利用者同士の会話にお腹を抱えて笑いを堪えて聞いています。
おしゃべりをしている方は真剣な顔をして話を
されていますが、聞き手はおかしくて、またつじつまの
遭わない話が始まったって感じ、

人の話の内容を気に留めないで聞き流したら
良いのかもしれません。
でも、「う!」おかしいのと違うって首をひねる事が
たびたびある。

でもね、それをおかしいのと違うって言っても
話をしている方は真剣に話しているのです。

内容は公表できません。
まあ想像してみてください。

認知症って今を生きていないのです。
何年か前にさかのぼって生きているのです。
年代の相違は多々出て来ます。
聞き手も同じ認知症の場合も深く考えないのです。
軽度の認知症は時代のずれを少しはおかしいと
感じていても、「そうなんだ」って済ませてしまいがち。

本当に、認知症は神様の贈物って言われた方が
おられます、実際にそうかも知れません。
頭の中にはしっかりと思い出が詰まっています。
それを断片的に出てくるのです。

アナログとデジタルの違いって、以前大学の先生が
講義してくれたのを思い出した。

何時まで経ってもわが青春ですよ。
悔いなしですね。

認知症方の対応の仕方は、否定をしないで受け止める
肯定をしていく(認める)事が一番の介護です。

楽しい良き時代を生きて来られた事を思い出して
過ごせるって楽しいですね。