8月14日の夕方、70歳くらいのおじさんが自転車に乗って我が家にやってきました。母の知人のおじさんのようでした(厳密に言うと、このおじさんの奥さんと母が友達)。母は出かけていましたので、私が応対させていただきました。
「おかあさんに伝言をお願いします」で始まった、そのおじさんのお言葉。
まずは、「スイカのお供え、ありがとうございました」とのことです。
種から育てたのは私ですが、スイカが出来だしてから、母は私に遠慮せず(?!)どんどん人様に配ってはります(笑)。
次にそのおじさんは、地図付きの手書きメモを私に渡され
「妻のお墓をたてました。一年に一度でもいいので、お参りに行ってあげてくださいね」とおっしゃいました。
大切な人が亡くなるって、言葉に出来ない悲しさや寂しさがありますよね。。。そのおじさんも言葉に元気がなく、寂しそうでした。。。
4年前に父が他界した時、私はこのおじさんのような表情だったと思います。
だけど、母の弔いの想いがこもったスイカ、とっても喜んでくださっていました。
そのおじさんは私が作ったスイカだとは知りませんし、知らせる気もないですが、私の作ったスイカが、ほんのちょっとでも、そのおじさんの寂しさを、どこかの遠い世界に流してあげられればいいなぁ。。。と思いました。
この世で生を受けた限り、生老病死は誰も避けられませんが、ご縁のあるみなさまとこうして、お互いに励まし合い、これからも一所懸命、生きていきたいですよね。。。(=人=)☆
