基準を高めるお手本!興国高校練習会!!

今日は午後からファルコ数名を連れて大阪の興国高校さんの練習会へ参加させていただきました!!

時間には余裕を持って出発したものの、さすが大都会の大阪(笑) 道中かなりの渋滞に遭ってしまい、時間はちょうど良いぐらいになりました!何事も予め余裕を持って行動する事の大切さを実感しました。特に交通状況に関しては信号機もほとんどない、渋滞などほぼ皆無である自分の地域に住んでいると本当に感覚がマヒしてしまうので、やっぱり色々出ていかないといけませんね!

高校サッカー界の中でも育成にものすごく関心を持たれている興国高校さんのサッカーに触れられる良い機会を楽しませてもらいました♪

一人の選手に一人の高校生がマンツーマンでついてくれていました♪

なので、やり方、流れもすごく丁寧に教われたと思うし、誰一人『大体』で教えている子はいません。みんなこの興国サッカーの土台となる動き、基礎のプレーは理屈からしっかりと理解しているから教えるのも上手だし的確な言葉が出てくる。

みんなもエリート塾の時間など、年下の小学生に触れ合う機会があるからこそ、こうした言葉で伝える、理解させるという事もしっかりと学んでほしいと思いました。

ドリブル、リフティング、パス。

この3つのトレーニングで1時間半程度ありました!その中身がやっぱり濃く、淡々とやるのではなく、意味を考えて行う事。特にパススピードは強烈でやはりトップレベルの選手、チームはパス一つに大きな差があると思った。ボールを持った時の技術は大きく差がなくても、こうした一つのパスでもサッカーの流れが変わる時だってあるし、ここが出来る、出来ないは大きい。口で言われて、頭では分かってもなかなかそれを実践するのは容易ではない。筋力の部分もあるだろうけど、それよりも『習慣』が大きいから、これだけのパススピードがないとゲームでもフリーでプレーが出来ない事を実感させてもらえたね!

ゲームに入ると、フリーでボールを持てる時間がほとんどない。

もちろんコートが狭い設定なのもあるけれど、それ以上に一人一人のアプローチが早く、厳しく、容赦がない。だから、足を止めて受けると簡単にやられるし、体の使い方やボールの置き所まで考えないと良いプレーすらさせてもらえないゲームでした。

ファルコのメンバーも随所には良さが出ていたけど、トータルで観るとやっぱり課題が露呈されたほうが圧倒的に多かった!!でも、それはマイナスな事ではなく、この場に参加した意味を考えれば課題がいっぱい見つかったほうが良い事だと思うし、何よりも直接肌で感じた経験は大きい。高校生が本気でプレーしてくれる事で、判断のスピード、技術のスピード、体力の全てに差がある事を痛感出来たと思う。この経験は財産になる!

キーパーの波琉くんも今回参加をしてもらった一人でした!!

ファルコにはキーパーを専門に指導するスタッフはいないけれど、ここ最近の波琉くんの前向きな姿勢だったり向上心を強く感じたので、今回は参加をしてもらったのです。ここで出会った同じポジションの選手達は、自分が『やっているつもり』を全て言い訳にさせるぐらいの強烈なものだったと思う。キーパーとしての技術、声、役割、存在感・・・。全てが大事であり、その大切さをしっかりと確認してくれたと思う。

今日うまく出来た、出来なかったが問題ではなくこういう高い基準があるという事を頭ではなく、体でしっかりと体験してくれた事が大事。これを今後の自分の基準に出来れば、きっと関わる周りにも大きな影響を与えてくれる!思い出作りではなく、基準の高さを得た事はこれからチームみんなに与える責任感に繋がる。それぞれが感じた事を今日からまた自分磨きの為に活かしていきましょう!!

興国高校さん、ありがとうございました(礼)