今日は淡路のアスパ五色で試合がありました。朝に降っていた雨もグランドに着く頃にはやんでいて、試合をする選手にはちょうどいいくらいの天気になりました。結果だけを言うと、昨日の敗戦で追い込まれたうちは、今日勝たないと二次予選通過の可能性がほぼなくなってしまうので、もちろん上に行きたいなら勝たないといけないゲームでした。でも、緊張で追い込んでしまいたくはないし、やらないといけないのは分かっているはずだったので、あえて言わないように心掛けました。
アップでは、狭い限られたスペースの中でも基礎からしっかりとして『今さら難しい事は出来ない、でもやれる事はきちんとやろう!』そう話をしてアップをしました。声はあまり出ていなかったけど、プレー自体は集中できていないとは思いませんでした(%笑う男%)

試合が始まる前にも、細かい事は一切言わずに、昨日出来なかった前半からの気持ちを入れたプレーをしっかりとしようと話をして送り出しました。変に緊張もしていない様子だったし、いい具合で入ったと思っていました。でも、キックオフしてから見たものは昨日よりもさらに悪い出来でした‥(%ショボ男%) グランドが滑るとか相手も同じ条件の事を言い訳には出来ない。それ以前に、やろうとする気持ち、戦う気持ちですでに相手に負けていた。とにかくひ引いて守る‥そんな意識でした。前にボールが出ても前に行く意識、気持ちが低く薄い攻撃でシュートすら打てずに、前半はまた時間だけが過ぎていきました。
『ここは我慢だ‥』
自分で何度も言い聞かせ、中でやっている選手に任せる気持ちでベンチにいました。監督をしてから、本当に自分でプレーするほうが何倍も気が楽だなぁと思いました(%痛い男%) 前半の半分過ぎに、相手のフリーキックが決まり0−1でまたリードをされて前半を折り返しました‥。。。

ハーフタイム、昨日と同じ事を言いました。気持ちで負けている。相手の7回のスライディングに対して、うちは2回!相手のほうがうちよりも3倍必死になって戦ってるぞ!!(%怒る男%) 何かをしないとこのまま終わってしまうんだぞ!!と話をして後半を迎えました。
‥なのに‥
よし!!やってやろう!!という気持ち、表情が感じられませんでした(%ショボ男%) 勝ちたい気持ちや負けたくない気持ちってコーチが作るものではないと思う。いつになったら、どんな状況になったらみんなはやるの??そんな疑問でいっぱいでした。後半に入って、変わった豊貴くんを中心に少し元気が出ました。でも、相変わらず気持ちでは守りに入ってしまい、積極的なプレーが見れませんでした。こうなったら時計が気になります。こんなに時間って早く過ぎるものかと思うくらい、あっという間に流れていきました。後半15分には相手のドリブル突破からゴールを許し0−2。その落ち込んだ中、さらに追加点を奪われ0−3。ラスト10分を切りました(%痛い男%)

選手交代も入れました。流れを変えたいとベンチなりにやってはみたけど、どうしても中の雰囲気が変わらないので効果はありませんでした。交代した選手も落ち込んでいるだけで味方の応援も励ましもない‥。自分に出来る事を考えていないみんなは勝者になる資格はないと思いました。残り3分で集中も切れた相手から1点を返したものの、戦う気持ちを見せたのは、わずか5分間だけでした。。。。。
1−3の敗戦。これは当然の結果として受け止めなければならない。この結果で二次予選突破の可能性は消えたと言ってもいい。勝てないチームであるのは監督である僕の責任です。練習のやり方や試合での勝ち方をきちんと教えてやれないから。そこは僕自身反省はしています。でも、持っている力を100%出して負けたのなら納得は出来る。自分も周りも。なのに、終わってから『後悔しないで胸張って帰れる子は?』と聞いたら誰も手を挙げなかった(%ショボ男%) それが悔しいし、腹が立つ。指導者の前で『僕は全力を出し切れていません』と言っている。負けた悔しさよりも、どうしてやらないのか?自分のチームに対して悔しくて仕方なかった。君達はやれる。本当にいいチームだ、と信じていただけに本当にショックだった。

自分は本当にいい指導者ではないと思う。試合が終わり、みんなにきつい話をする。後悔させないと分からせてやれない未熟な指導者だ。すばらしい指導者は後悔させる前にきっと100%やらせる力を持っているはず。これからもFALCOは続く上で、今日みたいにならないように、とコーチは学習出来る。でも、みんなは一生の中でFALCOの選手としてがんばれる時間を『後悔』で終わらせてしまったんだ。これはもう戻ってこない時間でもある。
みんなはどう感じているのか分からない。コーチの指導の悪さだと思うかもしれない。もう終わった事だから、と思っているかもしれない。でもコーチにしたら、君達を中心に立ち上げたクラブであり、その想いは半端ではなかった事を分かってほしい。今日の悔しい負け方はコーチの人生の中でも一番大きな悔しさだった。。。選手よりもすばらしいものを伝えてくれたみんなだからこそ、その悔しさや痛みも半端ではない大きさなんだ。一緒に泣いて、笑ってきたからこそ、後悔で終わりたくないし終わらせたくない。それだけは分かってほしい。残りのFALCOでの時間を大きな大会がないからとのんびりする子もいるかもしれない。でも、コーチは責任と誇りを持って、最後卒業するまで君達に出来る限りの事を伝えていく。がんばりが見えなかったみんなにありがとうは言えない。でも、今日勝てなかった事、勝たせてやれなかった事は申し訳ないと思っている。サッカーが終わったわけではないし、リーグは次の29日にもある。きちんと一次を勝ち抜いた責任を持っていいサッカーで、FALCOらしいサッカーで締めくくれるようにがんばろうな!!
◆Redogの意味は・・・
(%赤点%) Redog基金設立へ JR福知山線列車事故から1年
(%赤点%) 「それぞれの4月25日・思いをつなぐコンサート」−motion for emotion−
(%赤点%) 4月25日あの日を忘れない JR福知山線列車事故から1年 沿線の取組み
