山林に差し込む一筋の光(篠山市大芋)

10月16日(土)、大芋地区・宮代集落で阪急阪神交通社ホールディングスの皆さんによる「企業の森」の間伐活動が行われました。
同社はCSR活動の一環として、丹波県民局、篠山市、宮代自治会と「篠山宮代の里森林保全協定書」を締結、地域と力を合わせて森林保全に取り組まれています。
今回は総勢40名を超える皆さんが参加し、枯れた木や弱った木の間伐、運搬作業に汗を流されました。

木を倒す作業の手順は、ざっと
(%とんかち%)木を切り倒したい方向に鋸で三角形に切れ込みを入れる
(%とんかち%)反対側からも一直線に切り込みを入れる
(%とんかち%)周囲に人がいないことを確認して木を押す
(%とんかち%)メリメリッ(%雷%)(%雷%)
という感じです。
こう書いてしまうと何ということはなさそうですが、普段めったに切ることのない生木です。
鋸が引っかかったりして一苦労(%涙%)です。
でも、1本、また1本と切り進むうち、皆さんだいぶ慣れてきて(%ニコ男%)(%ニコ女%)、ちょっと太めの木にチャレンジする方も出てきました。

木を倒す時は細心の注意が必要です。
倒れた木、そして倒れる時にぶつかった他の木から枝が激しく飛び散ってきます(%雷%)(%雷%)。
そして枯れ木の場合は地面にぶつかって激しく真っ二つに割れるものも。
「倒れる木から離れているし安全やろ」と高をくくっていたブログ子も上空から飛んできた木片の直撃を受けました(%痛い男%)。
ヘルメット着用というのも頷けます。
写真では伝わりにくいと思いますので、木がめりめり倒れてくる様子をこちらの映像でご覧ください。

木を切り倒したあとは、数メートルの長さに切りそろえます。
そして、残した立木を杭代わりにして等高線に沿って集積していきました。

皆さんの作業により、ほら、薄暗かった森林に光が差し込むようになりました。
地表まで光が届くことで、これまでむき出しになっていた土に下草が生え、雨が降っても土砂が流出しにくくなることで、災害予防や水源保全などの効果があるとのことです。

この後、昼食では、先日同社の皆さんが収穫したお米で作ったおにぎりと黒豆がふるまわれました。
汗を流したあとに塩気の利いた食事をいただき、何よりも気持ちよく、おいしい昼食になりました。

参加の皆さん、地元の皆さん、一日大変お疲れ様でした。