『当たり前』とは‥ 8月20日!!

1+1=2
みんな知っている当たり前の計算式です。小学生になると、計算も掛け算や割り算とどんどん難しくなります。中学校に入って難しくなる勉強になかなかついていけない、と言う子はたくさんいます。小学校の間に100点ばっかりの子が中学校に入って全く分からない、なんて事はないと思う。それは、中学校の勉強は小学校の応用が多いからです。もちろん中学校から新しく習う事もたくさんあるけど、基本を詰め込む要領が分かっていればそれはすぐにできるんだと思う。その場限りの暗記では身に付かないという事。その時だけを乗り切るやり方は後になって大きく『差』となって表れてしまう。

 と、話はいきなり勉強でしたが、これはサッカーでも全く同じ事が言えると思う。基本がない選手にいきなり戦術を教えても対応しきれないと思う。基本の積み重ねが次のステップに役立つと言う事だ。では、サッカーの1+1=2 て何だろう?それは、『見る』 『蹴る』 『止める』 だ。止まった状態ならみんな100%出きるだろう。でも、これは練習の中で通用するもので、試合にはすぐに応用が必要になる。それは『相手からのプレッシャー』だ。これがなければ、全員ゴールまでいけるだろう。でも、そうはいかないのがサッカーであり、スポーツだ。

サッカーを全く知らない子にいきなり、『フェイント使って相手をかわして、キーパーに取られないようにシュート決めてこい!!』と言ってできるでしょうか??まず言葉の意味すら理解できないでしょう。では、みんなは?同じ質問されたら、まずはイメージできるでしょう?得意のフェイントしてかわしてキーパーのいないコースにシュート‥これは、出きる技術があるからこそ、イメージできるのです。このイメージが出来ない子はつまり、『基礎ができない子』なんです。最初はみんなできないところからスタートし、一つずつ覚えるのです。ドリブルし、相手を抜く楽しさを覚え、相手を欺く(あざむく)フェイントを覚え、シュートも正確に狙った所へ蹴れるようになればキーパーを見る余裕ができる。一つずつ基礎は積み重ねてきているのです。プロの選手だって最初は『だんごサッカー』から始めたのです。いきなりできないから練習していくのです。できない事は恥ずかしいのではなく、やろうとしないのが恥ずかしい事なのです!!

当たり前の事を当たり前にやる‥コーチの好きな言葉です。当たり前の事が最高ラインになっている子はコーチにしたら一般レベル。下校時間、登校時間さえ守ればギリギリでもいいのか?それは校則は守っている。でも、そんなレベルで満足していてはいけない。FALCOは意識の高い集団を目指す。当たり前の事が最低ラインになるように!!そうすれば、かなり成果も変わる。夏休みの宿題、全部出すのは当たり前!それがどれだけ早くできるか、だ。全部出して満足している子。レベルが低い(%怒る男%)

意識レベルを上げよう。自分の知らない『自分』が出てくるはず。きちんとやる子はどんな時もきちんとできる子。そんな選手になろう!一流のサッカー選手ではなく『一流のサッカーマン』になろう!!