今日の参加者は、今年初めての例会とあってか、4組の夫婦と
4人のお母さん、2人のお父さんの計14人であった。

 今回が3回目の参加というお母さんから、兄弟姉妹の扱いに
どう配慮すべきかという質問が出された。

 ほとんどに兄弟姉妹があり、我が家のように息子1人は他には
おられない。皆さん自分の家のケースを話されていたが、私には
体験したことがないので、話を聞くだけにした。

 親はどうしてもひきこもりの子に目が行ってしまい、他の兄弟がそれを
どう感じるか難しい問題である。他の子にも「ひきこもり」を理解してもらう
努力が必要なのだろうなと感じた。

 またこの問題に関連して、兄弟の関係がまずくなった場合、どちらかを
家から出し、援助しながら自活させる問題も話題になったが、本人が自分
の意志で出ない限り、出すべきではないとの意見が多かった。

 また先月のブログで、このままでは息子は動き出すとは思えないので、
第3者の支援を受けるつもりだと言われていたお父さんから、実際に

NPO法人の訪問支援を受けた状況の報告があった。昨年末に2回の訪問
を受け、1回目はドア越しに訪問者が一方的に話しかけるだけであったが、

2回目は子の部屋で訪問者と2人だけで会い、息子は泣きながら話を
していたようだ。その後は時々バイクで外にでるようになり、ふと気がつくと

新しい服を着ていたので、あぁ自分で買って来たんだなぁと思ったとのこと。
うまく行きそうなのでホッとした。

今日は参加者が多かったので、時間を1時間延長して4時50分に閉会
した。 (石塚 記)