2007年、畑の周囲に植えた防風林は、今、7mに育つ

図の奥に見えているが、2007年、ウリジ兄宅のトウモロ畑を守る防風林用に植樹したのが7mに成長した。
 兄は、2009年、GBA合作社へ貸し付けた資金で、トウモロ畑を倍増させ、その後、その飼料を羊200頭増で自家消費に回した。トウモロ栽培と畜産とは、林育成も、補完関係にあるため、経済的に有利な順に拡張投資をした。木は、当初80元/m3であり、値段は上がると予想したが、実際には1/3に下落して、経済的刺激は減ってしまった。木の燃料利用も、政府が礫炭を無償配布したため、進まなかった。牛と羊、そして飼料の値段の順に上がった。今後の値段の季節的、年次的な動きの予想が重要な課題だ。