今日は、とてもいい天気になりグランドでの練習となりました。昨日は体育館での練習で狭い中での1対1をしました。中でも守備のほうに重点を置いてやりましたが、今日は攻めのほうにも重点を置いて練習をしました。
明日から1,2年生の県のリーグがいよいよスタートします。それに向けてまずは『個々が負けない気持ちを出す』事をテーマにしたいと考えています。それを実行するのにはやはり1対1に強くならないといけないので、しばらくはこの1対1の局面にこだわり『個々の力』を磨いていきたいなと思います。外の風を受けながらまずはアップでしっかりと全体の声を出しながらやりました!!(%笑う男%)

アップをしてリフティングをしてから基礎をしました。でも、今日も黙って一年生を見ていたらいつも注意している部分が抜けていました(%ショボ男%) 明らかにやっている子とやっていない子との差が出てきています(%怒る男%) 声を出す。足を止めない。同じミスをしない、などいつもと同じ事が言われないと出来ない状態でした。基礎を終えてから、あまりにひどかったので集めて話をしました。。。
『一生懸命やる意味がまだ分からないか?』
と。試合でしか悔しがらない選手がうまくなるはずがない。練習からきちんと試合でミスしないようにがんばるのがうまくなる選手だし、練習には感情も入れてしない選手は試合で使うつもりはない。明日から始まる県のリーグはそんなに甘くない。試合ではいい動きをする。それだけでは絶対にコーチは満足しない。ファルコは過程を大事にするチームです。結果だけで判断はしない事をみんなは理解してほしいと思う。

次に、全員を集めて1対1の局面の話をしました。1対1には大きく分けて3通りある事を説明しました。①前向きでボールを持って仕掛ける状態 ②後ろ向きで相手を背負っている状態 ③ボールをもらう瞬間に相手がいる状態 です。これを一つずつやりました。まずはもらう瞬間から1対1をする練習で、言い換えると『ワンタッチで交わす』事です。わざわざ足元に全部止めて1対1をしなくても相手との距離を見て、近ければワンタッチで抜ける事を言いました。それを意識した形を2通りして次に移りました!

次は完全に背負った状態からの1対1をしました。これは守備にしたら『チャンス』がいっぱいあります。それを見逃さないように言いながらやりました。積極的にチャレンジしたミスに対してはしっかりと誉めるようにしながら、何回も繰り返してやるうちに、狙いのある守備や攻撃が自然と出来るようになってきました。そのまま、最後は前向きの1対1をして終わりました。ここでは攻めが有利な状態なのでそれを生かす為に早く攻めるように言いました。ここでは、もう誰もが必死になって負けたくない気持ちをしっかりと出せていました。練習からこういう気持ちで取り組む事がチームの成長へとつながっていくと思います。コーチが言わなくてもこういう雰囲気が出来るチームにしたいと思います。2,3年生と学年が上がるとスピードやパワーだけの差になるのではなく、そういう『気持ち』から違う所を見せてほしいと思うし、そういう先輩を育てていきたいと思います。

今日は、終わりの一言の瞬間、1,2年生が猛ダッシュをしてトンボを取りました!いつもは3年生が早くてそれが当たり前みたいになっていたけど、今日は本当に早かったし『やっとファルコらしくなってきた』と思いました。単に練習だけをやるチームではないし、こういう姿勢がいつまでたっても受け継がれていってほしい。上級生は楽をする‥そんな見せ掛けだけの上下関係なんて必要ないし、一緒に使った場所を一緒に整備するのは当然の義務。これは施設への感謝の気持ちでもあるし、その気持ちを取り合える雰囲気はコーチは大好きです!!(%笑う男%) いい事は残していく。いい意味の伝統をこれからも大事にしていきたいです(%笑う男%)
