GBAのホルチン砂漠の2事業と気候を調査します

9月23〜29日、蒙和、チャイダム合作社、ドンホラ楊事業を参観、調査します。
 この夏、日本は長雨で、広島などゲリラ豪雨に見舞われました。
 ホルチン地区は亜大陸の中緯度の内部に位置し、中緯度で大陸沖の海洋島ショウ国・日本とは、地理上でちょうど気候は逆になります!
 右図は、この8月、楊君の林間農業実験地です。この夏はかなりの干ばつとなり、主作物のトウモロコシの実が十分に育たなかったので、刈り取りはあきらめて牛を入れて食させています。当地区でも全体的には農作物には地下水を灌水しますが、ここのように天日に頼った所は大打撃を被りました。
 世界一巨大な亜熱帯モンスーン域である東アジアの、大局的な気候分布を概況予測して、各農牧地域がこれに備えるような仕組みが必要です。
 東アジアでの国家対立が強まってきた今、国際協力すべき課題ですね。