今週はテスト期間なので練習が出来ないのですが、その分今出来る事をやっています。今日は、加美中学校へ行って、川口くんの立正大湘南高校の願書を担任の先生に渡しに行きました。昨日、自分の元へ届いたので一日でも早く渡して安心させてあげようと思っていました。中には、過去に出たテストの問題集もあったので川口くんに届けようと思いましたが、授業中だったので担任の山本先生にお願いしました。それでも、せっかく行ったので先生方と、3年生のファルコの生徒の進路の話も聞かせてもらったりしました。その足で、前の日曜に靴磨き講座をしてからみんなに注文を受けた分の発注をしに、神戸屋に行きました。その行く途中に一期生の金高 慎太郎くんから連絡がありました。。。。その中で、
『12月27日から東京へ行きます』とありました。これは先日、作陽高校は岡山大会を見事に優勝したので正月にある全国高校サッカー選手権大会へ行く為です。この大会は野球で言う甲子園なので、高校生にしたら夢の舞台でもあります!!そこへ今は応援としてだけど、一員として参加する話を聞くと改めてすごい場所でサッカーをがんばっているんだなぁ〜と思いました(%笑う男%) そして、自分もその気持ちを慎太郎くんに伝えました。『君の後輩も今、君みたいになりたくてがんばっているぞ!』と。そしたら話題の中で、『僕、やっぱり変わりましたか?』と質問があったので、心の中(内面)が変わったよ。と言いました。口先だけの目標ではなくて、気持ちから強い意志を持ってがんばった事が一番大きな変化や!と言いました。

そして、慎太郎くんは続けてこんな事を言ってくれました。
『最初は何か真面目にするのも恥ずかしいのがあったけど、それが正しいと分かったら当たり前の事が当たり前に出来るようになった』
と。。。この言葉、自分にはとても深いものでした。そうなんだ!!とコーチは思います。本当はみんなにそれを理解してもらいたい。でも、分からないままに、コーチの教えは間違っていると思う子もいるかもしれない。バカらしくて真面目になんかやってられない子もいるかもしれない。だけど、やはり正しい事は一つしかない。最近いろいろと考える。コーチは中学生の時に、サッカーバカだと自分でも思っていた。周りからもバカだと思われたいたと思う。でも、コーチをそんなバカだと思っている友達の中で同じ時に夢見ていたものを叶えた人間がいるか?と思えばほとんどいない。もちろん結婚して環境も変われば生活だって変わる。でも、コーチはバカを貫いた。そして中学から夢を見ていたサッカーに一生関わる仕事をしたいと言う夢を今、実現させている。やはり、その夢を見る『信念・力』が一番大切なんだと思う。そう思って、今もずっとミーティングでも、レポートの返事でもそういった事を伝えようとしている。それを、『聞くだけ』で終わるか『変えよう』と思うかで随分変わってくると思う。一期生には、結局自分を変えるのが恥ずかしいまま終わった子もいた。その子は今になってもっとがんばっていれば・・・と気付いている。でも、それでもいいんだ。いつか分かればそれで遅くはないと思う。
でも!!
夢に挑戦出来る時間は限られていると思う。大人になってから夢を見るのは『現実』を見ながらだから、限りがある。今だからこそ見れる夢が一番純粋で、一番素直な気持ちだと思う。今、自分は技術がないからプロになりたいと言ってはいけないのか?そんなはずはない。誰にだって夢を見る事と努力をして叶えようとする権利は平等なんだ。

だから、昨日も小学生には言ったしきちんとした事がきちんと出来る子にならないといけないと思って注意をした。生活面から夢を見るだけの準備をさせていきたいのです。自分が関わったからって変わる子は少ないだろうけど、今年も3年生は全国に近い場所にいる高校へ行こうとがんばっている子がいるし、コーチが思う気持ちを理解してくれる子だっていると信じている。純粋に見ている夢を叶える為に純粋にがんばる事が一番難しい。少し嫌な思いをしたらすぐに諦める子・・・口先だけで努力もしない子・・・そんな子のほうが実際は多いからです。コーチは指導をしながらそのギャップによく悩まされる(%ショボ男%) 夢を言うからコーチは後押しをしようとする。なのに本人の夢なのに、誰かの責任にしようとする子が多い(%怒る男%) それは本人が意志が弱いからだ(%怒る男%)(%怒る男%)
誰の夢でもない自分の夢なら自分ががんばるしかないんだ。そして慎太郎くんが気付いたように当たり前の事を当たり前に思えるようになればいい。

今、小学校を全部回っているんだけど、自分は自分にしか出来ない事があると思っている。それを子供に伝えたいと思う。サッカーが好きな子に関わるのが一番自分はやりやすいのだけど、それよりも夢があってがんばろうとしている子に関わっていきたいと思う。その為にどうしていけばいいのかを伝えたい。競技は変わっても結局、トップになっていく人ってだいたい同じだと思う。生活面から普通に過ごす人よりも絶対に高い意識で生活を送っている。何が大切なのかを出来るだけ多くの子供に伝えたい。幸いにも、今の自分は幼稚園から中学生にまで関われるチャンスを地域からいただいている。そのチャンスを自分の生活を成り立たせる為ではなく、『自分の思いを伝える場』としても利用していきたい。サッカーがうまい、勉強が出来る。それだけで『立派な人間』にはなれない。それよりももっともっと大事な事があって、それにいつ気付くのか?です。
大切な事は辛い思いをしたり、苦しい事を乗り越えた時に案外分かるものです。でも、その辛い思いや苦しい思いをした時点で逃げ出す子のほうが実際は多いのです・・・そこを子供との信頼関係を持ってつなぐ大人にならないといけないと思う。そうなるには相当の我慢や根気がいる。でも、楽しいままに夢を見て実現させるなんて不可能なんだ(%痛い男%) 夢って簡単なものではないし、道のりが険しいからこそ夢なんだと思う。簡単に叶えてしまうのは目標であって、夢とは意志がないと絶対に実現は出来ない。そんな意志を育てる時間をこのファルコで作ろうと自分は思っている。そしてこれから生徒になってくれる子供達にも、そういう面をしっかりと指導していきたい。
自分はいい生徒に恵まれた。今までも今も。だからこれからもずっとそう思えるように自分との関わりがある子供にはきちんと思いを含めて伝えていきたい。微力ながらにも伝えられる事を探しながらがんばろうと思います。まだまだこれから!自分もみんなも!!毎日をがんばろう!目標と夢を持って・・・・(%笑う男%)
