今日は、テレビを付ければほとんどの番組で出るであろう『阪神大震災』のあった日です。もう12年にもなるんですね・・・早いものですが、あの時の事はしっかりと覚えています。
コーチが高校1年生の時でした。高校にも慣れ、生活も習慣が身に付いていたので朝はいつも5時半に家を出ていました。当然、冬は真っ暗だったし人は少なく、今の時代だと補導されるような暗い時間でしたね・・(笑) そんな中、その日も震災があった時間よりも早く家を出ていたコーチは高校へ向かう道端で地震を感じました(%ショック男%) 自転車で気付くぐらいなのだから相当のものであるのは分かりました。でも、出てきてしまっていた以上はとりあえず学校まで行こうと思いました。そして学校に着いて、校舎を見ると外観ではそんなに大きな被害はなかったのですが、後で中を見るとけっこうひびが入ったりしていたのです。そんな事もよく分からずにいつも通りに朝練をしていると、先生に呼び止められました。。。。
『こんな日に何で来てるんや!!』(%怒る男%)(%怒る男%)
と、えらい怒られました。意味が分からないコーチは即座に、『だって朝練があるんですもん』と答えました。すると、『とにかく帰れ!』と言われ、1時間と少しかけて通学した道をわずか30分で帰宅命令が!!(%ショック男%) これが辛かったです(%ショボ男%) また1時間半ぐらいの時間をかけて帰宅・・・。非常に地震の被害ではなく、自転車の往復に大変な思いをした震災の日でした。。。。。

そんな思い出もありながら高校を卒業して10年以上も過ぎました。。。月日の早さを感じる一方で、自分は後悔のない人生を送ってきているなぁ〜と改めて思います(%笑う男%) 自分の今いる立場を『ありがたい』と思える事って難しいですよね?確かに、それは気付きにくいものですが、一番分かりやすいのが、やはり『比べる』事です。自分は今の仕事をする前には、機械ばかりを触っている仕事をしていました。感情も反応もない機会相手にしていると、それこそ毎日が苦痛でした(%痛い男%) その経験があったからこそ今の生活を幸せに思えます。こんな生活をしたかったのだと思えます!!人がつながるありがたみやすばらしさを見た代表的な出来事が・・・そう!震災の後です。。。。
一度はボロボロになった街が今のようになるなんて誰も想像も出来なかったのではないでしょうか?ところが、そんな危機を救ったのが、
『人のつながり』
だったのです。お互いに励ましあい、助け合い、生きる勇気と希望を与え合った人達のがんばりや強さのおかげで今の何事もなかったかのような暮らしがあるのです。だから、そんな時にお金があっても買う物がないわけだし、お金持ちが優先される事だってないのです。そしたら一番の人間の強みは?ってなると、結局は『つながり』でしょう?コーチは今になってそれを改めて思います(%笑う男%)

人は人に助けられる。人が人を救う・・・とても大変な経験でもあり、多くの犠牲者を出した震災だったけど、人のつながりの強さを証明する大きな意味のある出来事だったと思います。FALCOのみんなにしたら、今のチームメイト、『親友』が大きなつながりだし、友達が人のつながりです。たくさん名前と顔が思い浮かべられる子は本当に将来も幸せになれる子だと思います。(勝手に自分だけが友達だと思ってる子もいるかもしれませんが・・・笑)
今日という日が無事にあるのも、震災を乗り越えた人々ががんばったからだと思います。みんなにはそんな話をしても伝わりにくいだろうけど、みんなの生活が何事もなく終われるのは、誰かがどこかで、みんなの為にがんばっているからなんですよ(%ニコ男%)(%ニコ男%) 電気、水道、などみんなを支える暮らしも『人』によって成り立っているんだからね(%笑う男%) だから、この日の機会にみんなで『人のつながり』を噛みしめよう!!そして、この今の幸せな生活が続くように、これからの未来を背負っていくFALCOの生徒には大きな期待をしています。勉強が多少出来なくても、運動が苦手でも、それでも・・・人である以上、多くの人と出会って、別れも経験しながら大きくなってほしいと思います(%笑う男%)
人っていいですよね・・・・・しみじみ思う今日の祐尾コーチでした(%笑う男%)(%王冠%)
