2017(平成29)年10月15日(日) 開演:午後1時30分
多田グリーンハイツ 第2自治会館
(写真)ゲネプロ前の入念な打合せ 石橋さん、森本先生、米川さん

 小雨降る天候の中、ご来場いただいた皆様にお礼申し上げます。 
 多田グリーンハイツを活動拠点とする混声合唱団の存在を多くの方に知ってもらいたい、そんな思いを込めて「リトルコンサート」を開催しました。昨年の5月29日(日)、豊能町立ユーベルホールで開催した「北摂ジョイントコンサート」がきっかけで、豊能混声ユーベルコールとの交流が始まり、この度の男性有志による友情出演につながりました。
 
 日頃は接する機会の少ない沖縄民謡を楽しんでいただこうと、三線奏者の久手堅政毅さんにゲストとして出演していただきました。混声合唱、男声合唱、三線による沖縄民謡、そして最後は会場のお客様と「みんなで歌おう」と、多彩なプログラムを企画しました。

<プログラム>
第1部 混声合唱団 ヴェルデ・リーガ
 指揮 森本 千賀子
 ピアノ 藤本 佳世子
 三線 久手堅 政毅
「沖縄民謡 ア・ラ・カルト」
 曲目:海の声 芭蕉布 安里屋ユンタ 島唄

沖縄民謡の歴史をたどりながら、1970年代に生まれた沖縄ポップを三線の伴奏で構成しました。南国の重い歴史を癒すかのような、青い空と透きとおった青い海を想像しながら歌いました。

第2部 豊能混声ユーベルコールの男声合唱(友情出演)
 指揮 中村 勝栄
 ピアノ 谷脇 香織
曲目
 夢みたものは カタクリによせて Cosmos
 By the waters of Babylon
 Do you hear the people sing

第3部 混声合唱団 ヴェルデ・リーガ
 指揮 森本 千賀子
 ピアノ 藤本 佳世子
曲目
混声合唱組曲「島よ」 Ⅰ、Ⅳ 
 果てしない海に囲まれた島。翼もなく、ヒレもなく。動くことも逃れることもできず、ただ孤りで耐えている。島はある日、ふと夢を見る。鳥のように空を飛び、ウオのように自由に泳ぎ回る。日毎夜毎、雨に濡れ、波に洗われ、その身を削がれる我が身の宿命に耐えながら、島はなおも生き続ける。島よ、お前はワタシではないのか。

 「中島みゆき作品」 時代 糸 麦の唄
 日常風景のヒトコマを切り取り、心の奥から湧き上がるヒトの心情を巧みな比喩で表現。聞き手によって、それぞれ異なった解釈ができる普遍的なテーマを歌詞にした中島みゆき作品を取り上げました。

(写真)「知らない国へ」を歌う三線奏者の久手堅さん—->
<アンコール>
 涙そうそう 
 三線:久手堅 政毅
<沖縄民謡>
 知らない国へ イラヨイ月夜浜
三線:久手堅 政毅
<みんなで歌おう>
 青春時代 涙くんさよなら ひょっこりひょうたん島 里の秋