2012年最初のコラボ談話室を開催しました!

1月7日(土)、「コラボ談話室」を開催しました。コラボ談話室は、お茶を飲みながら気軽に語りあい、いろいろな考えがあることを知り、明日の力にもなれば・・・そんな思いが集まって始まりました。

この日の参加者は初参加1人を含む15人。男女比は10:5。
20代(1)、30代(1)、40代(2)、50代(2)、60代(2)、70代(5)、80代(2)と全年齢層が揃いました。

話題提供は「社会人2年生のおもい」(依藤光代さん)。まちづくりコン
サルタント2年目の依藤さんは、「20年前の社会人は企業戦士とし
て会社のために働いた。私は、職業柄や社会・価値観の多様化もあ
り、職能を磨くこと、満足できる生き方を優先している。同時に人的ネ
ットワーク、幅広い関心、人に影響を与える人になることを大切にして
いる」と話しました。その後、桑原徳雄さんの進行のもと、次のような
意見が出されました。

日本特有の「社会人」という言葉は社会の一員として自覚をもつようにとの意味か/現代は技術が発達しているが、どのような哲学をもって用いるかが大切/昔は先輩のあと帰ったが、今は5時に帰るよう指導している/企業戦士の時代にも多様な生き方はあった/「困ったときには人に会え」は昔も今も同じ/女性の「腰掛け」「お茶当番」は20年ぐらい前まであった/失業してはいけないと会社のために働いた/粉飾決算のオリンパスは間違った愛社精神/企業研修・教育が充実していたし、先輩から飲みながら教えられた/企業研修では、仕事の向上、知識の習得、人格形成が目標であった/最
初の20年は会社人間、後半の20年は個人の能力が発揮できた/

組織の中の個人、個人の中の組織の役割が大切/各人の役割が区分されている欧米と異なり、日本では部分的に重なっている/重なっているからリスクに強い/重なりのすり合わせが日本の文化/自分の半生を振り返ると、努力不足だったと思う/電車通勤しながら、切符と包帯でにぎり寿司の練習をした/不本意な配置転換にとまどっていたことに皆さんの意見を活かしたい/仕事の仕方が全体から個人優先へと変わり、親分肌の管理職がいなくなったのが淋しい/組織・地域を問わず他人をどう思いやるかが大切では?

仕事のスタイルは、時代の変化とともに大きく変わったが、仕事の内
容、個人の価値観などによって、本来多様なものであった。各人が社
会や組織の中での役割を知りながら、自分や社会・組織のために能力
を磨いていくことが大切・・・そんな井戸端会議であった気がしました。

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。

(%青点%)と き:2月4日(土)10時〜12時
(%赤点%)ところ:多目的スペース(カフェ横)
(%緑点%)テーマ:「働き盛りをイキイキと過ごすには」(久保田哲也さん)
働き盛りの40代。自身の健康や子女の教育、そしてリタイア後の生活など、心配や悩みは尽きません。既に40代を経験した世代、これから40代に向かっていく世代、いろいろな世代で「イキイキと生活するため」のコツについて語り合いましょう。
※下のPDFをご覧ください。

(やまもと)