「ひきこもり」にとっての「ノマドワーカー」という生き方②

◇◆私には文章一本、あなたにも何かがある◆◇

生きることは生活すること。
生活することとはどこに住んでいてもいい、
資本主義社会ならば、お金を少しでも得る、稼ぐこと。

大儲けするわけではないのですが、
実家に住んでいても(生活費は親に頼っていても)、
お小遣いくらいは自分で工面したいですよね。

いずれはその親も先立つわけですが、
その際のことはまた別の機会に書かせていただくとして、
お小遣い程度の収入は自分で得たい、
衣服代、交通費、ジュース代、映画(DVDレンタル)代、
カフェでコーヒーも飲みたいですよね。

その「お小遣い」を自分で稼ぐようになる。
それが「ひきこもりパーソン」にとっての
社会参加への大きなステップになるのではないでしょうか。
「ひきこもりがちでも出来る仕事のスタイル」
それがPCとタブレット端末があればできる
「ノマドワーク」という生き方、お金の稼ぎ方ではないでしょうか。

では、自分に得意な事って何だろう、
そんなものがあるのだろうか。
私は探すために新聞を読むことをぜひお勧めします。
新聞にはいろいろなことが書いてあります。
多種多様な記事が載っているのですね。

その新聞を毎日読む。そして興味あることを探す、見つける。
そして見つけられたら、さらに探究です。
ネットや書籍等で深く探求の旅に出かけます。

私の場合ですが「文章を書くこと」が自分に唯一出来ることですので、
いろいろな媒体の文章を読むようにしています。
新聞、書籍、ネット、雑誌の広告なんかも参考にします。
勉強のネタっていろんな所にあるものなのですね。

今は探究中です。なぜ、ひきこもったままでいないのか、
それは社会参加したいからです。「もっと」という意味でです。
アルバイトで知り合う方ともっとコミュニケーションを取りたい、
何か実績(偉大なものでなくてもけっこうなのですね)を残したい、
人並みに恋愛をしてパートナーとも巡り会いたい、
そして何より自分にもっと自信をつけたい——これでしょうか。

親を喜ばせたいという心理も働くのでしょうか、
それは結婚相手を紹介するとかそういう意味ではなく、
私が幸せに生きている姿を見てもらって、
その部分で喜んでもらいたい——親心・子心ってこういうものじゃないでしょうか。

そのような社会参加がしたいのですね。
それはとてつもなく大きな社会参加だと思うのですね。
「自分には何にもない」とあきらめないで。
とにかくお父さん・お母さんが読んでいる新聞を読む習慣をつけましょう。
テレビニュースをみましょう。そこで自分に合った分野を探すのです。

「これ、好きなのかなあ」というものが見つかれば、
その世界を探究してみましょう。私は新聞2紙と月に10冊は
書籍・雑誌を購入します。文章力はまだまだですが、
ブログを書き始めた6,7年ほど前よりは、多少はうまくなっているのでは、
なんて考えたりもします。

「あきらめずに、ゆっくりとがんばってみよう、結果は必ずついてくる」
どの分野でも言われていることですよね。「ひきこもり」の
「自立(独立ではなく)」への大きなステップだと考えるのですね。

「ノマドワーカー」に話を戻しますが、
かれらも最初は勉強から始めたのではないでしょうか。
そして成功した今現在も、努力は続けているのではないでしょうか。

「夢だけでは食えない、夢に向かって努力することが食える仕事に繋がる」
そんな気持ちです。最後に、
「ノマドワークに学歴は要らない、地(自)力をつけるセンスと
何よりも努力が必要とされる」
とも考えています。

※今回は「では、ひきこもりはノマドワークで具体的に何をしたらいいのか」
 に踏み込むまでには至りませんでした。このテーマに関しては
 また近いうちに書かせていただけたらと思います。私は、ノマドワークは
 ひきこもりパーソンに絶対に向いている働き方だと思っています。
 ヒントは生活を送るうえで沢山あります。新聞やネットにもその人なりの
 ヒントがあるのだと思います。何よりもアンテナを張ることが大切だと考えます。