韓国の信韓大学から、高齢者福祉事業に希望を持っておられる若い21人の研修生を、2月19日、京都市北区にお迎えしました。北区では当NPOのメンバーによる教室が毎月開催されていますが、本日の研修会は、お客様に相応しい「日々是好日」と、「和を以て為貴」の墨痕淋漓の掛け軸が、会場の主のように掛けられた鳳徳会館の二階大広間でした。
迎える側のスタッフ・ボランティア・お仲間さんは、気持ちを一つに、精一杯のおもてなしをと、言葉は通じなくてもゲーム体験では皆さん一つの輪に坐って、大きな声で笑い、日本語の歌と韓国語の歌と、遠慮無い大声で、二部合唱でもなく輪唱でもなく、勝手気ままなようなよく解らない大合唱で、同じ局面で笑い合い、とても楽しそうで、大成功でした。
茶話会では気分一新、記念写真の後のセレモニーの更に後では、雰囲気ががらりと真面目になって、30分ほどの講義の時間となりました。
認知症予防に関しては、韓国よりも一日先輩にあたる経験から、どのように「みんなの認知症予防ゲーム」の広報活動を展開してきたか、ゲームを韓国で開始される上で参考になることなど、通訳さんとの最高のコンビで、時間いっぱい聞いて頂きました。
予防ゲーム実践に踏み出そうと、逡巡しながらも決意しておられる若者たちを前に、勇気をもって踏み切っていただくようにと、激励の言葉でお開きとなりました。
今後が益々楽しみです。