6月のコラボ談話室を開催しました!

6月2日、「コラボ談話室」を開催。参加者は初参加3人を含む17人。話題提供は「ネガティブとポジティブ」(後藤孝雄さん)。
20代後半に畳職人に転職し、その後独立開業した後藤さんは、「自分の可能性に蓋をしていたが、今は自分の可能性を引き出すのが喜び。難しい問題、嫌がらせをする人なども、自分の考え方ひとつでプラスになる。世のためになる良い仕事をしたい。」と話しました。
そのあと、熊谷さんの進行で意見交換。繰り返しの発言が少なくなるよう、濱崎さんが板書をしました。以下はその要旨です。

自分は自然に生きているつもりであり、ネガティブ・ポジティブといわれたくない/介護が必要な友人が「人の世話になりたくない」と施設に入らないでポジティブを装うのはいかがか?/人の世話になることを受け入れられるかどうかは、高齢者に共通の問題/自分を買ってくれる人に自分を紹介しているので、価格競争はしない(後藤)/大酒飲みだった父親を、親でなく患者と思ってくれと妻に言って一緒に暮らしている(後藤)/ネガティブがあってはじめてポジティブになれるから、ネガティブが悪く、ポジティブが良いと単純に言えない/若い頃に鬱状態になり、歩道橋の端を歩けない時期があった

年をとると良い・悪いのけじめがなくなり、わがままになるが、人に迷惑をかけないで気楽に・アバウトに生きたらええやないかと思っている/病気で休職中なのでネガティブだが、性格は変わらなくても考え方は変わるのではと参加した。後藤さんは若いのに考え方がすばらしい/多くの人は仕事のため、子どものために生きていて、その生きる軸がなくなると不安になる/白と黒の中間にグレーがあり、それらは連続している。同様に自力本願と他力本願は、共存しているのでは?/人はマイナス面を見がちだが、失敗したら周りが助けてくれるのでは?と思って、失敗を恐れないようにしている/

人前で話すことが苦手なので、世間慣れしようと参加した/コラボ談話室は、いろんな人の話を聞けることと、じゃあ自分はどうだと考えられるのが良い/主人はバブルで負債を負って亡くなり、自分も大変だったが、今は子どもが面倒見てくれるのでありがたい/世の中は回りもの、後藤さんの話を聞いて、神の手が働いたと思った/世の中はNPO。N:negativとP:positivがあってO:opinionが生まれる。自然体で寛容なことが大切では?/後藤さんは、子どもの頃の不幸をバネにして幸福な人生を歩んでいる/どう生きるかを考える若い人をどう育てるか・・大人(自分)の問題として取り組みたい/若い人がどういう人間になるべきかを大人側が考えなくて良い/若い人の生き方や考え方をまず認めてあげるべきでは?

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。

 ●と き:7月7日(土)10時〜12時
 ●ところ:多目的スペース(カフェの横)
 ●テーマ:「グリーンパワーってなんだ?」(池本英爾さん)

植物は私たちの心をいやし、暮らしを豊かにしてくれます。生物の食糧になり、CO2の吸収によって地球環境を守ります。豊中には、絶滅危惧種の貴重な植物もあります。“みどり”に長く関わってきた池本さんの話を聞きながら、みんなでワイワイ、ガヤガヤ、おしゃべりします。

※PDFをご覧下さい。

(やまもと)