「槇原敬之 Concert Tour 2022 〜宜候〜」

7月22日(金)。

大阪国際会議場メインホール(グランキューブ大阪)

で開催された、マッキーこと槇原敬之さんの

コンサートツアー最終日に行って来ましたぁ〜(^0^)!

感動が冷め止まぬうちにその感想を

個人的な日記のような感覚で今日中に記しておきます。

・・・この言葉に出来ない感謝感激感動の念を

どこからどのように記せばいいのでしょうか?(笑)

またまたいろいろあった

マッキーの3年ぶりのコンサート。

マッキー再復活の喜びの感動がまずあり、

最新アルバム『宜候(ようそろ)』の全曲を

歌ってくれただけでなく、合間合間で、

過去の名曲をたくさん歌ってくれ・・・

私がそれらの歌をリアルに聴いていた、

中・高・大学生の時代、そして社会人になった

20代の頃に一瞬でタイムスリップしたかのような

不思議な感覚を味わいつつ“時間旅行”を

コンサート中に何回もし、その度に感無量で涙、涙、涙。。。

特にアンコール3曲目の『君は僕の宝物』は

高校生の時に、生まれてはじめて買った

アルバムCD、そのものであり、

生まれてはじめ行ったコンサートもマッキーの

『君は僕の宝物 TOUR’92』だったために

思い出がありすぎて、号泣。。。☆

途中10年くらい空いてますが、

14歳の冬から現在45歳までのおよそ30年の時間を、

マッキーの歌と共に生きてきて、

私は本当に幸せ者だと、今までで人生で一番の

幸福感に今日、ひたっていました。

昔マッキーの歌を聴いていた時は

いろいろな悩みがあり、苦しんでいました。

このコンサート会場に行く前にある用事があり、

会場近くのある場所に寄ったのですが、

20代後半にその場所あたりにご縁があり、

そこで人生最大級の辛い出来事を体験し、

その道を歩くだけで、当時の私の想念が

今の私に襲いかかり、苦しい想いを瞬間的に味わいました。

が、あれから20年近く経った今、気づいたことは

「あの時の私(の辛い体験)が今の私を作っている」

という客観的事実でした。

忌み嫌い、思い出すのも避けて通っていた

過去の私と向き合い、和解した瞬間を味わいました。

今ではあの時の出来事を素直に反省懺悔し、

未来に活かそうと前向きに捉えることが出来ています。

その過去にご縁のあった場所の近くにあった

小さな教会は今もあって、

私の過去の記憶では冷たい冬の雨とどこか寂しげな

夜のイルミネーション風景でしたが、

今は美しいお花と光があふれた、あったかい場所に感じられました。

あの悲しくて苦しい、絶望のふちにあった時も、

私の側にはマッキーの歌があり、

私はその歌に心寄り添われ、励まされて

何とか日々を生き、そしてここまでたどり着きました。

加えて、多くの方々の支えがあって、

今の私があるということも、

このコンサート中の“時間旅行”のおかげで、

再度気づくことが出来ました。

一人でちゃんと生きていたつもりが、

じつはそうじゃないってことが分かり、

過去お世話になったみなさま、

日々お世話になっているみなさまに対して

感謝感動の、鮮烈な気づきと涙腺崩壊の時間もありました。。。

・・・あの時の私は、

「自分にはいつも“何か”が足りない」と思い、

その足らないものを追い求め、いろいろなものを欲していました。

が、30代になる前に

【本当に幸せになるためには、“何か”を得るのではなく、

今持っている“何か”を捨てなければならない】

ということに気づき、四国遍路というご縁と出合い、

巡礼修行にその答えがあると観て、

30代はひたすらそれを実践し、

そして40歳に行ったスペイン・コンポステーラの巡礼路上で、

ある一定の答えを掴んだ次第です。

それから暫くは「“幸福のしっぽ”を掴んだ!」という感覚があり、

今では“しっぽ”ではなく、そのしっぽからいよいよ

中心部を掴んだ!という手応えを観じています。

一方、前回2019年/3年前の8月1日に大阪であった

コンサートに行ったのですが、その日の朝、

私の父が熱中症で意識がおかしくなり救急車で運ばれ、

一緒に乗ってついて行きました。

搬送先の病院で、適切な処置をして頂き、

意識はすぐ戻って事なきを得、おかげさまでその日の夕方、

マッキーのコンサートに気持ちよく行くことが出来ました。

翌日、その熱中症で意識障害を起こした遠因が

脳に転移した肺がんだと分かり、

それから父の肺がん治療がスタートしたのですが、

結局3回目の脳の転移で昨年8月にみまかられました。

今日・22日にマッキーのコンサートに行ったのですが、

明日・23日に父の一周忌の法要が行われます。

早いものです。。。

マッキーは恋愛の歌(ラブソング)もステキですが、

最大の魅力は「ライフソング」(人生全般の歌)を歌われるところです。

アルバム『宜候』の中に『悲しみは悲しみのままで』

という歌があり・・・

>悲しみは悲しみのままで

>胸に抱いて歩く方が

>君と一緒に歩いている

>気持ちになれると知ったから

>君と同じ名前がついた

>悲しみと歩いていこう

という歌詞があります。

マッキー自身も、この3年の間に、大切な人(存在)を

複数亡くされたそうで、無理やり前を向いて、

忘れるように元気よく過ごすのではなく、

「悲しみ」という気持ちですら、

自分の大切な方が遺してくれた【ギフト】だから、

それを無視したり捨てることなく、

ちゃんと自分で持って一緒に生きて行こうという歌です。

辛いこと、苦しいこと、悲しいこと。。。

そんなものですら、自然体に味わって

生きていこうということでしょうか。

ということで、これからも亡き父と共に歩いて参ります。

コンサートの最後、アンコールの4曲目で

「チキンライス」という歌が来て、最後まで泣かされました。。。

この歌はかつてダウンタウンの松っちゃんが

自らの体験(想い)を歌詞にし、それにマッキーが曲をつけ、

同じくダウンタウンの浜ちゃんが歌った親孝行の名曲です↓

https://www.youtube.com/watch?v=-9ptcxin3Ks&t=32s

前日・21日も同所にてマッキーのコンサートがあり、

ファンクラブ特典で、その日の方が前の席を

GET出来たのは間違い無かったのですが、

マッキーの再度の船出をこの度のコンサートツアーの最終日に、

会場に集まる方々と共にお祝いをし、

ますますの幸福をお祈りをしたいと強く思い、

あえて最終日を選びました。

ま、この日であっても、肉眼でちゃんと見える

ギリギリの席が当たって、良かったです

(通路側でしかも前席は誰も座ってなく、とても快適な上、

マッキーの全身がキレイに観えました)。

コロナ渦の影響もあってか、ところどころ空席がありましたが、

ほぼ満員でした。さすが、地元大阪・高槻出身のマッキーです。

それにツアー最終日だからと、全国の私よりもディープな

マッキーファンが多数お越しになられていたようです。

私の身の回りには、私レベルまたそれ以上の

マッキーファンは1人しかいない

(しかもその子は台湾在住)ので日々、ディープな

マッキー談義する人がおらず寂しい思いをしておりますが(笑)、

マスクごしに観る観客のみなさんは、

とってもステキな目の輝きをされ、

「本当にマッキーが・・・マッキーの歌が好きなんやなぁ〜!

私と一緒でめっちゃ嬉しい!!!」と感動しっぱなしでした。

私の身の回りにはいないですが、

この大阪・全国にはたくさんのディープなマッキーファンがおられ、

本当にうれしいです。

今回のコンサートツアーの『宜候(ようそろ)』は、

航海用語だそうで、

「船の舵取りが良い、この方向のまま進め!」という意味だそうです。

>さあ行こう

>海原へ船を出すんだ

>さあ行こう

>大好きな歌が聞こえるよ

>たどり着きたい場所は

>心がもう知ってる

>航跡を振り返らず進んで行こう

>ヨーソロー

>ヨーソロー

マッキーを始め、演奏者のみなさま、

コンサート会場のスタッフのみなさま・・・そして

私と同じマッキーファンのみなさまの、

明日からの人生の【宜候】を、心からお祝いし、

明日からのさらなる幸福をご祈念申し上げて帰って来ました。

コンサート最終日ということで、

他の会場よりも一曲多く演奏いただき

(アンコールが4曲もありました!)、本当に最終日に行って良かったです。

これから人生も、マッキーの歌と共に、マッキーを応援して参ります。

ありがとうございました。

ほんと、号泣しっぱなしで今、頭がぼーっとしてますが、

心晴れやか。冴え渡ってます。

明日から、ますます命燃やしてがんばります。

ヨーソロー!!!

【個人的メモ/本日のセトリ】

1 introduction〜東京の蕾〜

2 ハロー!トウキョウ

3 どんなときも。

4 悶絶

5 遠く遠く

6 特別な夜

7 東京DAYS

8 悲しみは悲しみのままで

9 足音

10 Counting Blessing

11 花水木

12 わさび

13 なんかおりますの

14 HOME

15 虹色の未来

16 僕が一番欲しかったもの

17 好きなものに変えるだけ

18 世界に一つだけの花

19 宣候

<アンコール>

20 Home Sweet Home

21 Love&Peace Inside?

22 君は僕の宝物

23 チキンライス