今日の練習のテーマは『DFのチャレンジ&カバー』です。しっかりとマークの確認に加えて味方のカバーを出来るチーム作りを目指しています。このチームには戦術をある程度理解させたほうがうまくいくと思い、北播フェスティバルからの反省をふまえて課題となった守備に重点を置きました。寒くなってきたので、アップの時間も少しずつ延ばし、体をしっかりと温めます。個人の意識で変えられる部分はどんどん良くしたいので、姿勢をしっかりと整える事を意識づけさせます。

次はリフティングです。たまたま整備した後の荒れた場所が狭く『丸ちゃんエリア』とし、ここから出ないようにしてな!と冗談半分で言ったのですが、見事この場所で500回集中しました(%王冠%) もう、多少のハンデや条件ではミスしないだけの集中力がついてきました!!今日は2年生は3人だけミスしましたが、残り全員500回でした。気持ちを切らさない事は重要で、このリフティングで20人全員と1年生3人の全員が500回いく日が楽しみです!卒業までに実現したいですね(%笑う男%)

基礎では『呼ぶ声』をテーマに言いました。このチームは変な照れで声が出ない事が多いので、今日は投げる子が目をつぶり、呼ばれたら目を開けて投げるようにしました。これによって声の大きさが増しました。でも、そこを当たり前のラインにしないといけないし、試合では相手のプレッシャーがあってなかなか味方の声が聞こえないので、練習から『自分の声』を意識させる事は大事です。積み重ねで成果は出ます。自然に腹から気持ちの入った声が出るようにがんばりましょう!!

今日のテーマを意識したメインの練習が2対2と3対3でした。同じ人数の中でうまく味方と協力する事が大事で、まずは2対2で、DFが『我慢』する練習をしました。守備のほうから仕掛けてしまうと相手の思うツボだから、ジッと我慢する事で『ミスさせる』意識と『時間をかけさせる』事が大事です。試合では、時間がほんの5秒かかれば一人がフォローに戻ってこれます。だから、焦らずに対応し、攻めを焦らすぐらいの気持ちを2対2では作ってもらいたいです。一人が必ずボールに当たり、もう一人がカバーする。この動きを徹底させていきたいです。

最後は3対3です。一人増えると言う事は『しゃべらないといけない人数』も増えると言う事。一人や二人では声がなくてもある程度出来るけど、3人以上になれば『声』も立派な技術の一つです。3人の誰もが一番後ろになって指示出来るのが理想ですが、今日はとりあえず動きのほうを重点的にして、誰か一人が一番後ろに帰る動きを説明しました。頭に柔軟性を持たないと難しく聞こえるのですが、やわらかく考えると、『一人の動く量を減らしリスクを減らして奪う』のが、この説明する形です。最初から出来るはずがないので、少しずつやっていきたいし、何より質問してくる子の回数が増えたのがいい!!やろうとしたら解決しようとするもの。一人で悩んで答えが出るならそれでもいいが、相談したほうが早く解決できる事のほうが多い。みんなで話したり、コーチもみんなの考えに『なるほど!』と思う事がある。だから、みんなで『FALCOの形』を作っていこうな!!