地域の潜在能力。つなぐふるさと〜自然分科会〜

こんにちは。

「こうべ農村応援団blog」をはじめて3度目の新年を迎えました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

1月10日(木曜日)。
自然分科会の会議に参加しました。
本日の主な議題は「ホタルの放流会をどうする?」です。

6月にホタルの鑑賞会をした1週間後にオス・メスを捕獲し、
スタートした2回目の「ホタルの里親」。

順調に産卵・ふ化・幼虫飼育となれば2月下旬頃にホタル幼虫を
再び川へ戻すという計画です。

しかし、大きな問題が。。。。

ホタル里親の方に飼育状況を確認したところ、全て卵を産むこと
なくホタルが死んでしまって、幼虫はいないとのこと。。。
はっきりと原因はわかりませんが、捕獲する時期が遅く、産卵時期を
逃していたようです。

・・・反省を踏まえ、“放流会”ではなく、“勉強会”を3月上旬に開催し、専門家の助言
をいただきながら、ふ化させることが出来なかった原因を里親の方に報告をする会に
しようと決めました。
(ホタルの里親のみなさまには詳細が決まり次第、開催通知をご案内いたします)

続いて、来年度の自然分科会の活動についても話し合いをしました。
今回のホタルの里親では産卵・ふ化の難しさを思い知らされました。反省・改善点を
探り、継続していこうということになりました。里親の方の支援体制も必要であり、
飼育の拠点や相談窓口を設置すべきでは?といった意見もいただきました。

また、今年度は、ホタルのほかダルマガエルやタコノアシといった貴重で特色の
ある生き物が押部谷町に生息していることを分科会メンバーが学び・共有しました。
これにより、改めて押部谷町が持つ潜在能力の高さを再認識できました。

来年度は、再認識した押部谷町の魅力ある環境を“子どもたち”に伝える活動を展開
していくことになりました。言わば・・・「おしべ・ふるさと・子ども環境分科会!!」

詳細な活動プログラムについては引き続き検討していきます!!