今日は朝から爽やかな秋晴れが広がっています(%晴れ%) 3年生も残す活動期間を後2週間として今は各自が進路へ向けての勉強等をがんばっています。進路は自分のなりたい未来や将来の為には欠かせないものです。進路を妥協する子は将来の夢もきっと妥協してしまうのではないかと思う。そんな3年生が今、がんばっている中で自分なりに思った事です。。。
最近、コーチとして初心に戻る事が多い。いろんなニュースや出来事を見たり聞いたりして考えさせられたりする。自分の経験からも思う事があったりする。自分は社の体育科に進学し、高校もしっかりと毎日がんばったと胸を張って言えるだけの努力はした。でも、中学校の時から社に行きたかったわけではなく、最終的な手段として選んだ場所、という感じだった。だけど、最近様々な子供を見て思うのが『場所がどうこうよりもどれだけがんばるか?』だと思う事が多い。自分のチームを見ても同じ事が言えるんだけど、『入ったらそれでいい』ような感覚でいる人が多すぎる(%怒る男%) 入ったら後はお任せ、と。問題なのは本人がどれほどの思いを持っているのか?なんです。そのギャップに最近は悩まされます(%ショボ男%) 目標は口にするけどその実際の行動はその目標に向かってされていないような事が非常に多く見られる。当然、各自が様々な問題や環境の中で悩みを抱えていてしたくても出来ないような事もあるだろう・・でも、例えばサッカーにしてもコーチが頼んでしてもらっているのではないし、やろうと決めた自分の気持ちが本当なら自ら言われなくても、やってやろう!!とならないといけないように思う。

塾にしても、サッカーにしても本人がやりたいと思う気持ちがないと成果は出ないものです。やりたくもないとしても『やらないといけない』と思えばまた違うけど。。。
どちらにしても、『やるのがしんどい』とか苦痛なだけの人には何をさせても成果は期待出来ないし、当然だと思う。自発的に思う気持ちがないと何をやってもダメ。それを最近強く思っています。サッカーをやる気がない子を好きにさせるのがこのチームではない。最初の段階で間違った認識をされると教える立場もしんどくなる。好きだから入ってきたはずなのに、入って好きになるように教える、ってのは違うと思う。極端な話、お金払ってるんだからしっかり教えてプロになるようにしてよ。と思われても本人がそうは思わなかったり、やらされた意識であれば成果も結果も出ないと思う。そもそも無名のチームからプロへ入るような子がいるわけだけど、そういう子はどうして入れるのか?普通に考えれば、本人がゆるぎない意志を持っていたからだと思う。そしてその才能を見抜く人がいるからだろう。プロの組織に入れば夢には近付く。でも、みんながなれるか?となると絶対になれないのが厳しい世界の現実です。そんなプロの組織の中でも最終的にプロまで行ける子は、本人が強い気持ちであるからこそ!なんです。

結局何が言いたいのかと言うと、最近でも子供にずっと言ってる『やらされた選手』になるな、と。やろうとした子にはそれだけの成果が絶対についてくると言う事が言いたいのです。場所がどうこうではなくて、本人の気持ちの大きさで将来は理想に近付いていくものだと思うのです。無名のチームだから、無名の学校だから可能性が低い、と思うのは言い訳であって、大事なのはその子達の『気持ち』なんだと言う事。みんなががんばる意識の中でないとがんばれないのは言い訳であって、一人でもやりたいならやる!そういう意識を持ってほしいし、そうなるような選手を育てたいと思う。勝つとか負けるよりも重要だと最近、特に思う。結果重視で過程を見ない人には理解の出来ない話かもしれないし、つまらない話だろうけど努力の過程を評価出来る大人がもっともっと多くならないといけないように思う。その場だけをしのぐ詰め込み勉強をしたってその場を逃れる為だけになってしまうし、それよりも不器用でも一切手抜きしない努力家のほうが自分は価値があると思っているし今の時代に減っている人間なのではないでしょうか?楽して儲ける。そんな人が多いから犯罪も多く、人を傷つける事を何とも思わない世の中になってしまっていると思う。しんどくてもやらないとお金をもらえない、成果が出ない。そんな理論が通用しなくなってきているのが悲しい。いかに効率良く、楽して成果を出せるか?そんな無意味な便利機能ばかりが世間では騒がれるようになってきたのが気になって仕方ない。人間が成長するのに、楽ばかりしてどうするのだろうか?効率って、楽をする事なのだろうか?不思議で仕方ない。なくても生活出来るのにないといけないように言う大人がいけないんだと思う。
古臭いと言われようが、自分は努力をしない人間を教えるのは好きではない。こんな時代になった今、変えれるのが泥臭い、古臭い考えの人間だと自分は思っている。いい時代にはそんな人間がたくさんいた。自分が汚れないようにするばっかりの人が増えたこの時代に、このチームから育つ人間は変えてもらいたいと思う。そんなん無理だと言われたらそれまでで、自分がそういう気持ちでやっていればきっと何人かには伝わるだろうし、その何人かのつながりで大きくなっていくと思う。諦めたらそれまでだから、進路に向けてがんばるみんなと同じく自分もがんばりと貫きたいと思う。不器用でもがんばればいい事がある。そう信じて、自分もみんなもがんばれるチームにしたいと思います。
