当財団は東大の竜岡門近くにあります。
東大には木が多く、今の時期は緑が茂って都会のオアシスのようになっており、また秋にはイチョウが黄色に色づき、校内は四季を通して楽しめます。
イチョウは東大のマークになっていますが、緑が多いキャンパスではその他の植物を含め落ち葉が年間約100トンものゴミとなり、その処理費用として年間200万円かかるという厄介者でもあります。

そこで、東大けやきの会のみなさんが、昨年度から落ち葉をゴミにせずに堆肥にしようという活動を始められ、8.5トンの落ち葉がゴミから資源に変身したわけです。
また、作った腐葉土を希望者の方に配っており、昨日は230名もの人にお渡しして喜ばれていました。

昨日、知り合いの方に誘われその活動に参加し、落ちばの詰まった大きな箱から一旦落ち葉を全て出し、それを混ぜてまた入れる作業を行い、良い汗を流すことができました。
堆肥を作るだけではなく、樹種の違う葉ごとに分けたり、クンタンやヌカ(これらは腐葉土を作る際に発酵の手助けになります)の有無ごとに分けたりして比較実験をしているようで、結果を聞くのが楽しみです。
東大のケヤキやイチョウの落ち葉の腐葉土で作った野菜は頭が良くなりそうな気がします。きっと栄養分は変わらないので、気分の問題ですね。

次回は7月14日(木)14時から作業や腐葉土の配布を予定しているようなので、腐葉土が欲しい方も、腐葉土を作ってみたい方も、散歩ついでに東大を訪れてみてはどうでしょうか。

<詳細は以下>
東大けやきの会URL:http://www.esc.u-tokyo.ac.jp/etc/keyaki.html

(サンシャインガール)