練習試合 vs 社高校 7月9日!!

今日は1,2年生は県リーグで姫路の広畑での試合だったので、市位監督と今中コーチに任せて、自分は3年生の試合を担当しました。今日の相手は社高校で、我が母校でもあります。先日3年生二人を連れて練習を見学しましたが、今日は実際に1年生と試合をさせてもらう事になりました。

分厚い雲が広がっているものの、合間から差す日差しもあって蒸し暑い気候と、テスト明けの重たい体というものもあって、うまくやれるか多少の心配はあったものの、今ある力を精一杯出して高校生相手にでもいいゲームが出来ればいいな、と思いました(%笑う男%) アップの前に1対1でがんばろう!!との話もして、特に守備の面での課題として人に付く事はずっと言っていたのでそこがうまく出来ればいいな、と思いました(%笑う男%)

アップもしっかりと時間があったのですが、今日は自分ひとりだったのでキーパーのアップをメインとしながらも、基礎とシュートをしてから2対2をして、再度動きの確認をしました。必ず人に付く事を忘れないようにしようとテーマを全員にもう一度徹底させました。

試合の前には去年この社高校でコーチを務めておられ、今は三田松聖高校のコーチをしておられる中尾コーチと話をしました。去年からのつながりですが、中尾コーチは作陽高校のコーチもしておられたので、強くするノウハウもよく知っておられます。そんなコーチとも話をしていると、やはり高校側としてここまで指導しておいてほしいという要求は実際にあって、当然それを全てやるのは難しいのですが、基本的な事として『高校の先生にまたきちんと教わる耳を持つ事』が大事だなぁと話をしてお互い思いました。やはり、自分の受け持った子が自分の言う事しか聞かない子になるとそれこそ卒業したら伸びなくなってしまうし、それが一番怖い。だからこそ今は基盤を作っている、と。中尾コーチもその考えに賛同してくださりました(%笑う男%) 結果を出すのは今(中学生)ではない!と。

試合は25分を3本していただきました。相手は高校生の中でも当然1年生で、胸を借りるつもりで精一杯やろうと試合前の話をしました。守備は雄太くんを中心にラインを高く保つように確認をすると、1本目から積極的な攻撃と守備がうまくいってリズムを掴みました(%ニコ男%) ラインを上げ、全体で前から守備をする姿勢がうまくいったと思う。本当に体格の大きい相手にはリスクのある戦い方でしたが、うちがチャンスを得るには個々の突破ではなく、高い位置で奪って早く攻める事しか出来ないと思っていました。相手のプレッシャーは思ったよりも強くなくて、前を向ける回数が多かった。それはもちろん個々の余裕もあったし、姿勢、ファーストタッチが良かったのもある。でも気持ちで負けなかったのが最大の理由ではないかと思った(%笑う男%) 1本目は高いラインをまく保った事でコンパクトにサッカーがうまく出来たと思う(%笑う男%)

2本目のほうがチャンスもあり、シュートもたくさん打ったものの、後一歩が足りないまま結局0−0でした。。。3本目にはじゃんけんに負けた園崎くんが線審をしました。非常に寂しそうな後ろ姿に見えるのは僕だけでしょうか???(笑) 3本目のメンバーも交代した子が多かったのだけど、それぞれの特徴をよく出してくれたと思います。本当に気持ちでも勝っていたし、高校生だからと引く事がなくなったみんなは成長したように思いました。今日は2本目は中で審判しながらキャプテンの梅田くんとは何回か話をしたけど、やはり一番間近で見ると、みんなの必死にやろうとする気持ちや表情がひしひしと伝わってきて、
『みんな本当によくがんばってるなぁ』
と思いました(%笑う男%) 結果は攻撃もチャンスがあり、守備をする時は全員がしっかりと体を張ってくれた成果もあって0−0のまま終わりました。時間が早く感じるぐらいにみんなのがんばってる試合を見るのは楽しかったです(%笑う男%)

試合が終わってから弟分の1,2年生のリーグ結果も報告してもらい、津田とは6−0での勝利らしく、これが1,2年生として公式戦の初勝利となりました(%星%) もう一試合の三木との試合は2−2の引き分けで、内容は三木戦のほうがよく、本当に追いつく展開になりみんながしっかりと暑い中、よく走ったとの評価を今中コーチからはいただきました(%笑う男%) 負けなしの1,2年生もこのゲームをきっかけにしてより一層の努力と高い意識と目標でがんばってもらいたいですね(%笑う男%)(%王冠%)

今日、母校の社高校を見ていると、本当に一面大きな専用グランドがあり施設の充実さは公立とは思えないほどいいと思う。でも中の生徒の質は?自分は卒業した生徒の一人でもあるからあえて言わせてもらうと、昔のほうが活気に満ちていた。もっと全員が一個のボールに対してガムシャラだった。でも、今日見ていても、明らかに必死さがなかった。もちろん年下の相手なのもあるけど、本気でやっている気持は本気のプレーで返すのが礼儀だと思うし、手を抜いていないにしても簡単に中学生にやられて悔しそうな表情すら見えなかった。。。やはり、綺麗なサッカーをしてきた子が多いからなのだろうか?今日見て改めて思った。がむしゃらにやれるのは中学生までに教えないといけない、と。高校生になると本当に見た目にもこだわる年頃でもあるし、根性なんて言葉は今の時代、消えかけている(%ショボ男%) がんばる事が恥ずかしいとか、しんどいとかですぐに逃げてしまうこの時代‥。僕は今日の最後の笛が鳴るまでがんばり続けたFALCOの生徒を誇りに思うし、相手監督、コーチ、中尾コーチも口を揃えて『体が小さくてもがんばる子ばっかりやなぁ』と評価をくださいました。このチームの進むべき道は間違っていないと、この高校とのゲームを見て確信した。今、大切なものをみんなは持っている。それを目一杯伸ばしてくれる環境へ送り出したい。コーチはみんなを中学までしか指導出来ないけど、思いを託せる環境へ送り出したいとは思う。今日は、いろんな面でいい勉強になった試合だった(%笑う男%) また新たなスタートとしてがんばりたいです!!