民政移管後のビルマ:開発事業がもたらす環境・人権への悪影響

関学で開催された、秋季人権問題講演会に参加して来ました。
ビルマ情報ネットワークディレクターで、米国弁護士の秋元由紀さんを招いて、
『民政移管』後のビルマ:開発事業がもたらす環境・人権への悪影響」という内容で
行われた講演会でしたが、今まで知らなかったビルマの現状を知ることができる講演会でした。

民政移管により、国が良い方向に進みだしたニュースはたくさん耳にしますが、
その裏で今なお抑圧されている人々が沢山いるという事実を伝えてくださりました。

開発の被害者としてビルマの人々(特に山岳地の少数民族)が置かれている状況はもちろんのこと、
日本がある開発における20%近い権益を所有していること、
また、ビルマ難民の方と接する機会がありながらもその事実を自分自身が今まで知らずに過ごしてきたことに強い憤りを感じました。

大学図書館ホールでは、写真家:宇田有三氏(http://www.uzo.net/)のビルマの写真展が行われていて、明日の15:10〜はトークセッションがあるようです。

時間がある学生の皆さんはぜひ参加してみてください!