特別養護老人ホームでトリートメントをさせていただくようになって
3ヶ月が過ぎました。
できるだけまんべんなく皆さんに受けて頂くことが目標ですが
158床あるため月に6回の訪問ではなかなか回りきれません。
お休みになっているかたを職員さんが起こしてトリートメントの場に連れてきて
くださったり、待っていただく間に嫌になってお部屋に帰られる利用者さんがいたり、
日ごろ見かけない私がいることをいぶかしげに思われたり、
利用者さんの静かな生活を乱していないだろうか、これでいいのかなと迷うことの多い日々でした。

今日介護課長とお話する機会があり
できるだけ職員さんの手を煩わさず続けていきたいこと
まんべんなく皆さんにトリートメントを受けていただきたいけれど
無理強いにならないようにしたいことをお伝えしました。

すると介護課長は言われました。「はっきりデータをとったわけではないのですが
アロマの日はいつもより夜のナースコールが少ない気がするって職員から言われるんですよ。これからもお願いしますね」

目の前に見えていることが全てじゃないんだ。
職員のかたは利用者さんの一日を見つめてトリートメントへの参加も促しておられるんだと改めて考えさせられました。

今日受けてくださったKさんに
「今度はいつ来てくれはるの?」と聞かれました。
建物も広く4つあるフロアを1ヶ月ごとに回っているため
「次は4ヶ月後になってしまいます」と申し訳なくお答えすると
「4,5,6,7。7月やな。私の誕生日の月やわ。覚えとくわ!待ってるわな」と笑顔で言ってくださいました。
私もKさんのお誕生月にお会いできるのを楽しみにしています!。