今日は午前の1,2年生の活動に引き続き、3年生は午後の練習となりました。これまた暑い中での練習だったのですが、遠征を控えた3年生には『考える・味方を助ける』事をテーマにしながらやっていきたいと思い、今日の練習はそういう部分を強調した練習にしました(%笑う男%)
まずは鬼ごっこをしました。鬼がタッチするのをみんなで逃げながらも協力し合うものです。これは見る・考えるが非常にいるゲームで、どうすれば自分は捕まらないで味方を助けてあげられるか??どんな鬼ごっこんにも、テーマがある以上、コツもある。それをいかに早く見つけられるかが重要です。最初はうまくいかないグループも少しずつ連動して鬼を困らせられるようになっていました(%ニヤ男%)

写真のように一人がコーンの間から浮きます。その子にしか鬼はタッチ出来ません。逃げるほうは、コーンへ浮いた子が行くと、そこにいた子が自動的に追い出されます(%笑う男%) そこをどうしても最初は自分だけ助かればいいように思ってしまうのだけれど、だんだん要領が分かってくるとみんなで協力して鬼を困らせられるようになるし、そこまでいくのが狙いでもあります。鬼が有利な鬼ごっこは正直面白いものではないし、どうしたら鬼に勝てるのか?逃げられるのか?を考えるのは必要な事です(%笑う男%)

次に、3色ゼッケンゲームです。最初はフリーで好きなように投げてから、条件を増やしていき、色も出す順番を決めていき、最後は同じ要領で足を使ってのパスをしました。これはものすごくチームが変わる為の練習で、3番目の動きと呼ばれる一つ前からの意識が芽生える練習です。これもなかなかうまく出来なかったのですが、時間を掛けて注意点などを説明していたら、ボールも人も動くようになってきました(%くもり%)(%星%)

今度は3色のまま、全体でパス交換しました。ここでも、頭を休めないようにするのと、周りが声で味方を助ける事が必要となります。なかなか指示するだとかしゃばるのが苦手な子が多いけど、こうしてやっていかないと結局はチームも自分もしんどい目にあうんだと言うのが分かった。だから、今は全員が意識を上げて、味方を助けるには?今何が出来る?そういう事を考えるようになってもらいたい。一人だけではどうしようもないのがサッカーでもある。個々の力が相手に多少劣っていても、協力出来るという武器があれば勝てる!!ファルコの仲間との思い出を作る意味でも、最後までこの部分にこだわって、全員がお互いを助ける意識を持てるようにしたいです(%ニコ男%)

最後は5対5のゲームをしました。でも、まだ今日はやったばかりの事だから最初の鬼ごっこをゲームで生かす意識は足りなかったように思う。結局、ゲームはゲーム。となっているのが今のチーム状態。ここを変えていきたいので、せっかくやった事が次につながっていくようにしていきたい。その為にも、一つの練習が何を目的とし、何を意味するのかを考えるようにしないといけない。3年生にはそこをうまく考えるようにさせたい。そうすれば練習も試合も結果が出るように思った。自分もまだまだ勉強の身。いろんな教えを吸収しながら、子供が成果を出せるように3年間の区切りを大切にして、これから勝負できる『基盤』を作っていきたいと思う。選手としても、人としても。
動物の中でも、人間が優れている力は『考える』事。その特徴を生かせるように、これから自分自身が練習の狙いを持って子供に伝えていきたいと思う(%笑う男%)
