「小規模集落元気日記」の姉妹ブログである『ふるさと自立計画日記』を担当しているくろです。(%ペンギン%)
職場では、小規模担当のたけちゃんの前に席がありまして、お互いワイワイいいながら、少しでも兵庫県各地域の元気づけの役に立てるようにと日がんばってます。(%エンピツ%)

「ふるさと自立計画推進モデル事業」っていう難しい名前の事業を簡単に説明しますと、ふるさとづくりについて自ら考え、自ら行動しようとする地域住民の計画づくりと具体的な取組の立ち上げを支援するとともに、いろんな施策、制度を活用して地域の自立を図っていく、というものです。一言でいうと、地域の活性化、です。(%ニコ男%)小規模集落元気作戦の方は、「都市と農村の交流・連携」をキーワードにしてますが、こちらは「未利用・放置されている地域資源の利活用による自立のための計画づくり」っていうかんじですかね。(%エンピツ%)

難しい話はこれくらいにしまして、13モデルのうちのひとつ、梁瀬(やなせ)地域の取組を、小規模集落元気作戦ブログ読者に紹介しましょう。(%ニコ男%)

梁瀬は、東は京都府や丹波に接し古くから交通の要衝として栄えてきましたが、ここのところちょっと元気がありません。梁瀬の中部は宿場町の古い町並みが残っていますが、商店街は衰退してしまっています。そこで、梁瀬全体を元気にしようと地域自治協の方が立ち上がりました。(%とんかち%)

まずは自分達の進む道を考えよう、ということでこちらの3本柱。
(%青点%)地域資源を活かした地域の活力向上・魅力発信★コミュニティビジネス創出事業
(%青点%)但馬に人を呼び込む★交流促進事業
(%青点%)地域づくりの思いを広げる★地域リーダー育成事業

なかでも、重点課題として地域資源を活かした産業をおこせないか、梁瀬ならではの特産品を作り出せないか、を考えました。地域内で生産及び加工から販売、観光までつなげるコミュニティビジネスを作り出せないかがスタートの思いです。

これまでの取組はこちら。 その1 その2 その3

そして、その取組の発表、『ミニ産業フェア』を開催します。
(%青点%)1月24日(日) 10:30〜
(%青点%)梁瀬の中心にある中町高齢者ふれあいセンター
(%青点%)特産品の試食・製品の販売
(%青点%)梁瀬地域の産業紹介・販売
(詳しくは下記チラシをご覧ください ↓ )

「地元酒蔵の酒粕を使った特産品などを開発、販売し、自治協の安定運営、ひいては地域活性化に取り組みたい」と、これは自治協事務局の言葉です。
もちろんこのフェアが最終形とは思っていません。あくまでも、地域が飛翔する一つのきっかけになれば、と考えています。商品化するのは、ただ単に「おいしいね」だけではすみませんし、コミュニティビジネスの構築以外にも、地域が抱える課題はたくさんあります。
まずは、このミニ産業フェアを成功させ、よりよい明日の梁瀬を次世代に残していく、と策定委員会では決意しています。

兵庫県では、この「ふるさと自立計画」と「小規模集落元気作戦」を県下39地域(集落)で展開し、地域活性化に取り組んでいます。

今後とも両ブログをごひいきに。(%ひよこ%)

くろ