考える成果。やろうとする成果! 11月14日!!

スクールはどうにか外でしたものの、中学生の練習は体育館で行いました。火曜日なのでミーティングからスタートをして今週の予定の確認と、今週のテーマなどを話しました。今週のテーマは先週の試合を見て思った事でもあるのですが、大会でもあった日曜日の試合では、やはりみんな緊張もあっていつもの力を出せていなかった。というかコーチが出させてやれなかったのもある(%ショボ男%) 試合は練習でやってきた事の裏づけがあって成果が出るものなので、練習で自信を持たせてやれていないから試合で緊張して力が出せないのだと思う。もちろん個々が緊張しやすい性格などもあるけど、チーム全体としてそういう状態であるのはコーチの責任だと思う(%涙%)

なので、今週は『考えさせる』事に先週よりもさらに重点を置いてやるようにします!!プレーの一つ一つ、動きの一つ一つに意味や考えがあってほしいと思うしそうしないといけない事を伝えたつもりです。でも、理解にも個人差があります。全員がいきなりとはいかないでしょうが、少しずつでも分かってほしいと思います(%笑う男%)

アップから一つ一つの動作を意識してやろう!と言いました。この動きをするのはどんな場面だろうか?そういう事を考える事は成果につながります。みんながやっている事をただ単にマネをする・・・形だけをマネしても中身に意味があるかどうかがすごく重要なんです。逆に決まったこの動作の中でも『自分だけの動き』を作れたらすばらしいと思う。コーチは最近、多く言葉にするのが『メニューはコーチが与える。でもやるのはみんななんだからどうしたらいいかは自分が考えよう!』と言う事です。一つのジャンプにしてもどうやったら高く飛べるのか?どうやったら遠くに飛べるのか?着地はどうやったらバランスがいいだろうか?など、考え出せばキリがないくらいに考えられる。どこまで細かく追求出来るかによってプレーの質が変わってくるものだと思う。

たかがアップ、されどアップ・・・です!!(%笑う男%)

アップをしてから基礎をしました。3人組でプレッシャーを掛けたり掛けられたりしながらやりました。ここでも、コーチは黙ってみんなを見ていました。目、表情、気持ち・・・コーチの目や心でみんなを見ました。真剣に。

すると見えてくるのです。本気でやっている子とそうでない子が・・・一番分かりやすいのが『笑ってやっている子』。こんなの誰が見たって本気でやっているとは言えない。でも、笑っていなくても目が本気かどうかも見れば分かる。そして、大事なのは『気持ち』です。ここは自分独自の判断だし、ここで言ってしまうと意識してやるだろうからあえて言いませんが自分の中で重要な気持ちの基準があります。それを持ってやっている子といない子も大きく差があります。途中でみんなに聞きました。

『どうして基礎をやるの?』『どうして3人組でわざわざやると思う?』と。
しっかりとした答えが返ってきました。みんなそれだけ良く分かっているのです!でも言葉に行動が伴っていない子がまだまだ多いのが現状です(%ショボ男%) でも、言いながら気付く子もいるはず。人が答えて気付く子もいるはず。そういった『自分で気付くチャンス』を与えていきたいと思っています(%笑う男%)

次に1対2をしてから、最後にメインの3対2をしました。最近は守備のほうが多い、2対3などをずっとやってきましたが、前の試合で大きな課題として見えたのが、人数が不利な時の守り方です。これは数だけを見れば3対2で攻めが有利なのですが、ここも考え方一つで状況を有利にする事だって出来る!それをみんなに考えてもらおうというのがテーマでした。

練習前に市位監督に守備のほうはお願いします。と主旨を説明して任せました。そして自分は攻撃のほうを担当し、見るようにしました。そして、最初は守備が本当にボロボロだったので、攻めにはある条件のみで攻めてもらいました。そして、守備がそこに気付いて対応するまでやってもらいました。なので、ここまでは攻めは『コーチが指定した形』なので個々の発想での勝負ではありませんでした。でも、そうやって決め事をきちんとこなしてくれる事で守備は市位監督のアドバイスもあって8分ぐらいで攻撃のやる事を理解し、対応してきました(%笑う男%) そして、そこからは『攻撃は個々のアイデア』に任せました。これが本来のあるべき姿で、攻撃は個々の発想があってこそ生まれるものです(%笑う男%)

守備はどうしたらいいかを考える事で、全員が理解をしてきた。だから攻めにやられた時に『今は何がいけなかったのか?』が全員が分かるようになってきた。この全体の理解こそが守備には大切な要素になります。守備に関しては一人がどれだけがんばっても守れないのでみんなで協力する為にもみんなで理解しないといけません。

守備が理解した事で、簡単に、単純には勝てなくなってきた攻めのメンバーは次にはその守備の裏をさらにつくような発想を出しました。この豊かさが攻めの醍醐味でもあります(%笑う男%) 考える事を出来るようになった守備は裏をかかれてもそこでまた考える。攻めはさらにその裏を狙う・・・このお互いの意識によって練習も試合も質があがるのです。今日は、とても有意義に練習を見れた(%笑う男%) 自分がやっているのではないけど、楽しかった。みんなが考えてやろうとしてくれたから(%笑う男%) この積み重ねが大事なんです!我慢の指導が少しずつ実を結んできたように思います。子供は考えています!それを理解し、認め、その上でアドバイスや修正をしていきたいと思います(%笑う男%) 今週にもまた試合は続くけどいい成果が出るようにみんなでがんばりましょう!!