二学期は急がない事!!加美スクール♪

今日は久しぶりのスクールを行う事が出来ました!!

夏休みは平日の活動もあってなかなかスクールを行う機会がない状態が増えますがそれでもせっかくの夏休みなのですから、それぞれが好きな事を思い切りやるのも大事だと思っています。夏をしっかりと満喫してからまた一緒に出来る時間を楽しみながらやっていければと思います。

体育館の中の暑さはやはり独特のものがあって、湿度も高い状態だから日光がなくても熱中症になる可能性や脱水症状になる可能性もあるので、こまめな水分補給は自分としては心が掛けています。子供は楽しいと夢中になるし、夢中になるとそういった症状になる事もあるので気配りはしっかりとやっていきたいと思います。

もう一つ大事なのは『雰囲気』です。子供達が暑さや疲労に負けるのは『しんどい空気』があります。その空気次第で同じ事をやっていても前向きにやれる事はたくさんあるのでそこは敏感にやっていきたいと思います。

一学期も終わったので、スクールの中身は少しずつ変えていこうと思っています。別に期間で区切っていく訳ではありませんが、子供達の出来る事が増えてきた事が分かっている段階に来ている事と、やってきた事に慣れてしまって飽きてしまう雰囲気を変えていく必要もあるからです。

レベル6キャッチもレベル9キャッチに難易度を上げてやってもらっています!出来る子、出来ない子はいますがレベルを上げる事よりも『ボールと同化しよう!』を合言葉にやってもらっています。同化の意味も説明したし、みんながその同化しているイメージ通りにボールを扱えるようになる事を楽しみにしています♪

言葉で言うような簡単な事ではないけど子供達って『イメージ上手』だから何となくでも、自分のやろうとする形、やりたい形が持てているので、そこを大切にしていきたいと思います。

そこからボールを体の一部にしたい、同化したいという事も含めてリフティングの形で色々やっていきました!

ボールを止める、という動作ではボールを体で受ける事。受けるやり方に工夫がいる事を考えてもらいました。体いっぱい使って、頭いっぱい使って少しでも止めようとする意識。そこから『どうして出来ないのだろうか?』の疑問。そこから周りと対話だったり、見て感じる事だったりの刺激をもらって再度挑戦していくような流れが一番良い。

止める、ダブルタッチ、肩甲骨を動かす事などやっていきました。それらは全部『自分の体を思うように動かす』事の為です。ドリブルやシュート、パスってプレーの種類がある中で、それを全部表現する基本は『体を動かす』事なのです。だからこそ、関係ないと思わずに一番大事な事なんだと思ってやってほしいと思います。

それをドリブルの形でもやっていきました!!

足を早く動かす事。普段意識しない事を意識する事。今までにない自分を発見するには、いつもやっていない事をやってみるのが一番わかりやすい。力が抜ける、早く動かせる、柔らかく動かせる。自分が目指す選手の形はそういったものになっています。

ボールを持ちながら色々考える事が出来る、その上で体を上手に使えるような選手。このスクールで練習したものがどんな形でもいいから、みんながそれぞれ所属しているチームの試合で発揮してほしいと思います。

ヒントはたくさん与えています!!どう活かすか?どう気付くか?は自分次第です!!

最後のゲームでも『力まない・ダッシュしない』という事を要求しています!

ゆっくりでいいから『観る事』をやってほしいし、その上で考えてほしい。状況に応じてどうすべきか?を考えてほしい。そして、思った事が表現出来るように技術を身につけてほしい。その願いを持っています。

その為に、今の自分が何が足りないのか?ロングキックで誤魔化していないか?ダッシュで、スピードで誤魔化していないか?サッカーとは一つのボールをみんなで扱っていくスポーツ。自分の身体能力を発揮するだけでは限界はあっという間に来る。しかし、技術はどこまでも上げられるし考え方は終わりがない。だからこそ、ずっと成長していく為にも色々な考え方を取り入れて自分に合ったものを選んでいってほしい。

急がずにやっていく!焦らずに笑顔で取り組んでいく!二学期はそこを目指してやっていきます!