テーマを考える・方法を考える・意味を考える事!

今日の練習は体育館で行いました。最初の予定では体育館での練習組と、裏の山を走る組とを分けてやるつもりでしたが、雨天だったのでそれも出来なくて室内練習のみとなりました。今日は、前の試合のAチームとBチームとに分けてやるようにしました。その中でそれぞれのチームのテーマを決めてやる事を練習前に三木コーチと相談をしました。アップではステップを中心にした練習をしましたが、ここでも意識のない子がほとんどでした・・・何の動作をやっているのか?サッカーではいつ使うのか?そういう事を考えようとしていない上に、こうするんだよ、と言ってもしない子もいました(%怒る男%) 一体、練習を何だと思っているのか???と思う意識でした。来て、やって、終わって・・・と流れのようにしているだけで、ここに何をしに来て、どうなりたくてやっているのか目の前の目標が見えない子が多いのでしょうね・・・意識はしないと出来ないものなのに、なかなかやってくれませんね。。。意識してもらうのは本当に大変な作業です(%ショボ男%)

その後に基礎をしました。基礎の間もずっと三木コーチとみんなを見ながら話をしました。

『どう見たって、あの子真剣にやってないよな?』
『ミスしても何とも思っていないよな?』

と。二人のコーチが見ても同じ意見でした(%痛い男%) それぐらい基礎への気持ちも低いものでした。うまくなりたい気持ちはあるけど基礎はやらない、って矛盾してますよね。そのまま、パス交換をしました。ここから、AとBに分けてやりました。コーチはBを担当したのですが、Bはとにかく『見ていない』ミスが多かった。相手を見ていないから、ボールが一気に何個も同時に集まったり、人を見ていないから移動中でぶつかったりなど、周りが見えていないミスがとにかく一番多かったですね(%涙%) 顔を上げる事もずっと言ってますが、プレーすると忘れてしまうのがこのBチームには特に多いと感じました・・・

その後にAとBが別れたままミニゲームをどんどんやりました。コーチのほうは最初は2対2をしました。ここでも、このメンバーはサッカーの原点を忘れているようで、ゴールを決める事ではなく、『失わない事』が第一になってしまっていました・・・相手にとって一番嫌なのは、ゴールを狙ってくる事なのですが、そこになかなか気付きません。黙って様子を見ていると、パスを第一に考えてしまったり、ゴールが空いているのにわざわざドリブルしたりするなど、『状況を考えた選択』がまだまだ、全くと言っていいぐらい出来ていないと思いました。

そこから、少しやらせて見て止めて説明をしてゴールを一番に見るようにしよう!とシンプルなテーマを言いました。そうすると早いゲームは開始からたったの2タッチでシュートを決めれます。大きなコートでのゲームでも、顔を一番にゴールに向けた時にもしかしたらキーパーの位置がおかしい事だってあるはず。ゴールが空いているかどうかをまずは確認するべきだと思う。そうやって、『遠くを見てから近くの選択』をしていかないと、最初から近くしか見ていない選手は相手にも狙われやすいので、顔を上げてゴールを確認する動作を癖づけてほしいと思います。

Aチームのほうも、終わってからコーチ陣で話をしていたら、『イメージがない』という事が一番の目立った課題だったようです。あのパスなら次はこうなるだろう・・・と言うような先を読む力もサッカーには必要です。それがイメージする力ですが、やはり攻撃の選手には特にこの力がいると思います。一人が動いて、その人にパスをするだけの攻撃では簡単に相手に読まれてしまう(%痛い男%) でも、先読みをして動けば相手にも読まれないので、フリーでプレーが出来る時間が長くなるし有利になる。逆にそれを当たり前にしていかないと強いチームから得点は奪えないし、この先読みの力がたくさんあるチームがいい攻撃をしてくるチームだと思う。なのでその力ってなかなか付けていけるものではないけど自分がやろうとしていけばある程度は出来ると思う。その為には、まず『こうしようと思った』という各自のアイデアが出てこないといけない。待っているだけでは攻撃は出来ない。自らの動きやアイデアを持ってプレーする事を考えていこう!!