もう梅雨明けしたのかなと思われるほどの暑い1日でした。
お隣の街の介護者サロンが開設されて 半年ほど経過しました。
開所前から「いこいの会を見学させてね」と電話を幾度か受けていました。

でも 皆さん忙しく実現には至らりませんでした。
いこいの会でも 是非出かけて交流を図りたいと思っていましたが 実現せずに来ていました。

それが 先週「介護者の様子を話しに来てくれませんか?」と電話があったのです。
いこいの会のために 練馬のブーケの会の小泉さんから 多摩までおいで戴いてお話を聞かせて戴き背中を押して頂きました。
小泉さんは 様子を見ながらよちよち歩きの会に足を運んでくださいました。
いこいの会も他所の方に教えていただきながら歩んできたのですから この恩をお返しすべきと思い ちょっとだけ先輩と言う事で 受けさせて戴きました。

これまで 介護者の会の立ち上げ支援には 依頼を受けて幾度か出かけたことがありますが…。
あらためて いこいの会のこれまでを振り返り どうやって地域に根を張ってきたのだろうかと考えて見ました。
根を張ったと言えるほどではないにしても 挿し木をしたら何とか根が付いたかな?位には育って来ているのでしょう…。

与えられた時間は 1時間20分。
交流をかねてお話しするには少し長い時間でしたので 少し会のことを纏めて資料を作りました。
他にこれまでの資料をあわせて…。

纏めて気がついたのは そもそも多摩市の介護者の会の基盤は 保健所主催の介護者の会である程度できており そのバックアップ体制も整えられており恵まれているのだと言う事です。

今 あしたの会という場所は 介護予防にシフトしつつあるように感じますが それでも
有るだけ助かっているのでした。

でも 介護者支援って 介護予防とは違うのです。
今も そこの違いをきちんと受け止めて戴ける様に…と願ってやまないのですが…。

話がずれましたので 戻します。

そんな訳で 電車に乗ってお隣の街 玉川学園にある「わあくす」さんまで出かけました。運営を担当なさっている方に迎えられて みなさんと介護者の会についてあれこれお話しました。

介護者の会は 介護の愚痴だけを吐き出す場所ではないのです。
そもそも愚痴ってなんでしょうね?
「困ったわ」と言う事を口にすると「そうよね 私も同じように困ったわ」と同意のお話が返ってきます。
先ずは 同じ事で困っている人がいるんだと気がつきますね。
じゃ それをどうやって解決したのだろうと気になります。
そこで それぞれの解決の仕方があることに気がつきますね。
それが 解決のヒントです。

「困る事」は心理的なことだったり 実際の介護の向き合い方だったり 進行に対する不安だったり 何処にもぶつけようもない怒りだったり…と様々です。

介護保険サービスや医療だけでは解決しきれないことが 介護者にはありますから…。時には ご近所の事だったりもありますね。