今日の一言!『大人になって思う事』12月1日!!

今日も中学生はテスト期間の休みで、練習はありません。もちろん勉強をがんばってくれていると思います(%ニヤ男%) 今日、伝えたい事は『自分が大人になって思う事』です。コーチはコーチをしながら、選手もやってきたし、コーチするのも高校生以外の年代は全部見てきた。今、アミーゴの中でも年齢的に上になってきたからきちんとアドバイスするほうにも回っている。三つ子の魂百まで!と言いますが、3歳までにきちんとしつけをしておかないと大きくなるにつれ、言う事を聞かなかったり集団行動を乱すようになります。これは『精神的』なものですが、『身体的』には10〜12歳がゴールデンエイジと言われ、言われた事が即座に習得できる一生で一番すばらしい年代なのです。僕が教える中学生は『プレゴールデンエイジ』と言って、即座に出来る事はやや劣るけれどきっかけ一つで大きく変われる大事な時期です。ただ、中学生の年代は精神的に不安定で変化はいいほうばかりとは限りません(%怒る男%) 『思春期』は気持ちが不安定になるので落ち込んだり、怒ったり、傷ついたりの感情が多くなります。サッカーでは一番伸ばしてやれる時期でも、そればっかりに集中して『心のケア』を怠ると、『ただのサッカー選手』になります。サッカーしている時間だけやってればいい‥これでいいのでしょうか??そのままではサッカーだけ、すら出来なくなるはずです。そして何をするのもバカらしくなったり、見た目だけのカッコをつけたくなって校則違反をしたり‥‥。
 結局、この年代は精神面、身体面のどちらも適当に指導したり、どちらかだけを指導しているだけでは『一人の人間』として成長させてやれないはずです。子供は素直なだけに『この人は一生懸命やってくれてるなぁ』と分かるはずです。だからこそ、僕はFALCOの指導者になってからきちんと生活態度から変えるようになりました。素直な子供を裏切らないように努力をしています。

難しい話になりましたが、これはもちろん大人になってから分かった事です。子供は指導者を信じて、その人が正しいと思って付いていくものです。だからこそ、指導者は『大きな責任』があるのです。自分の一言、一声、行動で子供の将来を左右する事だってあるのです。今見ている中学生の年代は本当に難しく、悩みは尽きませんががんばっているからこそ悩みは生まれるものだと思うし、悩みがあるからこそ人は成長すると思う。そう思う大人になった自分が子供にしてやれる事は『人間の基盤作り』です。集団スポーツには人を成長させるたくさんの要素がある。挨拶、気配り、気持ちを伝える、同じ目的に向かう、ライバル心などがある。他にもたくさんある。
 FALCOがサッカーのクラブチームなのに、何故決め事が『挨拶はしっかり握手で、靴のかかとを踏まない、シャツを出さない』なのかが、これを見た方には多少なりとも伝わったと思う。FALCOはただ、サッカーをするチームではありません。大人になったからこそ分かる事。それは自分が後悔してきた事を子供にさせないようにする事や、どうしたら『いい人間』になるかを伝える事が大事だと思う。大人は子供を成長させる義務がある。その義務に大人が重みを感じるべきだと思う。子供の本気に大人が適当にならないように、一緒に成長する気持ちが欲しい。全ての子供に、ではなく『自分』の子供に対してまずは真剣に向き合って欲しいと思います。FALCOに入るのがベストだとは言いませんが、本気の気持ちで選んでくれた親子には絶対に後悔のない3年間を過ごせるように全力を尽くす事を約束します!これからも『いい人間』を追求していきたいと思います。