2月9日は京都府南部の笠置町で養成講座の第4講で、楽譜書きに、2班に分かれて取り組み、2枚完成しました。
2枚を横に並べて張り出して、太鼓の実技を練習しました。
書いた通り左右の手を動かすのですから、皆さん異口同音に
「わかりやすい〜」
と仰って、日本の古来の縦書き楽譜に驚いておられました。デイサービスの職員さんが「明日からでも」と言ってできたてホヤホヤの楽譜を喜んで持ち帰られました。一番喜んだのは私ではないかな???
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2月10日は京都府南部でも宇治市に隣接する城陽市での、毎年冬期4回限定の教室の第1回でした。
毎年欠かさず参加してくださる顔なじみの方や、初めての方、小規模多機能施設から、職員さん同伴で参加された方など、いろいろまちまちの地元の方たち、28人をお迎えしての教室でした。
初対面の方が多いのですが、終われば皆さん旧知の間柄のように打ち解けておられます。
冒頭になぜ認知症予防が大事か、何をどうすれば予防の効果が得られるか、等のお話を短時間話させて頂きます。その後広いホールの後方に丸い円形に椅子を並べてあるほうに全員で移動して、ゲームを楽しんで頂きます。
小規模多機能施設から参加された方も、一度でリズムに乗ってくださって、目を見張る思いでした。上手にできるよりも、失敗したほうがお得なのですよ〜と言えば、すんなり理解して頂けて、スイスイと運ぶことが出来ました。
終了後の茶話会では、でんでん虫のゲームが、短い歌詞で二番まで続けても僅か1分。その間に、脳の機能を8種類も同時進行で使っている・・・。大人の幼稚園と誰かが言うならば、その場で8種類の刺激をしているのだと答えて下さいとお願いをしました。そうして皆で、8種類の脳の機能を数えて確認しあいました。
次回は若いリーダーさんの指導でゲームの種目を取り替えてと、計画しています。網の目のように、各地域に予防教室が沢山出来てほしいと、心から願います。
ちなみに城陽市の人口は7〜8万人。65歳以上高齢者約1万7〜8千人。少々古い数字ですが、当NPO法人のメンバーによる認知症予防教室は、6箇所で開催されています。100万都市の京都市内では10指に満たない教室の数ですから、密度から言うなら、京都市のほうが、「九牛の一毛」で、お寒い実態です。なんとか理解者、実践者を増やしたい!
気ばかり焦ります。