川西市南地域包括支援センター介護予防教室最終日

7月22日(金)13:30〜15:00 西久代会館 介護予防教室(%晴れ%)(%晴れ%)

昨日にひき続き、南地域包括支援センター主催の介護予防教室(別名 いきいき元気倶楽部)です。今年度7回目の最終日で、今日は自衛隊病院南の西久代会館です。
この予防教室は、参加すると、健幸マイレージポイントがいただけるんですよね。ポイントが貯まったら川西特産のいちじくとかに交換してもらえるとか。
「行こう!」と暑さの中、男性2名を含む12人の方が参加して下さいました。 
最初は、ちょっとお勉強。きららスタッフYさんによる認知症予防講座。今日からできることなのでと話したところ、自治会で皆さんに話すのでと、男性福祉委員さんがしっかりメモをとっておられました。

さあ、スリーA 脳トレゲームの開始。

指体操 リーダーはYさん。
両手の指を1から10まで折っていく体操。「上手に出来ました」というと、皆さん照れ笑い。笑いの効用を話した後だったので、いいですねとリーダ−から声がかかります。
次は最初に右の親指を折っていくのは、なかなかの出来で、ビックリ。特に男性が出来ているのに!??と思ったら月に1回地域のふれあい広場でやっておられるとか。納得です。では左手もと やってみると、皆さんかなり苦戦しておられました。

数え歌、グッパー体操
いつもされている方も多いらしく、スムーズに進行しました。
 
でんでん虫 
お家が縦になる方がおられて、大笑い。 でんでん虫も安心して寝てらおられませんね。

茶つぼ
皆さん概ね上手にされていましたが、初めての方には難しいゲームですね。
どのリズムでもそうなのですが、1度間違うと元に戻れなくなるので、混乱されてしまう方がいました。

リズム体操 リーダーはTさん (%音符1%)(%音符2%)
2拍子は「もしもしカメよ」です。Tさんがリーダーをした前日の教室に引き続き、今日もまた2番からの歌詞がわからなくて盛りあがりました。あーだ、こーだとちょっとしたおしゃべりタイム。これはこれで結構楽しかったですよ。
3拍子も、一番の「海はひろいな大きいな〜」のつづきがわからないので中断。確認して再開。簡単バージョンで「故郷」
4拍子は「富士山」で。お隣さんの肩を拝借で、ちょっと姿勢がとりにくい方もおられました。

お手玉回し 
お手玉を手にすると、懐かしそうに「おじゃみの中のあずきから芽が出て、中味がばれて叱られたことあったわ。物のないころの話よ」とおじゃみにまつわる思い出ばなしで始まりました。
「えっさ、えっさ」と右に順送りする回しも、替えてもほとんどつまずくことなく進みました。そのうち落とした方もいて2個が何回か回っていたはずなのに最後は何故だか皆さん1個ずつ持っていて、お金持ちになった方もおられず、上手に調整出来ていました?。

どじょうさんゲーム 
ご自宅の水槽でどうじょうを飼っている参加者さんがおられて、これまた大盛り上がり。 「みんなで 見に行くわ〜」の声に 「えさをやっとらから死んでしまってるかもしれへん」「ハイ」の掛け声を3人の方にして頂きました。みなさん上手。最初はつながっているところが多かったのに、だんだんと逃げ足が速くなってイキがいいこと。

冷たいお茶で一服。

言葉集め リーダーFさんに交代
「か」ではじまる言葉で、お試し。2周目は近くにスーパーで夕食の買い物用にと「夏野菜」を。これは失敗。いまどき、季節にあまりこだわらない。おまけに果物も野菜もなんでもありで、???が続いたりして。
しきりなおし。さきほどのリズムゲーム3拍子で話題になった「海」の二番の歌詞 「行ってみたいなよその国〜♪」にちなんで 外国の国めぐり。時勢を反映して「トルコ」「ベルギー」から「13回も行っているから中国!」(お墓まいり」だそうでと)、コロンビアなんて、難しい国も出てきました。

シーツ玉入れ 
(%赤点%)(%緑点%)(%紫点%)(%緑点%)(%赤点%)
男性参加者さんの 「よくこんなの考えたな—」との一言をいただいた、いつも賑やかなこのゲーム。「さくら」対「梅」の対戦。 1回戦はさくらチームの圧勝で、2回戦は梅チームの勝ちで仲良く引き分け。

じゃんけんゲーム (%王冠%)
1本1万円に相当するリボン獲得をめざしてのじゃんけんゲーム。優勝者さんは、勝ち抜いて75万円もの大金をゲットされたことにびっくりされたうえに、マイクで使い道までインタビューされて、返事に四苦八苦。大笑いのフィナーレとなりました。

参加者さんの感想一言。
Aさん:ふれあい広場でも活用します。
Bさん:運動やゲームは1人ではできない。みんなとやれてよかったです。
Cさん:頭だけでなく、顔の予防もできました。(しわが伸びた?)
Dさん:皆と笑えてよかったです。
Eさん:認知が半分くらい出てたんだけど、今日でもとに戻りました。
Fさん:用事でおそくなって途中からしか参加できなかったけど、楽しかったです。来てよかった。
Gさん:他の方から「ふれあい広場にも出てきてね」に、「え、行きます」。

Gさんは、今日の参加が、認知症予防に大切な、「他のかたとコミュニケーションを持つ」 きっかけの一つになったようです。 この事業は、地域包活支援センターが、1人でも、1回で多くの方々が家の中から出て来てきていただく機会をつくろうとして企画しているものです。
 きららがそのお手伝させていただけることを嬉しく思いました。 (報告 古田)