武庫山の森づくり 会報(№58)2010年3月1日発行

【活動報告】
●2月7日(日)
最高気温予測は9℃、降水確率は10%以下、さらに無風と絶好の作業日和に体験参加を含めて26名の方が参加されました。
 作業は前回の続きで伐採グループ、補修グループ、整備グループに分かれて行ないました。伐採グループは塩谷川ルート中腹のヤシャブシの伐採やルート北側の常緑樹の伐採をしました。ヤシャブシは急斜面にあり、チルホールで固定しながら作業し目標どおりの安全な方向に倒しました。
今のうちに切っておけば春には萌芽枝が伸びてくることでしょう。また、湿地近くのカの木が倒れていたので、それも処分しました。
補修グループは横断作業道の土留めネットの点検を行ない、ネット下部にくい打ちをして更なる補強を行ないました。
不法投棄されていたタイヤも土留めに利用し補強をしました。
また、塩谷川ルートの直登ルートを変更するため遠回りながら緩やかな登りルートの道作りを始めました。整備グループは前回までの作業で明るくなった塩谷川ルート中腹にクヌギ1本とセンダン2本を植えまた。 また、竹林に上がっていくルート際にイロハモミジを3本植えました。
湿地にはタップリの水があり、カエルの産卵を待つばかりです。

●2月20日(土)
 寒の戻りで最高気温予測が2週間前と同じ9℃ながら風はなく日光をうける 
 と暖かく感じる作業日に27名の方が参加されました。
 作業は前回と同じ様に3グループに分けて行いました。
 伐採グループは塩谷川ルート入り口少し上の急斜面にあるヤシャブシを伐採しまし た。少し高めの位置で伐採し、萌芽を促し本体は生かすようにしました。
 補修グループは、塩谷川ルートの迂回ルートをつくる作業を前回に続いて行い迂回路 がほぼ完成しました。いつもながら見事な出来栄えです。昨年と様変わりした湿地に は武庫山の春の使者であるカエルが産卵していました。
 水が濁るので拡大作業はしばらくの間は中止にすることにし、湿地土手の補強と上 流部の枯れ草の整理を行ないました。そこに日陰を作るためにイロハモミジなどを植 えました。気温が低いだけに休憩をしていると寒さが身にしみてきます。休憩もそこそ こにして作業を再開し、その分作業は早めに終わり、道具を整理し無事故を確認
 し早めの2時半頃に解散しました。

【連絡・報告事項】
●新入会員
 五十嵐力さんが入会され、会員数は49名になりました。
● 会費納入のお願い
4月より新年度に入り活動は6年目を向かえます。会費(1,000円)の納入を
お願いします。もし、ご都合により退会される場合は、その旨を村上までご連
絡ください。(0797-77-0184)
 ●「兵庫県立人と自然の博物館」4月の催しもの
 ①気ままに植物ウォッチング
 日時:4月8日(水)10:00〜15:30 締め切り3月24日
 場所:猪名川町銀山
 講師:黒田有寿茂
 ②春の万博公園植物観察
 日時:4月16日(木)10:00〜14:00 締め切り3月25日
●「ひょうごみどりの白書」
 兵庫県農政環境部より、兵庫県の農林水産業・農山漁村についての理解と関心を
 深めることを目的とした冊子「ひょうごみどりの白書2009」 をいただきました。
 興味ある方はご連絡ください。
●阪神北県民局の作業
 懸案になっていた道路際の高木などの伐採や枝落し作業が3月に県民局の作業
 として行なわれます。作業後の維持・管理は当会が担当することになります。ご
 協力をお願いいたします。
●クヌギを植栽しよう
 日時:3月14日(日)10:00〜
 場所:川西市黒川
 内容:クヌギ苗の植栽(2000本)
 申し込み:3月3日まで 定員100名(メールまたはFAXで申し込み)
主催:茶道文化を支える森づくり実行委員会
●3月の予定
①荒れている散策路の整備をします。
②枯れ松、不要樹木の伐採をします。
③湿地、育樹畑の整備をします。
●今後の活動予定
3月7日(日)、20日(土)4月4日(日)、17日(土)

当日の天候による活動の実施、中止の連絡はしません。各自で判断され無理のないご参加をお願い致します。但し、午前7時前のNHKの予報で、降水確率が午前、午後のいずれかが50%以上なら活動は中止とします。