メガソーラー見学バスツアー

皆さま。プロバイダーが工事中で長らくご無沙汰していました。
 
 7月24日、ルピナスの会と共催でメガソーラー見学バスツアーを行いました。参加人数は26名で、午前中はイオンモール伊丹昆陽を見学しました。バスの車中から先ず目に飛び込んできたのは、ビルの壁面を覆う「緑のカーテン」と太陽光パネルです。太陽光パネルは屋上駐車場と壁面を合わせて5,431枚発電容量1,160kw。これは国内商業施設では最大のものとのことです。それでも1日の電力使用量5,000kwのたった7%には驚きました。しかし午後1時から4時の最大電力使用量が下がることにより、電力会社との契約には有利とのことです。このようなエコへの積極的な取り組みは、企業イメージアップに大きく貢献していると思います。
 その後猪名川町の「メープルロッジ」にて美しい景色を見ながらおいしい昼食をいただきました。普段ルピナスの会もひらく会もメンバー間の交流の機会があまりないので、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 次に向かったのは、豊能町の「山内二ヵ区太陽光発電管理組合」です。ここはかつてダイオキシン汚染が問題になり廃炉になったごみ処理施設「豊能美化センター」の跡地を利用しています。「豊能町出身というだけで、世間から冷たい目で見られて大変な思いをした」とのことですが、今は「クリーンエネルギーのまち」への再生を図り、関電への売電で1日約3,6000円収益を上げているとのことでした。まるで「日本昔ばなし」の世界ですね。(笑)
 続いて猪名川町のメガソーラー施設に行きました。ここは住宅地の中にあり、建設にあたっては住民の反対運動もあったそうですが、今はそれも下火になっているようです。
 中学校の建設予定地として確保していた遊休地に町が事業者を募り、建設費は約2億円、売電収入は年間約3,000万円で、町に年間賃料300万円を支払い、町は税金を含め20年間で約1億円の収入を見込んでいるとのことです。
 今回の施設で見聞したことを「中央北地区」に建設計画が予定されている大型商業施設に対して、意見を述べていこうと考えています。
報告 高上馬