皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

近畿地方でも春一番が吹きました。梅の花も咲き始め、季節は着実に春に向かっています。

さて、ムニュは以前、父親が居間で作業をしていたときに、テレビをつけて、パソコンを立ち上げ、メガネをかけて携帯で電話をしており、思わず「いくつ画面があるねん」と吹き出したことがあります。
そういうムニュも、テレビを流してパソコン作業をしている時間が多く、眼精疲労になったこともあります。
その際眼科の先生に言われたことは、「遠くの広いものを見なさい」ということで、景色など目を休めるものを休憩に見ると良いとのことでした。

そこでムニュは、少し疲れたら「窓」から微かに見える「空」を見ることにしました。
このご指導がある前からも、ムニュは幼少期からストレスが溜まると一人でぼんやり空を見上げて気持ちを遠くにやる癖がありました。

テレビやパソコンの無い時代、長い夜に満天の星空を眺めて幾重にも神話を紡いだ昔の人や、太陽や星の運行を解析して天文学や海運の進歩を目指した歴史があるように、この世にある最も大きな「窓、スクリーン」は「空」なのかもしれません。
その窓の向こうに、未知なる何があるのか、今でも現実に疲れたら遠くに遠くにその思いを投げる人は沢山存在すると思います。

そして、デジタル機器やレンズなど、細部に宿るものを見出すロマンも、これからも続いてゆくかと思われます。

透明でなにか未知なるものを映すもの、そこに次の時代の希望を見出す試みは尽きないのかもしれません。 
 ムニュ