 21:25 ] [ 理解者・ネットワーク ]
2月23日までは、この記事が先頭にあります。
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増田末知子講演会

兵庫県川西市「認知症予防ケアグループきらら」さん主催です!

どうぞお越しくださいますように

 運営委員 福井恵子
2012/04/16のBlog
[ 14:23 ] [ 理解者・ネットワーク ]
福知山からの、“幸せ” 今日いただいた寄稿です。

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 私の勤務している、認知症対応型通所介護「グループデイやすらぎ」では、同じ法人内の「やまもも保育園」と1年前から、定期的に同じ御利用者を対象に長期的な世代間交流を図っています。
 御利用者は、可愛い子ども達の姿に癒されておられる反面、子どもたちにとっては始めて訪問したときは、見知らぬお年寄りの訪問に、少し戸惑っているようでした。回数を重ねて、訪問する度に馴染みの関係となっていき、今では、お互いに交流の場を楽しみにしています。

 世代間交流での、相乗効果を考察していくと共に、スリーAを取り入れ、認知症予防ゲームの中から、子どもたちと一緒に楽しめそうな項目を選択し、実践しています。

風船バレーは、子どもたちも、大喜びで参加してくれました。輪になって始めたものの、御利用者は、最初は何とか風船に手が届いていたのですが、子どもたちが風船に夢中になってエキサイティングしてしまい、走りまわりだし、ぶつかり風船が次々に割れていくというハプニングが起き、御利用者も、その子どもたちの姿にただ見とれてしまう状態となってしまいました。体力的な面を考えると、少し難しかったかもしれません。

 次に、今回の交流を通じての事例を1つ紹介させて頂きます。
Aさんという方は、作話を繰り返し、人の話に耳を傾けることなく一方的に話すだけで「人」への関心があまりみられませんでした。重度の御利用者に対しては、必要以上に攻撃的な発言が見られたりと、周囲との関係が築きにくい状態でありました。
しかし、交流を重ねていく度に、Aさんは、交流を心待ちにされるようになり、自分の子育ての経験から、手先を使うことは脳に刺激を与えるので、おじゃみ遊びを通じて子どもたちが賢くなるように・・・という話をよく聞くようになりました。

 Aさんは、和裁が大変得意であり、88歳という高齢にして、自分で針に糸を通し、心を込めて、たくさんのおじゃみを縫ってくださいました。
 出来上がったおじゃみを、手紙を添えて手渡され、遊び歌を歌いながら、子どもたちの前で披露されました。子どもたちは初めて見るであろうおじゃみを、不思議そうにながめ、手にとって見よう見真似でやってみている子もいました。
 その時のAさんの表情は、真剣そのもので、今までに見たことない、優しい眼差しで微笑んでおられました。Aさんは、「人の役にたった」また周囲から褒められた嬉しさから自信と自立心が芽生えられたように感じました。それからというもの、普段も他の御利用者と少しずつ関わりをもたれるようになりました。おじゃみの話題が出るたびに「子どもたちのために役にたちたい」という気持ちと、満面の笑みが出て会話にも花が咲き、時間があれば、少しずつおじゃみを縫っておられました。

 先日の交流では、Aさんの作ったおじゃみを使って、お手玉ゲームをしました。たくさんのお手玉がたまったり、1つもなくなったり・・・と「お金持ちになりましたね~、人にたくさんあげて優しいですね~」等と声をかけさせてもらい、盛り上がって楽しむことができました。
 関わりを通じて、Aさんが今まで「人」への関心がみられなかったのは、人一倍、人との関わりを求めていて「寂しい」という思いがあったのかもしれません。それを周囲に悟られまいと作話をすることによって、取り繕ってきたのではないかと考察しました。そして、おじゃみ作りや遊びを通じて、自分の居場所ができ、人生経験を生かし、これから未来ある子どもたちのことを思うと「おばあちゃんの知恵袋」を伝えたかったのかもしれません。
 認知症になると、コミュニケーションが図りにくくなる場面もありますが、子どもたちは「高齢者」としてあるがままの姿で受け入れてくれたからこそ、御利用者にとって、普段見られない笑顔や、何を伝えたいという思いが芽生え、生きがいの1つとなっておられるように感じています。
訪問時に、お互いに出る明るい笑顔や笑い声、触れるぬくもりは、冷えきった心も解けて温まる瞬間であり、「優しさのシャワー」の最大の効果だと感じます。スリーAの真髄は、やはり「優しさのシャワー」にあると思います。

 今後も、世代間交流を続けていくにあたり、1人ひとりが、求められているニーズや役割・能力への気づきを個別のプランに反映させながら、私たち職員は、その可能性を引き出すお手伝いをさせて頂き、「痒いところに手が届く職員」でありたいと、日々研鑽を重ねていくことが目標です。

 認知症対応型通所介護施設 グループデイやすらぎ
 松尾 奈緒美

Aさんの紹介
 報告の中で出てくるAさんという方について、もう少し紹介させていただきます。
 Aさん・・・88歳 介護度1 認知症日常生活自立度Ⅱa
 Aさんは、おじゃみをすると頭がよくなると持論をもっておられます。実際、孫さんも国立大を卒業されています???。・・・が、しかし、家族との関係も息子夫婦と一緒に住んでおられるもののほとんど関わりもなく、孫とも何年も会っておられずといった状況です。

また、保育園交流においては、Aさんにとってひ孫のような存在で可愛くて、また楽しみで本当に生き生きされるようになり、自称「おじゃみのおばあちゃん」と言っておられるぐらいです。今は、おじゃみを縫う布がなくなったので、お掃除に使ってと、雑巾を縫っておられます。

 核家族化が進む中で普段、祖父母と離れて暮らす子ども達にとってもお年寄りとの世代間交流以来、「おじいちゃん・おばあちゃん」と普段出たことのない会話を耳にするようになったと、保育士からも報告を頂いています。また、昔の遊びを知ったり、子どもたちができるようになったことを「見て欲しい」と、よい学びの場として効果がみられているようです。

 この交流がきっかけで、子どもたちが将来、福祉の仕事に興味をもってくれればと願っています。
 (文責 松尾奈緒美)

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 この事例では、グループ・デイのお年寄りのほうから子供達の保育園を訪問しておられる点、普通の交流では、子供達が、ステージで、歌ったり踊ったりするのをお年寄りが見ていると言う状況が多い中で、おとしよりがスリーAのゲームではむしろ一日の長で、指導的な立場を持っておられる点が、異なっていると思います。お手玉を沢山縫って子供達にあげて、それを使ってゲームをする、等と言うことも、異例のことで、お年寄りが、慰められるだけでなく、道具を創ってあげ、ゲームを教えるという、立場に立っておられるのが、素晴らしいです。これこそが、癒し・自信・役に立ったという満足感――優しさのシャワーそのものだと思います。そのことでAさんに起こった変化は、ある意味では当然のこととは言え、貴重な実践的証明だと思います。
 
(文責:村岡洋子)
2012/04/08のBlog
[ 20:23 ] [ 理解者・ネットワーク ]

http://www.voluntary.jp/weblog/RedirectServlet?npoURL=n-yobonet#40222

中山さんの報告後半部分での質問に、中山さんがコメントで書いてくださっていますので、こちらに再掲載、高林の回答も加筆いたしました。
~~~~~~~~~~

質問1:
ゲームが終了したとき、同じグループの方が1人、

「認知症の人、そんな人に今まで出会ったことがないし、身内の人も発症しないで長寿で暮らしている。認知症サポーター養成講座を受けたことがきっかけで、自分が何かのお役に立てばと思うようになったが、何もできなくて・・・それで広報をみてこの講座に受講した。でもなんでこのゲームをやって、認知症の人で怒ってしまう人がでるのかわからない。それとこんなことよりもまず施設とかで認知症の人に自分がまず会って見て、それから自分でできることは何かを考えられた方がよいのではないか?」と私に率直な意見をぼそっと投げ掛けられた人がいらっしゃいました。

すごくアクティブで素直な意見で、ずっと高齢者の仕事で認知症の方と接してきた私とは見方の違う意見でしたが、ご本人の率直な意見に内心を打たれました。

~【ここでみなさんに質問】~

このブログを読んでくださっている皆様なら、スリーA流優しさのシャワーでお答えされますか?

私に投げかけられたこの質問を、グループでの話し合い項目の1つに当てはめ皆で考えることにしました。結局このことが、自分達が今出来る実践的な私達のグループ報告となりました。

~~~~~~~~~~

【私のグループででた答え=結論】:

>解決方法は1つではない。

>どういう形で発揮するにせよ、認知症の人と接したとき、スリーAのゲームを体験をした今日の教室のように、 「私も間違えたー!」って一緒に知らない人同士でも笑いあいたい、こうやって自発的に笑うってことが相手にとっても、私にとっても、心や脳に、心地よい刺激になることを感じました。

>というわけで、私達が、認知症の方に対し、自分でできるまず最初のことは、1人と人間として接し、 まず私(自分)が笑顔で相手に接することからはじめてみよう!という結論にいたりました。


★皆さんはほかにどんな答えをみつけますか?経験談でも他のアドバイスでも、是非教えてください!

(中山慶子より)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

質問2:
全体の意見交換の中で1人の60~70代女性(娘さんと同居)→実はこの方、閉じこもってはおらず、ボランテイア活動も活躍されたり、介護保険のヘルパーさんやマルチ活動で家庭外でも活躍中)が自分の問題として講師に相談をされました。

最近、自分が電気の消し忘れなどが以前より目立つようになり同居の娘さんから叱られることが多くなった。気をつけるようにはするものの中々改善できず、どう関係を維持、修繕していったらよいか。ということでした。

同居しているのでどううまくつきあっていけばよいかという相談でした。

~【ここでみなさんに質問】~

このブログを読んでくださっている皆様なら、スリーA流心のシャワーでお答えされますか?

~~~~~~~~~~

【教室での講師より返答】
~自らの実母への介護体験を思い出しての返答となりました~

>1つの返答例と思いきいてほしい
>自分自身にも同じ体験があった。もし、娘さんとこれからの同居関係を改善維持をするためにも、2人の間の問題として深みにはまらぬよう、今日の認知症の講座の話をさりげなく伝えてみるのはどうか。

>「こうしてほしい」など娘への直接要求ではなく、今日の講師の話ではこのような話がでて、こういうことを学んだのよ。

>学びということでやんわりと伝えるのはどうか。

★皆さんはほかにどんな答えをみつけますか?経験談でも他のアドバイスでも、是非教えてください!

★講師自らの補足説明も大歓迎です!!

以上(中山慶子より)

~~~~~~~~~~

中山さんのお誘いで、質問にお答えした内容を少しなぞってみましょうか。

会場での質問では、
「最近、自分が電気の消し忘れなどが以前より目立つようになり同居の娘から叱られることが多くなった。気をつけるようにはするものの中々改善できないが」
という趣旨でしたね。

 同居の娘さんは恐らく、認知症進行後のマイナス面ばかりを聞いておられて、母上の認知症発症を心配するあまり、親に対して叱正するような言い方になられるかと思います。高齢者を認知症に追いやるか、予防を実行するか、大事な分かれ目です。

…という気づきが認知症予防の第1歩です。母として娘教育を今こそしてください。ただしものの言い方が大事です。同じような叱るような返しかたでは幼稚です。成人した娘に、気づいてもらう言い方が有効です。

 言い方の一例「電気をまた消し忘れたかしら。よく忘れるようになったわね、気をつけなくちゃ。注意してくれて有り難う」 …と、まず娘の基本姿勢の受容・感謝する言い方。

つぎに教育です。「昨日ね、認知症予防の勉強会に行ってきたのよ、そうしたらね。スリーA方式では“優しさのシャワー”と言うんですって。相手の心を傷つけないで大人相手に褒め育てなんですって。面白いわね。厳しいものの言い方で迫ると、ボケに追いこむことがあるんですって。なるほどと思ったわ。ママだってA子ちゃんに厳しく咎められると悲しくてとても淋しくなるものね。でも心配してくれて、有難うね」

 賢明な娘さんは、面と向かっているお母さんじゃなくて、講演会の講師という見えない相手の言葉だから、ハッと気づかれる可能性があると思います。

かつての私も母の変化に戸惑って、母に「叱られてばかり」と嘆かせました。恥ずかしいです。結果としてボケに追いやった…、反省しても遅いです。同じ失敗をしてほしくないのです。

高林実結樹

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