2月のコラボ談話室を開催しました!

2月4日(土)、「コラボ談話室」を開催しました。この日の参加者は初参加2人を含む12人。20代〜80代の全年齢層が揃いました。

話題提供は「働き盛りをイキイキと過ごすには」(久保田哲也さん)。40代後半の現役バリバリの久保田さんは、40代は自分の健康、子供の教育、定年後の生活など悩みが多い。地域や社会の中心的な存在であるが、特に地域での存在感が薄い。自分は、いろいろな人と交流できるコラボ談話室のような場を求めたが・・と話題提供しました。その後、依藤光代さんの進行のもと、40代の頃や40代に向けて、地域との関わりをテーマに談話が進みました。

40代は20年間登ったあと下っていく時期/会社は人間関係などでやはり特殊な世界/40代の頃は成長・成功を信じて行け行けどんどんだったことを反省している(80代)/40代の頃土地・ゴルフ場など買いあさって失礼なことをした(70代)/忙しいのに地域との交流がないことを問題にしている久保田さんは謙虚では?/旧集落に住んでいるので地域との交流は当たり前(50代)/実力主義の会社だったし、子供が小さいから年代を意識しない(50代)/子供が日本を変えてくれるよう頑張りたい/若い頃地域活動に参加した男は定年後も地域との交流がある/

会社人間は会社にもメリットがないのでは/会社でたこつぼにならないために異業種交流が役立った/成長期に比べて小さくなったパイをどう配分するかは40代にかかっている/会社は地域との交流を声高に言わないが自己啓発の要素と考えている/グローバル化が進む中で自分や目標を失わないためには日本の良さを見直すことか/40代後半から60歳まで早かったことを考えると40代と60代は意外に近い/居心地の良いコラボ談話室は自分にとってのもう一つの地域/地域は会社でないところかも/自営業から組織に入って仕事をばりばりやった40代は勢いがあった/

仕事漬けの毎日を悩む一方で、千里のいろいろな交流の場(コラボ、市民フォーラムなど)が楽しい/戦後の日本では会社が地域の役割を果たしてきた/オイルショック、バブルなど浮き沈みを経験した70〜80代は、今の平坦な時代を生きる若い世代より楽しかったのでは/仕事をがんがんやる人がいないとワークバランスだけでは途上国に負ける/仕事を頑張ることと地域に根ざすことは両立するし相互にプラス/がんがん頑張った次にくる落ち込みにどう対処するかが大切

働き盛りをイキイキ過ごす方法のひとつは、会社でない“社会”や地域との接点をもって交流すること、地域は地縁的ものからネットワーク的なものへと変化している、仕事をばりばりやることと地域に参加することとは両立するし双方にプラスに働く・・・こんなことが話題になった談話室でした。

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。

(%青点%)と き:3月3日(土)10時〜12時
(%赤点%)ところ:多目的スペース(カフェ横)
(%緑点%)テーマ:「夢見るころは過ぎたのか」(藤本智奈美さん)
 夢見ることをやめたとき若い日は終わる、そんな言葉がある。若い日は終わってくれてかまわないけど、夢見ることがなくなるのは、ちょっと悲しい。書を生業としているのに何となく気恥ずかしくて書いたことがない夢という字。いざ、書こうとすると、捉えどころがなくとにかく難しい。そんな夢のあれこれ、世代を超えて語り合いましょう。

(やまもと)