7月のコラボ談話室を開催しました!

7月7日、「コラボ談話室」を開催。参加者は初参加2人を含む17人。話題提供は「グリーンパワーってなんだ?」(池本英爾さん)
緑関係の職業に長くつき、ボランティアとして緑の相談員なども行っている池本さんは、「花・野菜・樹木などのグリーンは、食べられることや共生などを通じて、地球上の命をつなげている。木に春はツバキ、夏はエノキ、冬はヒイラギ、では秋は・・キササゲ。豊中にもいろいろな植物があるが、みんな使い方を知らない。もっと生活の中に取り入れて親しんだらよい。」と話されました。

フリートークになっても、「杉や檜はどうしてまっすぐ伸びるか?→重力があるから、天と地に向かって伸びる(生の双方向性)。」「庭にふさわしい木は?→庭の広さに合わせながら、外から見てもらえる木、実のなる木などがよいのでは?」と、質疑応答が続きました。
「竹が増えてうっとおしい雑木林を間伐してほしいが、地域の意見がまとまらないで困っている。」との発言に対して、「鳥が集まってフン害・騒音が問題になっていた竹林を1/5に縮小し、住民が管理することで、問題解決した。」

「島熊山では、住民・企業による管理がされている」などの緑の管理例が紹介されました。
「マンションのツツジが咲かないので調べたら、管理会社が剪定の時期を間違えていた。住民も勉強して、緑に少し詳しくなる必要がある。」との事例も紹介されました。
「雑草はあるのか?」に対しては、「自分の目的以外のものを雑草と呼ぶだけ」「田舎育ちだから、雑草を含めていろいろな草花が自然にあるのがよい」などのトークが続きました。

最後に、「自然界では花や緑がいかに見事に共生しているかに驚かされる。植物の中には、私たちが気づかなくても貢献しているものがいっぱいある。このことは、私たちの社会における『自我と公益』『生命体と環境』などを考える上でヒントを与えてくれる。」とのトークがありました。

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。

●と き:8月4日(土)10時〜12時
●ところ:多目的スペース(カフェの横)
●テーマ:「15年後の私へのメッセージ」(松本 勲さん)

私は2010年9月に、「15年後の私へのメッセージ」の作成にトライしました。今回で3通目です。生きがいのある人生を送りたいと思い、現在の自分から、15年後の自分に向けて、こうありたいとの願いを込めて書きました。私のメッセージをもとに、参加されるみなさんが、それぞれの未来について考えていただく機会になれば幸いです。

※PDFをご覧下さい。

(やまもと)