今日の一言!5月1日!!『それぞれの考え・個性』

昨日はみんなが暑い中、審判協力をしてくれました。そんな中、コーチは少年サッカーの時からの付き合いがあるコーチの方々とたくさん話ができました(%笑う男%) みなさん僕に気を使ってくださり『チームのほうはどうや?うまくいってるか?』と声を掛けてくださります。そこでフト思った疑問がありました。。。
『うまくいってるってどんな状態なのかなぁ‥』と。みんなが自分の言う事を聞く事だけがうまくいってるわけではないだろうし‥。やはり人間には個性があって一人一人考え方も違えば言葉の受け取り方も違います。コーチも人間だし、いっぱい失敗もするし、全てが正しいのではないはず。昨日、大会が終わってからある生徒の悩みを保護者の方と一緒に聞く機会がありました。本当に自分の未熟さを痛感しました。この仕事を始めて思った事が『毎日誰かが、何かで悩んでいる』と言う事です(%ショボ男%) いつも元気な人間はいない。楽しい時間があるからこそ、うまくいかなくて落ち込む時間も当然あります。ましてやこの年代は心が不安定です。大人から見れば『そんな事で悩むのか?』と言うような事でもその子にしたら本当に深刻だったりします。大人は子供の悩みを軽く考えてはいけないと思います。大人に一歩一歩近づいている子供が悩むと言う事は、自分で考えたけど自分では消化出来ない状態だからです。だから悩む気持ちを否定するのではなく、今その悩みをどう解決させてやるか?が最も重要だと思いました。これまでもたくさんの子と悩み、話し、曲がりながらも真っ直ぐ進んでくれています。自分は未熟な分、こうした出来事を経験していく事で自分もしっかりしていくと思う。

最初にも言ったように、この年代は不安定な心だから悩みがあって当たり前だと思うし、その悩みがあって話をしてまたがんばろうってなってくれる事こそが『自分にとってうまくやれている状態』だと思う(%笑う男%) 個性を消して文句も不満も一切受け付けない状態が『みんながちゃんとやってくれている』のではないと思った。この2年間本当にたくさんの話を子供達としてきたけど、悩みがあって当たり前だしそれを言わさない指導者はいけないと感じた。自分もまだまだだけど、どんな形でもいい、レポートで心の中を明かしてくれる子もいる。それが『自然』なんだと思った。大人(指導者・保護者)が単に子供を力や言葉でねじ伏せてしまうだけでは、『いい人間』は育たないと思う。子供とは、時にはコーチとしての立場を置いて『一人の人間同士』としての付き合いをしないといけないのではないかなぁと思いました。FALCOはサッカーだけのチームではない!そう言っているだけに責任は大きいと思う。子供が子供らしく、笑い、怒り、悩み、悔しがる‥そういう感情を引き出せる指導者でありたいと思う。怒らせる、ではなくそれが子供の、人間のあるべき姿だし怒る気持ちや感情を全て押さえつけてしまうと、その反動がものすごく大きくなってしまうはず‥。もう一度、保護者の方々や地域の方々もゆっくり見直してもらいたいと思いました。自分の周りにいる子供、関わっている子供はきちんと感情を出していますか?『いい子』って何でもはいはいと言う事を聞くだけの子じゃないと思います。親でもない自分ですが、やはり子供も一人の立派な人間。考えています。悩んでいます。誰かに助けを求めています。昨日、僕は一人の人間としてまた大きく考えさせられました。FALCOはすばらしい生徒のおかげで成り立っています!そのカラーは絶対に変えないようにがんばりたいと思います。

いつまでも、このチームにいる子供が『ここはいいチームだ。よそにはないんだ』と思ってくれるチームでありたい。この仕事に改めて誇りを感じています。誰にでも出来る仕事じゃないと痛感しました。だからこそ自分に与えられた使命を責任もって続けたいと思います。