今日はあいにくの雨の天気になったので、コーチは作陽高校の試合を見に行こうと思っていたのですが、雨での試合観戦は老体に厳しいので辞めました(笑) と言うか雨になると・・・あ!!道具洗わないと!!って話です(%ショック男%) グランドは乾く見込みもないのがこの写真です(%ショボ男%) なので体育館の予約をして、道具を洗いました。今日はその道具を洗ったコーチの気持ちを書こうと思います・・・
コーチがコーチをする前は『選手のみ』でした。だから自分がいつも使う道具に対して本気で大切にしていたか?となるとそうでもなかったと今では思います。ただスパイクに関しては本当に大切にしてきました。中学でも3年間で一足しか買わなかった。コーチは左利きだったから右利きの子に片足だけもらって履いていました。高校に入っても中学以上にスパイクを使う機会が増えた事でボロボロになるのも早かったけど、練習用と試合用にスパイクを分けて最初は当然二足買うので出費は多くなったけど、それでも練習用は安い3000円ぐらいのものだったし、一足ばかりを履いてやるよりもずっと長持ちします。片方履いている時にはもう片方を磨いたり手入れをしていました。そして今でも高校最後の試合で履いたスパイクを部屋に大事に飾っています。実はこのスパイクは人生でたった一度だけ『自分から親に買って欲しいと頼んだ』スパイクなんです!だからすごく思い入れもあって大切にしているのです。それまでは親がもうボロボロやから買っておいで、って言われてたので自分から買って欲しい、って言ったのは今までで、小学生の時とその高校の一回だけですね(%笑う男%)

そんなコーチも高校で『尊重性』を知りました。高校のサッカー部でも教えられた事で、自分の身の周りのもの全てを大事にしないと成果もない。と言われていました。スパイクを大事にしていたのはその意識もあったからだと思います。そしてそれなりに成果が出た自分はその尊重性の成果が身に染みたのもあって、このFALCOでもテーマにして指導しています。だから、今日みたいに体育館でやる時には使わせてもらう意識で、道具は絶対に洗うし、みんなにもボールを洗ってくるように言っている。ここを理解出来ない子は絶対にいい選手にはなれない。新しいスパイクへの興味は全員あって当然です。でも、その一足一足をどこまで丁寧に使えるか?が大事な所です。汚れたら汚れたまま?何も考えないで水洗い?破れたらすぐに新しいスパイク?こんな子いませんか?それは大事にしているとは言わないですよ(%怒る男%) 自分はスパイクがあるからこそいいプレーが出来るんだろ?そういう気持ちで毎日磨いたってバチは当たらないと思う。今度、全員にそういうスパイクの手入れの仕方を教えたいと思っています。もう一つ大切な話で、昔京都で選抜をやっていた時にホペイロ(道具係)の人と話が出来る時がありました。そこで聞いたのが、『道具を大切に出来ない選手はケガをよくする。サボる癖がある』と。やはり気持ちは生活面に直結しているって意味なんだとコーチをしている今ならその言葉の意味が分かります。だからこそ、今自分が教える生徒にはそういう面をきちんと教えていきたい。夏になんであんな合宿をするのか?そこにはコーチの思いが詰まっている事を将来分かってもらいたい。みんなは今、すごく大事な事をやっているんだと自覚してほしい。道具、施設、友達、時間・・・あらゆるものを大事にしてほしい。それはいい選手だけでなくいい人間にもつながる。同じ一生を生きるなら価値あるものにしてほしい。みんなにはたくさんの明るい未来があるのだから、今を本当に大事にしてほしいと思います(%笑う男%)
物を大切にする子は全ての結果につながる
みんなも大切に思う気持ちを常に持ち続けてもらいたいです!今日も練習がんばりましょう!!(%笑う男%)
