先月、3年ぶりの介護報酬の見直しの説明会に参加した。
この事業って、始まった当初は、介護を必要とするお年寄り
家族にとっては、ありがたい制度が始まったとだれしもが
思ったと思います。

でも、実際に介護保険制度に携わってきた方々に
お会いして話を聞くと、「この制度は見切り発車した制度だから
途中で沈没してしまうか、亡くなってしまう制度ってって言われた」事が
頭に残っている。
また、大きな借金をしてまで立ち上げた事業所はおそらく潰れてしまうだろうとも
言われた。
確かに、厳しいのが現実として重くのしかかってくる。
今年で、制度が始まって10年を迎えるが、厳しい。
の一言。

最初からちゃんとした制度になっていたら飽和状態になるまで
事業所が増えないで、しっかりとした理念を持った事業所が
できたのでは。
やったら儲かると言う観念を持つような制度にだれがしたのでしょうか。
真面目に取り組んでいる事業所はとんだ被害をこうむってしまう。

介護報酬はこんなに厳しくなったらどうして生き残って行こうか
思案しても良い解決策は浮かんでこない。

日本中が困窮している、いや世界中が困窮しているのに
立ち上がって行くすべがない。

今の現状を見極めてしっかりと歩いて行くしかないですね。