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NPO法人 認知症予防ネット
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ジャンル:活動報告
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2011/12/28のBlog
新春1月15日から、地元宇治市内で認知症予防ゲームスリーA増田方式の「リーダー養成青い鳥講座」5回シリーズの第9期を開始します。9期目まで続く講座の発端は次の通りです。

 平成21年2月22日、当法人事務所から歩いて行ける距離の“京都文教大学サテライトキャンパス”を無料で借用出来ることになって、近隣の高齢の方達に月2回程度笑っていただく小さな集りが始まりました。
 会場は10人ほどで充分にゲームができる広さです。仲よしグループの方が楽しみにしてくださり、月2回定期的に実施していましたが、「ゲームのリードが出来るようになりたい」との声で、慣れて覚えていただくだけでなく、リーダー養成講座と二部式になりました。翌年の9月に、たまたま通りかかられた看護師のFさんの注目をうけ、元々の方達が腰痛その他で欠席が増えたこともあって、教室の中身が5回シリーズ養成講座にすっかり様変わりしました。

講座に名前を付けるに際して思い出したのは、戦後にラジオから流れていたヘレンケラー来日歓迎の歌でした。
幸福の 青い鳥 青い小鳥がやってきた 遠い国からやってきた~
覚えている方は後期高齢の方たちだけでしょう。「忘れても幸せ」を願うスリーAゲームの自主講座に“青い鳥”と命名しました。

最初の行きがかりで、出欠自由という形で5回シリーズを実施しています。それで、一人が5回分を順不同で修了するたびに修了証を贈っています。現在、京都府南部各市町から受講生を迎え、自然に広がって、大阪市、岸和田市、八尾市、豊中市、奈良市、生駒市、橿原市、天理市、広島市、福井県鯖江市、岐阜県池田町、千葉市などの遠隔地からも問合せをいただきます。
会場を替えて行うこともあり、2011年12月には8期目が終り、青い鳥講座から58人の修了生を送り出しました。

施設職員の方や、ボランティア活動をしている方たちは、即日レクに使えると言われ、病院デイケアや、病院ボランティア、養護老人ホームや老人マンションでも、スリーAを取り入れて頂いています。
参加者さんのレベル揃えをできない条件の中で、レベルがまちまちで難しいはずの環境でも、それぞれが工夫して出来るかぎり取り組んで、どこでも喜ばれている様子が聞こえてきます。
スリーA増田方式認知症予防ゲームは、まさに幸せをもたらす青い鳥だなと嬉しくなります。

 来年は全国津々浦々に浸透しますように、大きく一歩を踏み出す年となりますように。

高林実結樹

2011/12/10のBlog
2011/12/08記

 2011年12月3日~4日、東京で上記のフォーラムが開催されました。
今年4月9日にスタートした、スリーA 方式・認知症予防ゲームの首都圏での活動の第2回目という位置づけです。

1 先ず高林さんが午後1時から100分を使って認知症予防ゲームを紹介、全員で体験した後意見交換とワークショップの2部構成のフォーラムとする。

2 続いて2日目にゲームを実施する場合のファシリテーターとしての基礎的な技術を学ぶ機会を設ける、それを元にスリーAゲームを参加者が実演してみるという、こちらは3部構成の形ですすめられました。
 今回のフォーラムの主催者「コミュニティケア活動支援センター」事務局長の佐藤修さんと高林さんは2004年のNPO法人設立以前から交流があり、特に2009年12月に行われた湯島コンセプトワークショップでは、佐藤さんの引き合わせで、日本認知症ケア学会の関係者にスリーAを理解して頂けたことがその後の展開につながっています。
 東京・大阪・京都でと何度もスリーAに関して懇談を重ねてこられていました。今年の4月9日には
“スリーA 方式・認知症予防ゲームの首都圏での活動がスタートします”
と銘打って「第1回スリーA 方式・認知症予防ゲームの体験フォーラム」が飯田橋で開催され、さらに5月には湯島でスリーAの体験会と「これからどうするか」の相談会などを経て、コムケアのメンバーを主体とする「スリーA方式認知症予防フォーラムネットワーク」が立ち上がり、実行委員会を作って、今回の第2回が実現しました。

 今回は認知症予防の枠を超えた視点をもちながら、ゲームをしっかりと体験していただき、そこに込められている大きな可能性を実感してもらえるようなフォーラムを開催する、という佐藤さんの意気込みです。

① 12月3日ゲームの体験と講演-------「スリーA 方式・認知症予防」
 高林さんの講演とゲームは、実行委員会の人たちが高林さんがIT公開した講義録を分かり易く整理して作成して下さったテキストを基本として、いつも通りインパクトのある、歯切れのよい、スリーAの真髄を余すことなく伝えようとするものでした。参加して下さった方は案外初めての方、介護に関するお仕事をしておられる方が多いのが特徴でしたが、そのためかとても熱心に吸収するように理解して頂けたと感じられました。A~Hの班に分かれて自己紹介、感想を述べ合ったうえでの各グループからの質問にも実践的で鋭い質問が寄せられ高林さんは一つ一つ丁寧に答えておられました。
 テキストに明記されているようにゲーム自体の遂行を目指すだけでは無く、ゲームを進める上での人と人のやりとり-「優しさのシャワー」によって誰もがいつとはなしに他の人にも優しく関われるようになると言うスリーA精神-------一緒に楽しむだけでなく、気配りを忘れないよう、テキストや講義録では伝えきれない「阿吽の呼吸」を講習会に参加することによって、体得して欲しいという深い視点を求められた今回のフォーラムはその趣旨を遺憾なく発揮出来たものとなっていたと思います。

 ② 2日目の交流ファシリテーション実践セミナー(9時半~4時半)
 ここでは私達にとって奇跡のような場づくりが展開していきました。
 実を言うと、私はこのセミナーの趣旨を少しはき違えていて、これから、スリーAを広めていこうとする方達に、スリーAをどのように宣伝し、聞き手を納得させて、巻き込むかと言う「手法」を教え、能力を養成するためのセミナーと思っていました。スリーAを知り・理解してもらうためにあえて、このような「ファシリテーションの技術」が必要なのか、それがスリーAにふさわしいのだろうか、と言う一抹の不安と疑念を感じていました。
 ところが、このセミナーのファシリテーションの対象は「例えば-----」ではなく、完全に「スリーAそのもの」であり、ピタリ「高林」さんをスリーAを伝えるファシリテーターとして高く評価して位置づけておられ、本職の吉本さんは参加した人たちにスリーAをきっちりと理解させ、高林さんから得られるものを全て吸収させるためのファシリテーターの役割を努めておられたのです。

 おそらく参加された方が10度高林さんの講演を聴かれても4日のセミナーで得られた以上の理解の深さと能力アップ、さらに「スリーA」に対する信頼と「スリーAを実施する」ことへの確固たる自信は達成できなかったでしょう。そのためには、これだけの時間と「人」と「場」の設定が必要だったのだと感じ入り、お二人の強力な助っ人並びに実行委員の方々のご理解とご協力があったればこそと思い至りました。

 吉本さんは、このフォーラムを実行するに当たって
「高林さんのゲームの進め方は芸術レベルであり、個々のゲームの進め方を理解するだけでは、今後、私たちのゲーム実演時に高林さんの域には達しない・・・・ なので、ゲームを進める時の基礎的な技術(コツや職人技)を習得し、並行してゲームの進行を練習すれば、毎回の実演が実のあるものとなり、ひいてはお仲間さんを含む参加者の予防に対する貢献度が高まるだろうということです」。と書いておられます。
 改めて、佐藤さん、吉本さんのスリーAへの深い造詣とご理解、思い入れがひしひしと感じられ、本当に感動させられました。
 
 セミナーはほぼ5~7名のグループに分かれ、ふるさとの自慢話・このフォーラムに参加した理由などについて、或いはメンバーが出したいくつかのテーマの中から、サイコロをふって当たったテーマについて話をする自己紹介やサイコロトークで互いの交流が交わされ和やかになったところで、吉本さんのファシリテーターの基礎編の講義を聴き、さらに、スリーAのお出迎え、自己紹介、ゲームの始めから終わりまで、お見送りの各段階で、高林さんの指導の機会が設けられていました。
 またとない高度な人を繋ぐサポーター役としての高林さんの手の動き、声がけ、声の強弱、ゲームの運び方、臨機応変の対応、など、認知症の方への尊敬と尊厳を守るためになぜ、こうであるのか、こうでなければならないか、しっかりと見て、盗み取れ!と言うことです。さらにグループの中で一人一人が実践をして、互いに評価し合うことでよりいっそう理解を深めるという形で進行していきました。

 短い時間帯に、「指折り」、「リズム」、「お手玉まわし」、「グーチョキパー」、「じゃんけんゲーム」、「太鼓の合奏」、「言葉集め」、「ビンゴゲーム」を全員が実践し、相互に評価し合って、緊張し、笑い、多くを学び、満足し、意欲を持てたフォーラムであったと思います。
 高林さんは、このフォーラムについて
「素晴らしいフォーラムでした。近々未来の首都圏での広がりが、目に見えるようなフォーラムでした。実行委員の皆様が、スリーAの本質を把握できていなかったら、あんなフォーラムは出来ないと思いました。熱意と誠意と能力を兼ね備えた集団、実行委員皆様の認識力を目の当たりに見た思いです」と謝辞を述べておられます。
 終了後開かれた懇親会には、“明日の予定”の都合で出席出来ませんでしたが、盛り上がったそうです。とりあえず、このようなフォーラムを開くために関係された方々に厚くお礼を申し上げ、少し時間を頂いて、じっくりと自分の中で熟成し評価したいと思います。東京の人たちの動きは早くて、来年は関西で(出来れば京都がいいな)開催する予定だそうです。目を回さないようについて行きたいです。

 NPO法人認知症予防ネット理事
 福知山市認知症予防の会
 -スリーAチャレンジ-・代表
 村岡洋子
2011/12/05のBlog
50名を超える参加登録があり、当日は雨の中、また早朝には千葉県の地震で交通機関が乱れる中にもかかわらず、全員出席で開催されました。

それに続き、4日の日曜日には、「スリーA方式認知症予防ゲーム」をもっと拡げるには、と熱い思いで9時半~16時半までの勉強会での盛り上がりも嬉しかったです!

詳しい報告、写真などは 後日掲載させていただきます。

運営委員 福井惠子
2011/11/12のBlog
2011年10月31日 両丹日日新聞

「笑って元気に 認知症予防教室」

読み進むにつれて、驚きと喜びと感謝で感動してしまいました♪

一昨年の夏に、NPO法人認知症予防ネットがお手伝いした福知山認知症予防の会(村岡洋子代表)主催の「指導者・ボランティア養成講座」の修了生が、成長されて独り立ちなさったことが報道されていました。
「地区福祉推進協議会」主催の「認知症予防スリーA教室(5月から月二回)」を、成仁地区の修了生とボランティアさんたちとつくる「にっこり会」が指導し、地域挙げて取り組みに協力して最終回を迎えられた10月25日の模様です。


~前略~
「教室は毎回、日付の確認・自己紹介などをして記憶を呼び起こすところから開始。この日はお年寄り25人とスタッフたち。

グッパー体操やリズム運動、じゃんけんで勝ち抜いていくゲームなどを大声で笑いながら楽しんだ。

続いて、毎回練習してきた竹太鼓と箱太鼓による演奏を練習。来月開催する高齢者のつどいで演奏することになっており、今回もリズムに合わせて声を出しながら太鼓をたたき、全員で楽しんだ。」
~後略~


最後に、茶話会をして、参加者一人ずつに、教室での笑顔の写真と、コメントの書かれたものがプレゼントされたそうです。

そして、福知山市東部地区民生児童委員協議会の会長の嬉しいコメントが添えられていました。

「参加者の中には、初めはこわばった表情の人もいましたが、回を重ねるごとに笑顔が増え、効果を確認しました。来年以降も教室を続けたい」

地区の福祉会、民生児童委員会長さんをも感動させた「スリーA方式の認知症予防教室」を、養成講座修了生が続けて来られた、力と努力と勇気に敬意を表します。

継続されますように!
 (NPO認知症予防ネット 運営委員 福井惠子)


以下のアドレスは「福知山市認知症予防の会」の養成講座の目次です。

http://www.voluntary.jp/weblog/myblog/551?STYPE=1&KEY=1608&LIST=1

2011/11/10のBlog
10月30日(日)午後1時半からの、沼田市地域包括支援センター主催による、ケアマネージャーサポート連絡会議に関わる方々を主に、一般市民の方あわせ約120名が参加された研修会に講師としてお招きを受けました。

関東平野を外れた山間の沼田市に招かれた経緯は、直接には去る4月9日、東京で開催された「スリーA方式認知症予防ゲーム体験フォーラム」に地域包括支援センターの職員の方が参加された結果です。10年ほど前に沼田市の保健師お二人が静岡でスリーAの研修を受けておられたにも関わらず、活用する機会もないままに過ぎていたとお聞きしました。介護を必要とする高齢者が増加するなか、現場では認知症の方への対応の戸惑いや困難さ、高齢者対象のレクリエーションのマンネリ化があって、地域包括支援センターとして現状打開への強い思いがあったと推察しました。

前半の講演では自己紹介からスリーAの説明をし、後半はスリーA方式認知症予防ゲームの体験という形式で、時間いっぱい笑って頂きながら、リードのコツもしっかりお伝えしました。ご参加の介護職の方々にも現状打破、起死回生といった思いがあった為でしょうか、常々私が口を酸っぱくしてお伝えしている声のかけ方、褒めるタイミングについて的確に受け止めて頂けました。

講演会や研修会後にアンケート結果をお知らせ頂くことがあり、今回も後日、回答のコピーを送ってくださいました。殆ど全ての方が「楽しかった、心の底から笑った」と書かれていて、「笑顔でこのゲームを予防教室でやってみる」と今からでも始めるように書かれているのも、その場の勢いではないと読めました。

回答の一つに『ゲームの最初、大きな声で初めて「よくできました~」と褒められたとき、自然と出てきた笑顔、心から嬉しいと感じた思いを忘れず、今後利用者の笑顔を引き出していきたいと思います。』とありました。褒め方のコツが確かに伝わった手応えを感じ、これは私への褒め言葉として受け止めています。
その他にも、胸に響く嬉しい感想を幾つも読ませていただきました。少し、次に掲載させていただきます。

・ 笑いながら、が大切だということが実感できました。早速介護予防教室に取り入れてみます。

・ 楽しくゲームをやることで、自分でも、身体が温まり、笑いが自然にでてきました。毎日、認知症の人と関わっているので、是非、ゲームを(教えて頂いた)やってみようと思いました。楽しく行いたいと思いました。

・ ゲームがとても面白く、頭・手の体操になり、とても良かったです。一生懸命になることが大事、楽しむことが大事と先生がいわれ、「あーそうだな」と思いました。

・ 動作として簡単に取り組むことができ、徐々にスキンシップを行っていき、最終的に
は心の底から笑うことができました。また、物忘れ症状がある方に対して気づかれないように、元気を引き出してあげるという言葉に感銘を受けました。

・ 本当に自然に笑顔になれるゲーム。自分も利用者さんとの関わりの中で、このゲームをできるようになりたいと思いました

・ グーチョキパーなどただ普通に行っていたが、今回の研鑚会で教えて頂いた*方法を利用者さまと笑顔で行おうと思います。*(かけ声のスピードを始めはゆっくり段々早く、突然にスピードを上げるメリハリのつけ方)

沼田市にスリーA方式認知症予防ゲームが根付くことを祈っています。

高林実結樹 記
2011/11/07のBlog
小学校の空き教室が老人福祉施設(デイサービスセンター)に転用されるようになったのは、平成7年で、日本のパイロット事業として宇治市立小倉小学校の北校舎が第1号です。
続いて宇治市立平盛小学校にもデイサービスセンターが誕生しました。

その平盛小学校区の学区福祉委員さんの肝いりで、地区の団地の高齢化が進みつつあった数年前から、年間2~3度のスリーA方式による認知症予防教室が開催されるようになり、高林理事長と一緒に行って、ゲーム担当をさせていただくようになりました。ゲーム指導の仕方については、あのゲームはこう、あそこの場面ではこのように、と往復の道すがら予備知識や反省点を教えてもらい、回数を重ねて今年から初めて一人で伺うことになりました。
 
10月1日、顔馴染みになった役員さんが待っていてくださったので、安心でした。
この日は小学校の運動会の日と重なっていて、外がとても賑やかでした。でも予防教室も負けず劣らず大きな声で笑ってくださいました。以前から参加しておられる方も多く、ボランティアさんも慣れて下さっているので、ゲームはスムースに行き、いつもより多くのメニューが出来ました。一般参加の方たちが、「あぁ、よう笑うた」と言ってくださいました。
“独り立ち”というのは、勇気が要りますが、なんとか皆さんに笑って頂けて、良かったかな? とホッとしました。

記録
日時:平成23年10月1日(土)13時~15時
場所:平盛デイサービスセンター 2F
主催:平盛学区福祉委員会
参加人数:34名

内容:話「スリーAについて」
ゲーム・「1から10」指数え
・・・・「♪ 1.2.3~」数え歌
・・・・グーパー
・・・・お茶つぼ
・・・・リズム 2拍子
・・・・リズム 3拍子
・・・・リズム 4拍子
・・・・お手玉渡し
・・・・ドジョウさん
・・・・ことば集め
・・・・シーツ玉入れ
・・・・ジャンケンたすき取りゲーム

以上<木村寛子 記>

2011/10/01のBlog
第12回日本認知症ケア学会大会のワークショップ
~日本認知症ケア学会同行記~


福知山市認知症予防の会
 村岡洋子

 これはまさにエポックメーキングな大変な出来事だ、と取るモノもとりあえず、大急ぎで日本認知症ケア学会へ入会し、大会参加の届けを出し、横浜に向かいました。
港横浜の埋め立て地にそそり立つ会場、パシフィコ横浜は、3つの建物を縦横に駆使して地図とプログラムを片手に目指す会場を探すのに息を切らせて駆け廻る運動会さながらの設営でした。
 その一画の第2エリア「会議センター」3FC会場で、このワークショップが開催されました。
PPを用いた最近の講演形式では、データが全く残らないからという理由で、印刷した3種のデーターと機関紙などの資料の持ち込みを許可して頂きました。70席が用意されていた会場には時間前から、参加者が次々と参集され、一時は140名を超す状況で120部用意した資料もあっという間に総てがなくなってしまいました。
運営スタッフの方の取り仕切りで最終的には100名ほどに落ち着いたようです。

 高林理事長は、認知症の母上の介護体験、その後の訪問ボランテイア活動で出会った家族介護の状況を通して、認知症を病む人たちの痛切な思いと家族の血のにじむような介護の状況を何とかしなければ、と願い続けた時にスリーA方式の予防教室に出会ったいきさつをつぶさに語られました。
 スリーA教室の解説と方法論では、第一次、第2次、第3次予防の各段階で、それぞれにきわめて高い成果を挙げていることを資料の図表と、体験に基づいて説明し、特に、スリーA方式の三つの要素「脳活性化ゲーム」、「笑いの効用」、「優しさのシャワー」について丁寧に言及されました。

 ゲーム体験は、会場にぎっしり一杯の参加者であったため、輪にはなれずに前を向いた講演会形式のままの形で行われましたから、“ゲームその1”と“ゲームその2(ただしお手玉回しは抜きです)”だけしか行えませんでしたが、それで十分意を尽くしていて、好意的な、且つ「理解ができたぞ!」という表情と、且つ心からの笑いがあふれて会場は次第に一種独特の楽しさの雰囲気に包まれていきました。

 認知症介護の、或いは、高齢者レクレーションのプロ達を前にして、高林さんが特に力を入れられたのは、一見どこででもやっているような単純なゲームの中に一杯隠されている「優しさのシャワー」を惜しみなく引き出し、お仲間さんに正しく伝え受け取って頂くための声掛けとゲーム運びについての丁寧な解説でした。
 間髪を入れずに褒める、具体的に褒める、うまくできて褒められて自信が取り戻せた上で、みんなが失敗する仕掛けで安心して心から笑う――脳活性化と癒しと笑いが一体となったゲームの真価を最大限に発揮させ得る声掛けと進め方は、さすがにプロである今日の参加者さんにしっかりと受け止められたという手応えが私にも感じられて嬉しくも頼もしく思えました。
 スリーAの予防教室の真髄は「優しさのシャワー」であり、さらにその真髄はゲームの中にちりばめられた「優しさのシャワー」を引き出し受け止めてもらって自信とその人らしさを取り戻すこと-------、
 認知症ケアの学会へのデビューとしては、まずこの上ない成功であったと思います。
 ワークショップは、高林さんの
「この認知症予防レクリエーションゲームをそれぞれの持ち場で拡げてほしい」 
という言葉で終わりました。

 今回の日本認知症ケア学会への出演は、NPO法人側から働きかけたのではなく一見、天から降ってきたような感じでもたらされ、私は、インターネットで「日本認知症ケア学会」を引いたりしたのでしたが、2009年12月2日、湯島コンセプトワークショップで実質発足した東京での「スリーA方式認知症予防フォーラム実行委員会」の第1回目の会合に参加された時田さん(学会の関係者)の強力なご推薦によるやに察しています。
「スリーA方式認知症予防フォーラム実行委員会」の方達と高林さんの交流はすでに長い歴史があり、高林さんのひたむきなスリーAへの情熱が東京の人たちを動かして、スリーA方式認知症予防フォーラムが開催され、学会へのワークショップへの参加が実現したのでした。
 
 高林さんのどこへでも行く、最大の努力を傾けると言う一貫した姿勢は、これまでにもいくつもの奇跡を生んできましたが、思い続けていれば、いつか光がみえてくる・時が来て実現するという当然の帰結であったのかもしれません。

 一方今年米子市で開催された9月の9日~11日の「日本認知症予防学会」では、スリーAの文字は有りませんでした。しかし、認知症ケア学会でスリーAは、堂々と登場してしまったのです。
 私達の今後の活動は、二つの学会を見て、スリーAを認知症予防の最前線に位置づけていかなければならないのでしょう。










2011/09/26のBlog
9月24~25日横浜での
『認知症本人の究極の願いに応えよう!-認知症予防と引き戻し-』
を成功裡に終えました。

応援していただいた多くの方にお礼申し上げます。簡単ですが報告です。

25日、開始時間午前10時の10分前には、70人の予想が外れて満席になり、急遽イスが20脚運びこまれました。持参した資料は70部+50部と余分は多めだったのでしたが、不足するという有様でした。計算がどうも合いません…。120人の参加だったという人もいますが確実なことは判りません。資料が無い人もおられたそうです。(後で聞くところでは最大時には140人だったそうです)
当初、壁際に立ち見の方がぎっしりという状況で、どうしようかと思いましたが、運営スタッフがどうやら諦めてもらわれたようで、床に座られた方を含め100名以上の参加となりました。

ゲーム体験では部屋一杯の人口密度(!)のため輪になれなくて、一方を向いた講演会形式のまま、という臨機応変スタイルになりました。
認知症ケア専門士を目指す優秀な意識の高い若い職員さんたちが、まるで遊びに来たかのように純真無垢(!)に大声で何度も笑ってくださいました。漫才のように笑いをとるのではないのですが…。高齢者レクのプロという参加者さんですから、さすがに笑いながらもスリーA方式をしっかり観察・評価しておられたようです。最後に10人ほどの方に感想を述べて貰ったところ、「仕事に取り入れたい」と仰る方が殆どで、中にはスリーAをご存じの方もおられました。「こんなに良いものが、なぜ一気に広がらないのでしょう」という質問には、「私たちの努力がまだ足りないから」と言うしかありませんでした。
何れにしてもケア学会の名に恥じないレベルの高い現場の職員さんたちの参加で、頼もしい手応えでした。

散会後、展示ホールに行く道筋で、次々と何人もの方が親しげに声をかけてくださって、「感動した」などと言う人もおられて、うぅっとこちらが感動しました。スリーAの良さは、伝わったのですね。

横浜に向かう前に私に、「ワークショップを楽しんで…」と何人かの方が言ってくださいました。「楽しさ」はずーっと尾を引いて増してくるようです。全国各地からワークショップに集まられた100人を越える人々! 大会が終って地域に戻られて、全国の100箇所以上に、一気にスリーAが広がるでしょうか?
きっと広がる! そんな希望溢れる確信を抱きました。

高林実結樹
2011/08/04のBlog
[ 17:29 ] [ 活動報告 ]
去る7月30~31日と、2日間のWeフォーラム2011in大阪が、好評裡に終りました。1年前から実行委員会が毎月会議を重ねて実現したものです。

 主催者は「We」という雑誌の読者のなかの有志です。
組織として命令系統があるわけではなく、会議でも実行委員の多くが交代のように欠席でしたから、会議での決定と見えても、欠席者の願いで変更になることもありました。
何のための会議決定だったのか、という声がメーリングリストで流れたり、会議で意見が一致しないこともありました。
しかしながら、本番では短時間に玄関前の巨大円柱にアッと驚くような飾りが巻き付けられ、ステージの設営も見事に完成し、時間どおりに始まって1部、2部、3部と何の支障も起きませんでした。
見えないところの運営は各員の協力の賜物ですが、感動的でした。

 ちょっと欲張りな企画のため時間配分が心配された時もありました。
その会議の時に司会役が、「開会宣言は20秒!」と断言されていたので、本番で私はそっと時計を見ながら司会の言葉を聞いていましたところ、必要なことは網羅されて20秒きっかりに終ったのです。
さすがぁとWeの会のメンバーの実力を思い知らされました。

 現役の若い方達の中に割り込むように、31日の第9分科会は、
「超高齢社会に立ち向かう」というタイトルで大会議室を頂いたのでした。

リレートークでは各人の持ち時間は僅かでしたが、
それぞれのスリーA方式認知症予防活動を発表していただきました。
脳活性化ゲームも参加者皆様に短時間でしたが、体験していただきました。

反省点はさておいて、以上で報告といたします。
 (高林実結樹記)
2011/07/09のBlog
平成23年7月6日(水)10時半から4時半までという長時間、福知山市認知症予防の会様のお招きで、「スリーAゲームリーダーリフレッシュ教室」に伺いました。

前日の5日には隣接する兵庫県丹波市で、午後・夜とスリーA研修会がありました。
午後1時から4時の部では、「ふれあい・いきいきサロン」のボランティアさんたちを対象とする平成23年度介護予防活動支援事業『スリーA研修会』で、夜の部は介護保険事業所職員さんを対象とするものでした。
いずれも前半は講演、後半は実技体験ですが、立場の異なる参加者さんに身近な内容を、と考えると、講演内容は自ずと違ってきます。翌6日の福知山でのリーダーリフレッシュ教室は2年間という実績を積まれた後ですから、内容がいわば専門課程となります。
しかしながら、スリーAの良さとその方法を理解していただくという流れはいずこも同じです。それを異なる切り口で話して、それぞれに良い手応えを感じることが出来てホッとしたのでした。

三番目にあたる福知山では、一人の方が実技解説のなかで、3年にわたるスリーA学習会の感想を、とても的確な言葉で発表されたので、それを次のように書いていただきました。

3年目のリフレッシュ講座
一つ一つのゲームが理論に裏付けされ、ゲームの流れも周到に組み立てられたものであることを、改めて認識、理解することができました。お仲間さんの表情、反応を汲みとりながらの細やかな配慮が即、優しさのシャワーであること等々、実際の指導を受ける中で、多くのことを学び得ました。
今回の講座は、リフレッシュの名のとおり、初心にかえり、自信をもって更なる一歩を踏みだす契機となりました。(認知症予防の会 M.S.記)

このようにスリーAの脳活性化リハビリゲームを評価していただいたことは、スリーAを正しくお伝えできたのだなあと、心底から嬉しく思ったのでした。ご参加の皆々様、熱心に習得してくださいまして、有り難うございました。

高林実結樹
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