「地域の環境保全学」実習(コウノトリの郷公園)

11月25日(日)

兵庫県立大学自然・環境科学研究所 菊地直樹先生・大迫義人先生・内藤和明先生がご担当されている「地域の環境保全学」実習(フィールドワーク)が兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市祥雲寺字二ヶ谷128兵庫県立大学自然・環境科学研究所)で行われました。
「自然・環境科学研究所田園生態系とジオ環境系の県立大の教員、コウノトリの郷公園の飼育員、NPOの活動家を講師としたフィールドをとおして、私たちの足元からの環境保全・環境づくりの方法と意義を考える。」を目的に、理学部・工学部・環境人間学部の110名の学生が、ジオパーク(玄武洞公園)湿地再生(豊岡市立ハチゴロウの戸島湿地)飼育現場(兵庫県立コウノトリの郷公園内 コウノトリ野生化ゾーン)を見学視察しました。

(日程)
08:15 姫路駅集合
08:30 姫路駅出発
11:00 三江公民館到着
11:00〜11:20 「コウノトリ野生復帰グランドデザインについて」
江崎保男 県立大学教授
11:20〜11:50 「わが国の希少鳥類の野生復帰」
山岸哲 コウノトリの郷公園園長

12:00〜16:30 実習
3つのグループに分かれて実習、昼食はバス移動中に。
私は、第三グループに同行しました。
12:10〜13:10 ジオパークの見学(玄武洞公園)

13:20〜14:50 湿地再生の見学 (豊岡市立ハチゴロウの戸島湿地)

15:00〜16:10 飼育現場の見学 (コウノトリ野生化ゾーン)

16:10〜 終わりに
16:45 コウノトリの郷公園出発
19:10 姫路駅到着

(三村メモ)
・何故、コウノトリの野生復帰が必要なのか?
食物連鎖・生物多様性・地域づくりの貢献など。

・希少鳥類の野生復帰の保護するには…
1、法的規制
2、生息環境の管理
3、卵と雛と巣の操作
4、給餌
5、対立生物(捕食者・競争者・寄生者)の管理
6、導入(移動)

コウノトリとトキの比較(なわばりとルースコロニーなど)
種によって、保全策が違う。