いわゆる徘徊、2016年は15,432人に約3,200人の増加

[市民福祉情報オフィス・ハスカップ:0162] 市民福祉情報(No.928☆2017.08.28)で、『警察庁が発表した2016年の「行方不明者の状況」によれば、認知症(またはその疑いを原因とするケース)が1万5,432人、対前年比で約3,200人増となっています。ここ数年右肩上がりが続く中、この1年での増加が特に目立ちます。背景には何があるのでしょうか。』という記事を、見ました。

この一年での増加が特に目立つとありますが、対策は様々とられているにも関わらず、という現実が問題と思います。色々な方策の中で、電波を用いるのが最も確実そうに思えますが、無料で貸してもらえる小型の発信器を、皆が皆、確実に所持し続けることは可能でしょうか? 私たちは複数の方法を併用するのが良いと思っています。

缶バッジの裏に連絡先を書いておくだけの簡単な迷子札の普及に、NPO法人として力を入れています。
1個100円という安価なものですから、いくらでも補充できます。安全ピンも工夫されていて怪我への配慮があります。事実、この缶バッジを付けていた90才を越える女性が、家族に無断で出掛けられ、京都市内から奈良県天理市まで電車を無賃乗車で、乗換もしてお散歩(?)、出会った方がバッジに気づかれて裏側の情報を見て、直ぐの電話で家族が迎えに行かれた実例があるのです。
生き返ったようなご家族の喜びと、ケロリとした女性の笑顔を思い浮かべると、よかったなあと、感慨にふけります。

多くの方に電波発信機も所持して、あわせて衣服には可愛い缶バッジをアクセサリーのようにつけて貰ったら良いのになと、心から願っています。