■「子ども安全連絡網」第1回ワークショップいよいよスタート(2)■

学級連絡網
▽学級連絡は、年間を通じてそう多くはない。学級担任が連絡し忘れた場合やご不幸があった場合等である。
▽緊急時に、たとえば不審者が来た時、児童を早期に下校させる場合など、地区別の連絡網を活用する。
▽連絡は、教頭を通じて、情報の内容によっては、はがき、手紙などの場合もある。

地区連絡網
▽学校から育友会の委員、保護者へと順に連絡網に流すが、情報をまわす優先順位などは状況に応じて判断する。
▽地区別連絡網の使用頻度は多い。固定電話の他、メールや携帯でまわしたり、FAXもある。

▽連絡網のまわす列で最後の人は、トップにもどすようにしている。連絡が途中で止まったり、異なった内容になることは頻繁にある。長い連絡は各人がメモしてまわすようにしているが、それでも内容が大幅に変わってしまう事がある。

▽連絡しても受け取る相手が次にどこにまわせばよいのかわからないケースも多く、確実に届かないことがある。
▽学級連絡網と地区連絡網が混同され、異なる連絡網に流れた場合もある。古い連絡網は廃棄するようお願いしているが、古いまま流された例もある。

情報の管理
▽電話番号の聞き出しが多い。子どもに対しての聞き出しもあり、どなられてこわくなってついつい教えたというケースもある。子どもは純真なので、悪いことをしたと後悔するケースも出ている。
▽全員の情報管理はたいへんである。連絡がつかないので連絡先を教えてほしいという依頼がくるが、簡単には教えられない。名簿をなくしたらどうなるのか不安になる。